靴の修理実習6月

2018-06-29 14:09:52 | 日記

靴の修理実習

マイスター1年コースは、来週が第1回中間試験です。
試験は、筆記試験と実技試験を行ないます。

4月からの3か月間で行なってきた、靴作り、靴の修理、アインラーゲン調整
がきちんと理解してできているか試験で確認します。

全員が試験に合格できるよう練習を重ねています。

試験はたいへんですが、靴作りは遊びではないので仕事としてできるように
真剣に取り組んでいます。

特に靴の修理は時間が勝負ですので、ゆっくりできても意味が無く、
規定の時間内にできるかがポイントです。

 最終的にはドイツマイスター学校の試験に合格できますよう
今から徹底的に練習をしています。

 


オーダーシューズ 先芯

2018-06-11 19:00:01 | 日記

オーダーシューズ先芯

現在、オーダーシューズの先芯部分を作製しています。
こちらの写真はレザーで作った先芯です。
レザーを炙ってから表面を削ります。

オートペディシューズの場合には、先芯に熱可塑性のマテリアルを使い、
熱で変形をさせていきながら形を作ります。

先芯の役割は、足の指を守ることと、靴の爪先部分の形状を保つことです。
その為、形は足指全体を覆うようにつくり、
靴が曲がった時に足に食い込まないように形状を工夫します。

先芯が出来上がると、表面に鹿のりを塗って全体を釣り込みます。

釣り込みが終わったら次はRahmenです。


オーダーシューズ シャフト作製

2018-06-06 19:13:05 | 日記

オーダーシューズ シャフト作製

現在マイスター1年コースでは、オーダーシューズを作製しています。

はじめは、比較的簡単な既成の木型を使用して、
基本となるブラッチャーの靴を作るために、型紙を作り、
革を裁断し、アッパーを縫製しています。

オートペディシューマイスターが見本となる靴作りを説明して、
その後に生徒が作っていきます。

整形外科に基づく靴作りは、左右の足が異なる方にも
左右の靴が同じように見えるように
アッパーをきれいにつくるところから始まります。

健常者だと1足の靴を作るのに型紙は1つですが、
オートペディシューズの場合には、1足につき4つの型紙が必要となります。

最終的にはこのオートペディシューズが作れるようになるまで
勉強をしていきます。