ドイツ伝統的な靴作り

2018-05-26 11:32:53 | 日記

ドイツ伝統的な靴作り

マイスター1年コースでは、希望者にだけ昔の伝統的な靴作りを
教えています。

現在のフロイデには、様々なタイプのマシンがあり、靴を作るためには
マシンを使用して作っていきますが、100年以上前のドイツには
ほとんどマシンが無かった為、手づくりで靴を作っていました。

現在作っているのが、グッドイヤー製法です。
ドイツでは、グッドイヤー製法という言い方はせず、
Rahmengenaehteschuhと言います。

厚さ4~5㎜のブランドソールを装着してから溝を掘り、
縫う為の土手を作っていきます。

昔のドイツオートペディシューテクニックは、この手縫いの靴で
整形靴を作っていました。


ギプスによる足型採型

2018-05-26 11:17:19 | 日記

ギプスによる足型採型

4月からスタートしたマイスター1年コースでは、
靴の修理技術からはじまり、約1か月で10足~30足の靴を修理練習しました。

靴作りについては、先週1足目の靴が完成して、
現在2足目を作製しています。

並行して、オートペディシューズを作製していくために、
足をギプスで採型して、離型剤を流し込み、ラストの原型となる樹脂を流しこみました。

自分の足の型を採り、ここから自分の足型ラストを作製していくのですが、
ここが非常に難しい技術になります。
本来であれば、経験を3年半以上積んでゲゼレになった人が学ぶ
オートペディシューズの技術ですが、フロイデでは1年間のカリキュラムに
入っておりますので、今から卒業まで何度も練習をしていきます。

足にぴったりの靴を作る為、そして足のトラブルに対応した靴を
作製するために、これからオートペディーシューズを作製していきます。

 


平均寿命と健康寿命

2018-05-05 14:19:20 | 日記

平均寿命と健康寿命

日本は、寿命だけをみると世界トップレベルですが、心身ともに自立し、
健康的に生活できる期間である健康寿命となると、
他の先進国よりも劣っているのがわかります。

寝たきりの期間が日本人はとても長いのが特徴で、
逆に先進国中で寝たきり期間が最も短いのがドイツです。

ドイツ人が健康で長生きできる理由のひとつは、たくさん歩くからです。
足は第2の心臓と言われ、歩くことで全身の血流がよくなり、健康でいられます。
ドイツに行くと、公園や森などを多くの方が散歩をしています。
たくさん歩くために、革靴など良い靴を履いている方が目立ちます。

良い靴を履くことで、たくさん歩くことができ、
そのために健康的に生活できる期間が長くなることが
証明されていると思います。

国名
平均寿命
健康寿命
寝たきり期間
 
日本
(男性)
79.6歳
70.4歳
9.2年
 
日本
(女性)
86.3歳
73.6歳
12.7年
 
アメリカ
77.3歳
69.3歳
8.0年
 
イギリス
78.2歳
70.6歳
7.6年
 
ドイツ
78.7歳
71.8歳
6.9年
 
フランス
79.7歳
72.0歳
7.7年
 
中国
71.1歳
64.1歳
7.0年
 
イタリア
79.7歳
72.7歳
7.0年
 
スペイン
79.6歳
72.6歳
7.0年
 
ノルウェー
79.1歳
72.0歳
7.1年
 
キューバ
77.1歳
68.3歳
8.8年

 

当ページで用いた平均寿命、健康寿命に関する数値に関しては、本来、全ての国を同じ年、条件で選ぶべきですが同条件の統計がなかったため、日本は厚生労働省発表のデータ、諸外国はWHO(世界保健機関)のデータを使用。
年代に若干バラつきがあるものの、すべて21世紀に入ってからの数値ですので、正確性は問題ありません。(2009年)
参考:免疫力を高め健康寿命UP 医学博士の免疫力向上ガイド