完全退職後の社会参加は如何に？

完全退職、会社勤めを終えてから、主夫をしながら2年目を過ごしている。
まだまだだとかみさんから言われながらも、家事の分担を増やしつつある。
退職当時はコロナ騒ぎの始まりの頃でありハローワークの混雑も近づき難いものがあった。
求人状況も薄いのは今とあまり変わらない。

完全退職のはコロナ騒ぎが始まった時期だったが、半年ほどしたところで幸い公共施設の管理の仕事に就くことができた。
市から運営を委託されている事業団（一般財団法人）のお仕事で、夕方から夜間帯を４～５名のシフトで回しているところに仲間入りした。
仕事はあまり標準化されている訳でもなく、事業団の人に依存した面が多く、人によって話が違うこともしばしば起こる。
その仕事に11ヶ月ほど携わり少し慣れてきたところで勘所が見えてきた。

そこで作業内容を記した紙ベースの資料が現状に整合しない面が出てきたので内容を追加・修正・削除など現行化し、新たに電子ファイルに起こし完成させたのは夏場だ。
今後の新規就業者の習熟訓練だけでなく、普段の作業での不明点の解消にも役立つことだろう。
その施設が大規模改装のため1年4か月ほど休みになり仕事もお休みとなった。
資料は改装明けの仕事の再開にも記憶を呼び戻すのに役立つと思う。

その間の仕事として公益財団の支所の仕事に携わることになった。
仕事の概要は大体わかったので、今は支所内の気が付いたこと、気になること、改善点、放っておけないことなどを見つけては対処すること（所謂、環境整備だろうか）をやっているが、直ぐにでもネタは底をつきそうだ。

この仕事を1年半ほど続けた後、前の事業団の仕事に戻り4年ほど携わるお約束になっている。
どちらの仕事も週２～３回のペースなので、趣味の時間も融通が利くところが幸いである。
取り敢えず71歳までは『社会参加』の道を残すことができるので、まあ良しとしようと思うこの頃である。