ファイナンシャル プランニング オフィス  FPリフレッシュのブログ

高齢期のすまいと介護をメインテーマに、高齢者施設・住宅の最新情報、見学記、セミナーのお知らせや趣味の旅行記を書いています

葬送は思いのままに

2012年02月29日 | 施設見学記
昨日、私が所属するNPO「らしさ」が法人会員となっている
都内唯一のホテル型式場、葬祭館スペースアデューに行ってきました

昨今家族葬がクローズアップされていますが、まさにその先端をいく施設で
台東区下谷にある6階建ての葬儀場です

家族や親族、会葬者とゆっくりお別れができるよう、旅館業を取得していて
落ち着いた寝室が用意されていました
5階は洋風、4階は純和風、3階は折衷

一番驚いたのは、明るくてオシャレなこと!

葬儀場というとしめっぽく、暗いイメージがありますが
ここはホテルや旅館のようなアットホームな空間です

ご家族が故人の希望や趣味嗜好に合わせて、葬送をデザインする
葬儀社にお任せするのではなく、故人を主役に葬送を自由に演出できる
オリジナルなフリースタイルでのエンディング・スペース

ちょうど見学した時は、翌日行われるジャングル葬とでもいうような
演出舞台の準備中でした

ご興味のある方は、ぜひ一度見学されるとよいかもしれません
http://adieu.funeralhp.com/

一昨年「らしさ」で、海洋葬の話を伺いました
遺骨をパウダー化し、水溶性の袋に小分けして
希望の海へ、許可を得た個人の所有する山へ
相模湾や東京湾、希望すれば馴染み深かった沖縄の海への散骨も可能だそう

その時に見たビデオは宮古島での海洋葬で、青い海が印象的でした
「節度を持って葬送の一つとして行われる限り」(法務省)
法律違反ではありません

親族で樹木葬を行ったケースがありますが
東京でも「桜葬」が行われている町田市の樹林墓地を見学しています
桜の咲く時期に合同祭祀が行われています

これらは自然葬で、亡くなったら遺体や遺灰を墓ではなく海や山などに
還すことにより、自然の大きな循環の中に回帰していこうという葬送です

少子高齢化、人口減少、都市化
このうねりの中で、「葬送」「墓」はどこの家庭でも深刻なテーマです


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人との「出会い」が明日をひらく

2012年02月15日 | その他
出会い系サイトの推奨ではありません

いろいろと考えるところがあり、今までと違う方向に目を向けはじめています
まだ頭の中で整理がつかず、なかなかブログに向かえませんでした
まずは部屋の片づけ。思い切って断捨離!
いい“気“を迎え入れる準備をし、神社にお参りし
さまざまな会に出席し、すばらしい方々との「出会い」がありました

「日本に大人の文化を!」
このコンセプトに共感し
昨年11月、残間里江子さん主宰の「クラブ・ウイルビー」に入会
1月の3周年イベントに参加しました
萬田久子さんや数えきれないくらいの著名人が出席

萬田さんはキラキラオーラを放ちながら会場入り
白づくめで颯爽と、TVや雑誌で見るよりずっと細くてしなやか
まばゆいまでの輝きで、魅了されちゃいました
元々ファンだったので、感激でした(涙)

三屋裕子さんは宝塚の男役のようで
周りの男性陣よりずっと男前
椎名誠さんはワイルド&渋さ…
藤田宜永さんは、やはりかっこよかったです
(奥さまの小池真理子さんのファンです)

あぁ、なんと、ミーハーな~~

FPとしても、この場を有効にと、ウイルビーで残間さんと対談もされている
「移住・住みかえ支援機構」代表理事の大垣先生に、ちゃっかりご挨拶
「私は2009年からHLP有資格者です」と
「マイホーム借上げ制度」の現状を伺いました
大垣先生は、いつも通りのガンガントークで熱く語って下さいました
感謝 感謝!

すべて、残間さんのすばらしいネットワークです

残間さんの著作『人と会うと明日が変わる』を読みました
この本に、「つらい時はとにかく外に出よう」
という章があります

・答が見つからない閉塞状況にある時は、ふだんなら決して受け入れない
  ことを全部引き受ける
・今まで出会えなかった人に出会い、思いもよらない価値観に遭遇することで
  これまで突き崩せなかった堅牢な自分に変化が訪れることがある
・前に進み難くなったら、扉を開けて外にとび出そう
・そこには自分が知らないでいる新しい自分との出会いがあるかもしれない
・未知の自分を照れずに受け入れるためにも、友を誘わず、独りで出かけよう

一昨日、独りで、ある勉強会に出かけました
とてもすばらしい方々との「出会い」がありました

今日、日経BPコンサルティング「未来予測レポート」シンポジウム
の案内が、何故か、舞い込みました
残念ながら、私が購入できるようなレポートではありません(金額的にも)
ごくごく簡単な目次とダイジェストを見ただけですが、眼からうろこ
ハッとする「近未来予測」のごくごく一端を覗けました

――過去の延長線上に未来はない――
☆医療・健康編…「手工業」から「機械工業」へと脱皮する医療
   高付加価値「カスタム医療」と低コスト「コモディティ医療」の二極化へ
☆新興国の人口増加と経済成長で食料は逼迫(世界人口の40%は中国とインド)
   エレクトロニクス・ICTとの融合で「装置産業化」が加速する

ちらっと見たら
・ゲノム医療で平均寿命は100歳超えも…エッ! 
・経済力が寿命を決める「新しい現実」
・「人口頭脳」、半導体と脳が融合する可能性

2020~2025の未来年表では
・日本、米国・カナダなどとともに環太平洋新通貨を創設…
   エッ!「アメロ」ではなく!! 日本も?
・「道州制」へ移行、地方空港の全面再編が始まる
・日本海側を中心にファッショナブルな大型風力発電施設が増加
   新たな観光名所に
・デジタル出版物を収蔵する「デジタル国会図書館」が誕生
・人工知能を搭載したインテリジェント住宅が登場
   住宅と会話する時代へ
・電気自動車を室内で保管することを前提に設計された家が一般化
・仮想世界上にしか住所を持たない「バーチャルカンパニー」が登場
などなど

何とも興味津々な近未来像

これはなんとしてでも長生きしなくちゃ!


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買物難民救済の旗手となっている<100ロー>

2012年02月03日 | くらし
近くにある高幡台団地のランドマークともいうべき11階建て73号棟が
耐震基準を満たしていないことから、解体されることになり
ほとんどの人が移転
しかし、愛着を持ち、40年以上住み続ける立退き断固反対の人たちもいる

1階にあった郵便局、内科、歯科、スーパーなども退去
郵便局、内科、歯科は目の前の敷地に移転
スーパーがなくなったことから、高齢化した団地住民が買物難民
にならなければよいが…と思っていたところ
救世主?ともいうべき<100ロー>が誕生!

生鮮コンビニ「100円ローソン」
・スーパーの品揃え
・コンビニの利便性
・100円ショップの均一価格
を兼ね備えた、うってつけのショップ
これでひとまず、駅周辺までなかなか行けない高齢者の生活が確保されることになった

物によっては数百円するものも混在するが、100円(105円)商品が中心で
野菜や肉、魚、日配品、冷凍品、惣菜も
おひとり様に合わせたミニサイズで買いやすい
レジ横でいい臭いを放っているのが、あったかい焼きいも
なんだかほっとする

ひとりくらしの高齢者が引きこもらず、団地の中心にあたるこのあたり(集会室もあり)に
1日1回でも、買い物がてら出てきてくれれば…と願います

多摩地区には戦後建てられた団地があちこちに
同じ日野市の多摩平団地はルネッサンス計画で建て替え
サービス付高齢者向け住宅や、菜園付き賃貸住宅、留学生とのシェアハウスに
再生された所もある
数年内にイオンモールもでき、豊田駅北側は賑わいを取り戻すことが期待できそう

多摩ニュータウンの中では一番早く建てられた諏訪団地が40年を経ち解体工事中

1970年頃、当時の公団の分譲は憧れの的
緑いっぱいのゆったりした環境で子育てしたいなど
明るく文化的な生活を求める、中堅以上のサラリーマン世帯が中心に生活していた
彼らは高倍率の抽選をパスした幸運な人たちで
新しい日本型コミュニティを作り上げていった

そのコミュニティも40年ほど経ち
子どもたちは独立して団地を離れ
高齢となった老夫婦やおひとり様高齢者ばかりの団地となり
今、あちこちで建替え問題がおきている

これから建替えが必要となる団地がますます増加
その動向に注目していきましょう


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