バスーンを吹いています。

かなり情熱的に・・・。

2回目のレッスン

2016-08-16 23:00:39 | バソン
 昨日2度目のレッスンを受けました。
 得るものが非常に多いです。前回のレッスンを受けて修正していたつもりでもまだまだ十分でないところ。頭で分かっていても体がうまく反応できないでいるところ。全く知らなかった指使い。ピッチ…。難しいことが多いですが、確実にできることが増えているのも感じることができます。心地よい疲労感と共に1時間のレッスンは終わりました。
 
 帰りに、前から少し気になっていた銅のボーカルを試奏。デュカスを受け取りに行った昨夏の段階では暴れてしまって全くコントロール不能だったのですが、あれから1年を経て吹いてみるとこれがとてもいいわけです。1970年代に録音されたアンセルメやコンドラシンのCDで聴くようなバソンの音が、私の楽器から鳴っている!痺れました。
「随分まとまってきたんやね」とは楽器店オーナーの言。色々出費もかさむ時期ではありましたが、9月に控えたオケの本番でどうしても使いたくて、その場で購入を決定。持って帰ってきてしまいました。


   ※上が銅です。
 
 そして1週間。オケの練習に銅のボーカルを持参。中低音での倍音の多さ、高音域の音の通り具合にすっかり気持ちよくなってしまいました。練習終了後、指揮の先生が「なんか違うね。低音楽器じゃないみたいに聴こえる。低音域を吹いているのに高い音を吹いているような。これがバソンですか~。」とのコメントを下さいました。倍音の多さにお気づきになったご様子。(悪い意味での)違和感を持っておられるのかもしれないな、と一抹の不安を抱きつつも、ここまで来たらバソンの美しさに気づいていただきたいとの思いの方が強く…。オケの皆様、もうしばらく見守ってくださいませ。