ベトナム在住日誌(Hanoi編)

2004年9月末、日本からホーチミンへ。2006年1月末ハノイへ。2007年8月シンガポールへ。2008年6月ハノイへ。

食べ物いろいろ

2004年12月05日 | Weblog
ベトナムの調味料といえばヌオックマムである。これは魚醤で、どんな料理にもこれをつけて食べる。ヌオックマムはいろんなメーカーが多くの種類を販売しているが、フーコック島で作られるヌオックマムが有名だ。フーコック島は昔、罪人が島流しにされる流刑地だったが、今はヌオックマムの名産地になっている。

他にも調味料は色々あって、気に入っているのはヌオックトゥンである。これは大豆とピーナッツが主な原料で、日本の醤油に近い味がする。醤油よりはしょっぱくなく、チャーカー(ベトナム風さつま揚げ)につけて食べると旨い。コクがある感じだ。

毎日会社にコーラかRED BULLのような缶ジュースを持っていくが、スーパーを探してみても缶コーヒーは売っていない。これだけコーヒー好きな国民なのに缶コーヒーが無いのは不思議だ。日本で缶入りの緑茶が発売されたのは10年くらい前(?)だから、わざわざコーヒーを缶にして飲むほどのことでもない、という感覚なのだろう。

「サムライ」という刀を振りかざした日本人のイラスト入りのジュースがある。味はなんとも言えない、オロナミンCのような感じだ。ビンでも缶でも売っていて、カフェにも置いてあるので人気が高いのかもしれない。

屋台でフライドポテトを頼むとバターと砂糖がついてくる。初めて食べたとき、てっきり塩だと思っていたので、ベトナムの塩は甘いんだな思った。


写真:向かって右がフーコック島のヌオックマム。左はヌオックトゥン。