ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

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山口県山陽小野田市 中国アセチレン工場で爆発炎上 溶接などに使われるアセチレンガスを製造

2015-08-05 | 事故

 

中国アセチレン 小野田工場 爆発

 

 

2015 0805 中国アセチレン小野田工場

 

山陽小野田市 工場火災 2015.8.5

 

 

(管理人より)

8/5 9時過ぎにパソコンに向かっていたら、外が騒がしく消防車のサイレンが鳴ってたので、消防局の電話で確認したところ「山陽小野田市の建物火災」という音声案内が流れていました。

民家の火事かと思っていたら、とんでもない工場の大火災でした!「爆発炎上」って流せよ!消防局!

ツイッターにはすぐ動画を投稿した人がいました。 ⇒必見 https://twitter.com/___ANI___0901__/status/628718396692008960

このツイートをした人のところに、メディアが殺到しています。叶松グラウンドという場所で9時4分に撮影したそうです。

このブログにツイートを埋め込めませんでしたので、元を見てください。 これを見るとかなり高くまで煙が上がっています。 ↓

 

 

 

 

 

 NHKはヘリを飛ばしています。何度もWEBNEWSが更新されています。はじめはツイッター動画も出てたのに・・・


工場で爆発音 消防が消火活動 山口・山陽小野田

8月5日 9時51分 NHK
 
5日午前、山口県山陽小野田市の「中国アセチレン」の工場で、爆発音がしたあと火災が発生し消防が消火にあたっています。消防よりますと、工場で作業をしていた34歳の男性が顔などにやけどをして病院で手当を受けているということです。
5日午前9時ごろ、山口県山陽小野田市港町にある「中国アセチレン」の工場で、「爆発があり煙が出ている」と周辺の住民から通報がありました。消防車15台が出て消火活動にあたっていて、NHKのヘリコプターの映像からは工場の広い範囲で火柱が立ち施設が燃えている様子がうかがえます。
消防よりますと、現場の工場で作業をしていた34歳の男性が顔と左手の小指にやけどをして病院で手当を受けています。ケガの程度は軽いということです。また警察によりますと、当時工場には10数人の従業員がいましたが、全員避難しているということです。
現場は山陽小野田市の小野田港の近くの工場が集まる地区で、半径500メートル以内に住宅街や病院、小学校があるほか、すぐそばをJR小野田線が通っています。
「中国アセチレン」からおよそ500メートルほど離れた鉄工所に勤めている女性は「たまたま外に出ていたら花火大会のようなドーンという音が何度も聞こえて、周りを見たら工場から黒い煙と炎があがっているのが見えました。近くの会社の人から、周辺の人たちは避難して工場には近寄れない状況だと聞きました」と話していました。
 

中国アセチレンとは

会社のホームページなどによりますと、「中国アセチレン」は山口県宇部市に本社がある工業用のガスの製造業者で、山陽小野田市と宇部市の2か所に工場があります。会社によりますと今回、爆発があったのは山陽小野田市にある「小野田工場」でここでは溶接などに使われるアセチレンガスを製造しているということです。「小野田工場」は小野田港に面した工場地帯にあり、JR小野田線の小野田港駅からおよそ300メートルほどの場所にあります。





アセチレン製造の工場で火災…山口・山陽小野田

読売新聞 2015年08月05日 11時45分

5日午前9時頃、山口県山陽小野田市小野田の「中国アセチレン」小野田工場で、爆発音とともに鉄骨平屋の建物が黒煙を上げて炎上する火災があり、同工場の男性従業員(34)が顔に軽いやけどを負って市内の病院へ搬送された。

県警によると、工場内には当時、6、7人の従業員がいたという。宇部・山陽小野田消防局が消火にあたっているが、午前11時現在、鎮火していない

県によると、同工場では鉄鋼の溶接などに使う可燃性ガスのアセチレンを製造している。

現場は市役所の南約4キロの工場地帯で、近くには住宅街もある。付近を走るJR小野田線は同9時15分頃から列車の運転を見合わせている。

 

 


爆発音が…工場で火災 けが人複数か 山口

テレビ朝日系(ANN) 8月5日(水)10時32分配信

 山口県山陽小野田市の工場で火災があり、けが人がいる模様です。

 火災が起きているのは、山陽小野田市にある中国アセチレン小野田工場です。警察や消防によりますと、5日午前9時ごろ、付近の住民から工場が燃えていると110番通報がありました。けが人が複数いる模様ですが、人数やけがの程度は分かっていません。中国アセチレンは高圧ガスの製造をしていますが、有毒ガスが出ているという情報はありません。

 

 

追記 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000056143.html   より

5日朝、山口県山陽小野田市にあるガス製造工場で火災が起き、1人がけがをしました。現在も消火活動が続いています。

 午前9時ごろ、山陽小野田市の中国アセチレン小野田工場が燃えていると付近の住民から通報がありました。爆発音とともに火の手が上がったということで、消防車16台が出て消火活動にあたっています。従業員の34歳の男性が顔に軽いやけどをしているということで、市内の病院で治療を受けています。中国アセチレンによりますと、この工場では可燃性のアセチレンガスの製造をしていて、ガスに毒性はないということです。

 

 

有毒ガスが出ているという情報はありません。」とニュースで報道されていますが、これだけ真っ黒な煙ですから、どんな成分が含まれてるかわかりません。

この文章もどうかと思います。有毒ガスが出ているという情報はないけれど、出てるかもしれないわけです。さらに「ガスに毒性はない」という報道になりました。

 

アセチレンの製品安全データシート をみると 


 

MSDSと真逆のことが書いてある・・・・ いずれにしても周辺の人は吸い込んでいる可能性もあるわけで、爆発火災によって空気を汚し、迷惑をかけているのは事実です。

 

今回は午前中の複数回の爆発で、消防車15台で3時間以上消火活動してますから、全国メディアがすぐに取り上げました。

それ以外でも、宇部・山陽小野田のプラント密集地域ではセメント工場などの火災が起きています。

コンビナートの町=企業城下町はこういった危険と隣り合わせということです。 

 

以下、その他の工場の火災の記事です。ご覧下さい。↓

 http://twilog.org/oldblue2012/search?word=%E5%AE%87%E9%83%A8%E3%80%80%20%E7%81%AB%E7%81%BD&ao=a

 

太平洋マテリアル小野田工場で火災。空高く黒鉛を上げて燃えるベルトコンベヤー。

中国電力新小野田火力発電所で火災。被災地域の木質系廃棄物、東北の木のチップを受け入れている可能性。 

新小野田火力発電所火災は16時間も燃え続けたのに、翌日午後にしか報道しなかったNHK。そしてすぐ削除!

中国電力、新小野田火力発電所の火災事故の続報、防府にバイオマス・石炭混焼発電所建設計画

中国電力新小野田発電所火災 続報 「復旧見込みについて」 原因はいまだ分からず。新日鉄の煙と比較する。

中国電力新小野田発電所火災 続報 11月下旬に運転全面再開 原因は現在も究明中。

新小野田火力発電所の火災原因発表、11月再稼働へ 原因はコンベアローラーの回転不良⇒発熱⇒石炭粉着火

 

中国アセチレンのHPにはなんのお知らせもありません。(8/5 13時)

どんなものを製造しているか見たところ、こんなことが書いてありました。 http://chuase.net/gas/gas.html

平成17年度に 「原子力保安院長賞 受賞」      爆発してますが!!

 

 製品安全データシート アセチレン   

 

 アセチレンの災害

アセチレンガスの(数値的)特性  より 

 

  •  アセチレンは非常に燃えやすい気体で、空気又は酸素と混合すると広い範囲(空気中で2.5~100vol%)で爆発性混合ガスとなる。
  •  空気中での発火点は比較的低く、305℃である。
  •  アセチレンは圧力下では、極めて不安定で、1.3kg/cm2以上では火花、加熱、摩擦などの誘因により爆発的に自己分解を起こし、水素と炭素に分解する危険がある。
     ただし、溶解アセチレンとして多孔性物質に浸潤させたアセチレン又はDMFに溶解されたものは安定している。
  •  最小発火エネルギーは極めて小さく、混合ガスではわずかな火気でも、又アセチレンのみでは圧力25kg/cm2で分解爆発を起こす。その場合密閉容器中では,最大圧力は初任の10倍に達する。
     また爆轟(初圧の20~50倍)に移行することがある。


 

 

 

 


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