ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

【要注意!】環境省がオリンピックに乗じてがれき安全キャンペーン、巻き返しを始めています!

2012-08-02 | 震災瓦礫問題

がれき広域処理、賛成9割=内閣府が世論調査

時事通信 8月4日(土)17時4分配信

 内閣府が4日発表した「環境問題に関する世論調査」によると、東日本大震災で発生した災害廃棄物(震災がれき)を被災地以外で受け入れる広域処理について、「進めるべきだ」とする人が88.3%を占めた。「進めるべきだとは思わない」は8.8%だった。
 政府は、放射性物質が検出されないなど安全性が確認された岩手、宮城両県の震災がれきの一部について広域処理を進めている。環境省の担当者は、各地で放射能汚染への懸念が解消されているわけではないとしながらも、「広域処理への理解が徐々に進んでいることを裏付ける結果となった」と受け止めている。


上のニュースもどう考えてもおかしいです。内閣府の調査って・・・?公平でしょうか?

宇部市を例にとってみても違います。↓

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/a136eeaf9b8573f95802f71d46a2997e

環境省の広域処理HPがリニューアルされています。広報予算の税金を億単位使って、なりふり構わず来ています。

川田龍平議員ツイッターによると 「環境省は広域がれき処理の広告費だけで、昨年は9億円、今年は30億円。合計39億円も広告費に使っている。

「環境省がテレビやラジオなどのメディアのスポンサーになることによって、がれき広域処理に対する言論が封殺されている。今年、がれき広域処理に30億円の広告費がついていることが大きな影響になっている。」

「がれき広域処理についての費用は総額で1兆700億円。これはがれきの輸送費用が多くを占めている。」

 

贅沢な広域処理サイトに驚きました。

http://kouikishori.env.go.jp/faq/

相変わらず、健康被害が避難した受け入れ県に住む人の意見や、内部被ばくについて一切出ていませんし、

「健康影響を無視できるレベル」という文字が説明に踊っています。無視しないでください。無視して健康被害が出ても認めずに責任を取らないつもりであることは明白です。死んだら責任とれません。

他のストロンチウムなどの核種の危険性はセシウム以上なのに、問題なしということになっています。呆れました。

  その一つがオリンピック日本選手団に渡したがれきで作られた「メダル型のお守り」です。↓しっかり、「みんなの力でがれき処理」と刻印がありますので実際お守りではありません。しかも被災地の子どもに書かせているところに、広告代理店のいやらしい思惑を感じます。

オリンピックで日本人選手を応援することにさからえない。壮行会に皇族の姿がある。被災地のまして子どもが作ったものを否定できない。幾重にも欺瞞に満ちたしかけで、木材がれきが安全だというキャンペーンがまた堂々と行われているのです。

私は恐ろしい。人工放射性物質は危険だが、こんなことを考えて実行している官僚の心もずっと恐ろしい。

震災がれきを受け入れない市民は「非国民」という構図をオリンピックを巧みに利用して作り上げています。

まさに「がれきファシズム」です。本当に被災地の子どもを思うなら避難したい子どもや家族に補償するべきだし、健康被害の調査をすべき。追加内部被曝をさせないように予防原則で動くべきです。

がれきメダルは典型的な美談になっていて、木材がれきを使ったトロフィーや、アート作品なども作られているようです。

 

 

村上主将、涙の決意!被災児童からの“がれきメダル”に感激

ロンドン五輪開幕まであと6日となった21日、日本選手団の結団式と史上初となるファン参加型の1万人規模の壮行会が東京・国立代々木競技場などで行われた。壮行会では、東日本大震災の被災地の子供から、がれきで作られたメダル形のお守りが選手、関係者に贈られた。日本選手団の主将を務める男子やり投げの村上幸史(32=スズキ浜松AC)は涙で決意表明した。

 思わず、村上の目から涙があふれた。壮行会後に行われた会見。がれきで製作されたメダル形のお守りについての感想を問われると「あの大震災から1年たって、初めて迎える五輪になる。被災した子供たちからのメダルは、非常に…」と言って、言葉が詰まった。

 目を拭ったが涙は止まらない。「何というか、今までに感じたことのない思いが伝わってきた。そういう人たちを笑顔にできるのは私たち選手。堂々とした姿で、皆さんの記憶に残る姿を披露したい」と結ぶと、下を向いて顔を拭った。

 今回の壮行会は、史上初めてファンが参加。1万人規模の会は徳光和夫さんの司会で、笑いあり、歌ありと和やかに進んだ。サプライズとなったのが「被災地からのプレゼント贈呈式」だった。選手たちを応援するため、宮城県の石巻市と南三陸町の小中学生が震災がれきの流木で選手団518人分のお守りを製作。この日は子供たちの代表31人が出席し、壮行会に参加した選手ら259人に手渡した。それぞれにメッセージ入りのリボンがつけられ、村上のものには「応援に行きます!頑張ってください」と書かれていた。自身も4歳になる1児の父親だけに、被災地の子供を思うと自然と涙があふれた。

 壮行会の前には結団式が行われ、出席された皇太子さまからは「皆さんの活躍する姿はとりわけ震災からの復興に取り組む人々を勇気づけるものになると思います」と激励を受けていた。それだけに、村上も期するものが大きかった。お守りを手にし「本当に感動した。頂いた以上はお返ししないといけない」と決意表明した。27日の開会式は競技(8月8日予選、11日決勝)優先のため欠席し、23日からは都内でディーン元気との合同合宿を行う。合言葉は「お返しのメダル」だ。

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。