なえはる

日常の様々なことや好きなものの話です。

クォン・サンウとグォン・サンウ(3月30日)

2005年03月30日 | 気になる韓国語
これは今韓国で人気のある俳優さんの名前。

フジテレビでやってる「天国の階段」というドラマにでています。

紹介はさておき、この人の名前の発音がずーっと気になっていた。

ハングルで表すと 권상우

韓国語は通常、語頭の言葉は濁らないので、私は「クォン・サンウ」だと思っていた。

でも一部のマスコミなどでは「グォン・サンウ」と表記されている。

う~んどっちが正しいの?それとも間違っちゃっただけ?なんて思ってたら

教育テレビのハングル講座でこの謎が解けました。この番組の講師、小倉紀蔵先生によると、

韓国語の子音には、平音(日本語の子音に限りなく近い発音)、激音(激しい息を伴う子音)

濃音(のどに力を入れ、息を漏らさないように発音する子音)という3種類がある。

「クォン・サンウ」はこれで言うと平音になるのだけど、

日本人がこれを発音する時、少し強めに発音してしまうそう。

韓国語の「クォン」は日本語の「クォン」よりも優しい音になるそうで、

日本人がそれに近く発音できるのが「グォン」の方なんだって。

正確には、韓国語の平音は日本語でいう普通の「ク」と濁音の「グ」の間の音らしい。

日本語って1つ1つの発音がはっきりしてるから、

こういった微妙な音を発音するのが日本人には難しいのかも。

私は韓国語を習い始めた最初の頃、濃音が難しくて先生に何回も発音チェックされた

「따」だったら、日本語の「行った」「待った」の「った」の部分の音になります。

発音できるようになったら1つ好きになった言葉があります。

「빨리(ッパルリ)」早くという意味。これ女の子がせかしたりする時に言ってるけど超カワイイ

話はそれましたが、「クォン・サンウ」も「グォン・サンウ」もあっているということかな?

小倉先生の教え方ってとてもわかりやすいので好き

でも来月から違う先生になるみたいなので残念。教本もいっぱい出してらっしゃるので

興味のある人は見てみて下さい。おすすめです