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[旅客機墜落]ガルーダ航空機着陸に失敗し炎上

2007-03-07 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 インドネシアで7日朝、旅客機が着陸に失敗し墜落炎上しました。
墜落した旅客機は、インドネシア国営のガルーダ航空で、搭乗者は乗客133名、乗務員7名の計140名。この機に搭乗していた日本人2名は軽傷で命に別状はないが、49名の方々が犠牲になられました。
提供されている写真を見ると、尾翼は原型を留めているものの、キャピンはほぼ全体が消失している。
続報が入り次第、事故原因を含め掲載します。

<続報>
 事故機に搭乗し、生存された日本人お二人のコメントをまとめますと・・・
①着陸とは思えないようなスピードで降下していた
②機首を何度か急に落とした
③主輪が設置しバウンドした
④右エンジンが脱落し炎上した
⑤後部座席で最後部の非常口から脱出した

情報を客観的にまとめ、私の想像によると・・・
天候が良く、気流も安定していた状況で数マイル前から滑走路を視認。着陸許可を得て、自動操縦を解除し徐々に降下。高度の誤差を示す表示を確認しつつ降下を続けるが高すぎ、急激な機首下げを数度行う。それにより、着陸設定速度を大幅に越え、しかも設置場所が伸びさらに機首の上げ下げを繰り返し、主輪から接地し反動によりバウンド。衝撃により右エンジンが脱落し炎上。機はそのまま炎上しながら滑走し、オーバーランして停止。
その後、非常出口より脱出するが、その後ケロチンに引火し爆発。最後部以外、燃え落ちた。
 10年前に起きた福岡空港の離陸失敗事故と原因は違うものの、『操縦ミス』の可能性が高い。決められたものを実行していなかったのではないか?と疑ってしまう。
早急な事故原因究明と、再発防止を強くお願いしたい。

 犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

<国内でのガルーダ機事故(事故調発表)>
 ガルーダ・インドネシア航空所属ダグラス式DC-10-30型PK-GIEは、平成8年6月13日、同社の定期865便(福岡空港-バリ国際空港)として福岡空港滑走路16から離陸滑走中、離陸を中断し、オーバーランした。その後同機は、草地上を滑走し、12時08分(日本標準時:JST)ごろ、同空港滑走路34側末端から約320m離れた県道のコンクリート製の法面に、エンジン下部及びランディング・ギアを衝突させ、滑走路34側末端から約620m離れた騒音対策用の緩衝緑地内に擱座し、炎上した。
同機には、乗務員14名、通訳1名及び乗客260名(幼児1名を含む。)計275名が搭乗していたが、乗客3名が死亡し、乗客16名及び運航乗務員2名が重傷を負った。
同機は大破し、火災が発生した。
 本事故は、同機の速度がV1を大幅に超え、既に浮揚していたにもかかわらず、離陸が中断されたため、オーバーランし、擱座・炎上したことによるものである。
なお、この状況下において離陸を中断したことは、機長のエンジン故障の際の状況判断が的確でなかったことによるものと推定される。
※写真は1996年6月13日、福岡空港で離陸に失敗炎上したガルーダ機
<関連リンク>
ガルーダ航空

[インドネシアの空港で墜落したガルーダ航空、140人が搭乗]
(ロイター)3月7日12時51分配信
 乗客乗員140人を乗せたインドネシア国営のガルーダ航空が7日朝、ジョグジャカルタの空港で着陸の際に墜落、炎上した。
 被害状況の詳細は今のところ明らかになっていないが、生存者によると、多くの人が機内から脱出したという。
 ガルーダ航空のスポークスマンは、ロイターに対し「乗客名簿によると、乗客数は133人、乗員は7人だった」と述べた。
 豪メディアは、インドネシアを訪問中のダウナー外相の取材をしていたオーストラリア人記者らが乗客の中に含まれていたと報じた。ダウナー外相は同航空機には乗っていなかったが、7日中にジョグジャカルタに到着する予定だった。
 ラジオ局エル・シンタによると、16人の負傷者が病院に運び込まれたもよう。
 アンタラ通信は、同機は午前7時(0000GMT、日本時間午前9時)に墜落したと報じており、フライトナンバーは「GA─200」。ジャカルタとジョグジャカルタ間を結ぶこの路線には通常、ボーイング737が使用されているという。

[ガルーダ機炎上、邦人2人かすり傷も無事]
(NNA)3月7日13時38分配信
 7日朝のガルーダ航空機GA200便の炎上事故で、搭乗していた日本人2人が かすり傷を負ったものの無事だったことが確認された。1人はソニー現法の社 員、もう1人は在留邦人の友人を訪ねていた旅行者という。
 同機には乗客133人、乗員7人が搭乗していた。事故のあったアディスチプト 空港のあるジョクジャカルタ特別州の広報官によると、49人の死亡が確認され ている。ガルーダ航空は、外国人の搭乗者数を19人としている。

[旅客機がジャワ島で着陸失敗、49人死亡…邦人は無事]
(読売新聞)3月7日13時40分配信
 インドネシア・ジャワ島中部のジョクジャカルタ空港で7日朝(日本時間同)、ジャカルタから到着した国営ガルーダ航空ボーイング737型旅客機(乗客133人、乗員7人)が着陸に失敗し炎上した。
 地元政府当局者がロイター通信に語ったところでは、少なくとも乗客49人が死亡、数十人が負傷した。
 日本外務省によると、同機にはソニー現地法人社員の伊藤伸二さん(45)と旅行中の山田憲司さん(31)の日本人2人が乗っていたが、ともに軽傷。
 ソニー広報センターによると、伊藤さんはインドネシア人社員3人と出張先に向かう途中で、現地の病院で診察を受けた後、ホテルで静養している。


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1 コメント

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こんにちは (旅行マニア)
2007-04-05 07:31:40
旅行マニアと言います

私の旅行サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きました

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/kabukom1173/archives/53637416.html
です。