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[茨城空港]国内線ゼロのまま開港へ

2009-12-16 | 業界ニュース
<コメント>
2010年3月11日に開港する茨城空港ですが、国内線の就航はゼロでスタートする事になりました。開港時の就航は韓国ソウルへ1日1往復のみとなります。
国内線の乗り継ぎがないため、利用者は茨城空港近辺の方に限られると思われます。
年間1億円の赤字を予測しているようですが、はたしてそれで治まるのか?


茨城空港、国内線ゼロのまま開港へ 12月16日14時43分配信 読売新聞

 開港時の就航路線は現在、韓国アシアナ航空のソウル(仁川(インチョン))便(1日1往復)のみ。県幹部は読売新聞の取材に「路線の周知や航空券販売などを考慮して、路線の決定は開港3か月前がリミット」と述べ、開港時の国内線就航を断念したことを明らかにした。
 1999年の国の需要予測では、札幌、大阪、福岡、沖縄の国内4路線で年間約81万人を想定していたが、ソウル便だけでは搭乗率75%と想定しても7万7000人にとどまる。
 県は国交省に路線誘致交渉への協力を再三求めているが、国交省は「国が就航誘致をした例はない。茨城空港も地元が責任を持って誘致するという約束がある」との姿勢だ。ソウル便のほかは、台湾などへのチャーター便や、開港数か月後にアシアナの釜山便開設が決まっているだけだ。
 国営空港なので維持管理費は国が負担することになっているが、県の第3セクターが管理運営する空港ターミナルビルも、1日1往復では年間で最大1億円の赤字になるとされ、県は利用者から空港使用料を徴収することも検討している。

 ◆茨城空港=航空自衛隊百里基地と共用の国営空港。既存滑走路に並行して、同じ2700メートルの滑走路が新設された。本体事業費は約220億円で、茨城県の負担額は約73億円。


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