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[緊急着陸]高度1万メートル超で機長気を失う

2007-01-11 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 機長が気を失い緊急着陸!
あってはならない、まるでドラマのような事が実際に起きてしまいました。
機材はマレーシア・トランスマイル航空の貨物機MD11型機。アンカレジから香港に飛行中、高知県南方で気を失ってしまったようです。
副操縦士は速やかに緊急事態を宣言し、関西国際空港へ引き返し着陸しました。乗員、機材ともに無事だった様子。
 機長の健康管理は徹底していて、半年に一度健康検査が行われパスした者が乗務するようになっています。気を失った原因について発表はありませんが、重大な事故に直結するだけに、検査の見直しを含み徹底した原因究明を行って頂きたいものです。

<トランスマイル航空の概要>
国籍: マレーシア
設立: 1989年9月8日
資本金: 1億マレーシア・リンギ(約27億円)
国際定期便: クアラルンプール=(週6便)、クアラルンプール=香港(週5便)、
クアラルンプール=シンガポール(週4便)などを運航。
保有機材: 16機
従業員数: 149人

<当該機について>
申請者  トランスマイル航空(マレーシア)
事業開始予定期日  平成17年9月2日(金)
事業計画
(1)事業内容 マレーシア=日本間で貨物運送事業を行う。
(2)運送区間、機材、便数 クアラルンプール=中部  MD11F  週3便(木・金・土)

<関連リンク>
トランスマイル航空

(産経新聞)最終更新:1月11日8時0分
 10日午前11時45分ごろ、高知県足摺岬西方約35キロの上空(高度1万1600メートル)を飛行中のアンカレジ発香港行きのマレーシア・トランスマイル航空の貨物機MD11型機で、操縦していたブラジル人機長(47)が突然意識を失った。このため、同機は福岡航空交通管制部に連絡するとともに、目的地を変更して、ほかの操縦士が代わって操縦し、関西国際空港に緊急着陸した。機体の損傷やけが人はなかった。
 国土交通省大阪航空局などによると、機長は関空着陸前には意識を回復し、歩行もできる状態だった。アンカレジをたつ前までは体調に異常はみられなかったが、飛行中に突然、けいれんを起こし、意識を失ったという。
 飛行中に機長が意識不明になるのはほとんど例がなく、国交省航空・鉄道事故調査委員会が重大インシデントとして、調査に乗り出した。

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