＜違法航空会社＞共謀して燃料追加操作、ＪＡＬも

＜コメント＞
航空貨物の闇カルテルとは恐れ入りました。しかもその中にＪＡＬ（日本航空）が仲間入りしている。ＪＡＬについて今更どうのこうの書くつもりはないが、航空運賃を不正に引き上げるカルテルは許す事ができない。当局による今後の調査に期待する。

（ロイター） - 3月10日10時59分更新
　［ニューヨーク　９日　ロイター］　英ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）<BAY.L>をはじめとする世界の航空大手１１社が、航空貨物の燃料追加料金を共謀して操作したとして、タンザニアの企業に提訴された。
　訴えを起こしたのはタンザニアのダルエスサラームに拠点を置く企業Sisimizi。ニューヨークまでの木材製品の空輸にＫＬＭを利用していた。ＢＡのほかに訴訟の対象となっているのは、独ルフトハンザ<LHAG.DE>、米ユナイテッド航空の親会社のＵＡＬ<UAUA.O>、日本航空<9205.T>、エールフランスＫＬＭ<AIRF.PA>、アシアナ航空<020560.KQ>、キャセイ・パシフィック航空<0293.HK>、シンガポール航空<SIAL.SI>、大韓航空<003490.KS>、スカンジナビア航空<SAS.ST>、チリのＬＡＮ航空<LFL.N><LAN.SN>。
　国際的な航空貨物料金カルテル疑惑が２月に表面化したことを受け、欧州委員会と米司法省はすでに欧米の航空大手数社を家宅捜索している。