<コメント>
7日の航空機トラブル、これで3件目。
下の関連記事を見て頂きたいが、この機の油圧関係に製造ミスがあり、油圧で作動する脚のトラブルが発生していると記されている。
(メーカー談)ボンバルディア社は、このうち一カ所をカナダの本社に持ち帰って分析。
(ANA談)今年に入って製造段階のミスだと分かった。全日空は「今後のローカル路線の主力になる機種であり、きちんと調べてトラブルをなくしたい」と話している。
主原因が判明しているのに、何という対応の遅さだろう。前回のコメントにも記したが、この機を使用中止とし、代替機を飛ばすとかの策は本当にないのだろうか?
利益や効率ばかり注力すると、大きな落とし穴が待っているように感じる。これは全ての航空会社にいえる事だと思う。
(Yomiuri News) - 2月7日22時03分更新
7日午後2時40分ごろ、福岡空港を離陸直後の大阪行きエアーニッポンネットワークのANA1676便(ボンバルディアDHC8―402型)で、左の主脚が格納されていないという表示が出たため、同便は福岡空港に引き返した。
乗員乗客70人にけがはなく、機体の損傷もなかった。
全日空福岡空港支店によると、計器の誤表示か、実際に主脚が出たままだったかは不明で、全日空グループで原因を調査する。カナダ・ボンバルディア社製の航空機については、昨年から同様のトラブルが相次いでいる。
<関連記事>
ボンバルディアDHC8-Q400 製造ミス
7日の航空機トラブル、これで3件目。
下の関連記事を見て頂きたいが、この機の油圧関係に製造ミスがあり、油圧で作動する脚のトラブルが発生していると記されている。
(メーカー談)ボンバルディア社は、このうち一カ所をカナダの本社に持ち帰って分析。
(ANA談)今年に入って製造段階のミスだと分かった。全日空は「今後のローカル路線の主力になる機種であり、きちんと調べてトラブルをなくしたい」と話している。
主原因が判明しているのに、何という対応の遅さだろう。前回のコメントにも記したが、この機を使用中止とし、代替機を飛ばすとかの策は本当にないのだろうか?
利益や効率ばかり注力すると、大きな落とし穴が待っているように感じる。これは全ての航空会社にいえる事だと思う。
(Yomiuri News) - 2月7日22時03分更新
7日午後2時40分ごろ、福岡空港を離陸直後の大阪行きエアーニッポンネットワークのANA1676便(ボンバルディアDHC8―402型)で、左の主脚が格納されていないという表示が出たため、同便は福岡空港に引き返した。
乗員乗客70人にけがはなく、機体の損傷もなかった。
全日空福岡空港支店によると、計器の誤表示か、実際に主脚が出たままだったかは不明で、全日空グループで原因を調査する。カナダ・ボンバルディア社製の航空機については、昨年から同様のトラブルが相次いでいる。
<関連記事>
ボンバルディアDHC8-Q400 製造ミス
実は私、昨年、福岡-伊丹間でこの機体に乗りました。これと同一の機体の可能性大です。
しかし連日発覚する航空機トラブル・・・なんだかもう当たり前のようになってしまってますね。発覚したものだけでこれだけ出てくるのですから実際にはもっと・・・
噂では人件費削減で中国に整備させてるのも要因とか言われてますがどうなんでしょうね。
PS:
FS2004の神戸空港シーナリーをここで見かけましたよ。ただし、残念ながら今のところはAFCADのみ公開されているようです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~pooh_rjot/
実際にQ400に乗られたのですか。何事もなかったようで良かったですね。
しかし油圧関係に空気が混入するトラブルが続いているだけに恐いですよね。今は「脚」ですが、昇降蛇などの操縦系の場合、操縦不能に陥る可能性もあると思います。
「なぜ?」を重ね、原因究明と改善を至急お願いしたいです。それが解るまで使用禁止!くらいの処置をとって頂きたい。
神戸空港のシナリー情報ありがとうございます。じっくり見て可能ならテスト導入してみます。
本日、セントレア発松山行の全日空のDHC8型機で、ついに、脚が出ない方の異常が発生し、手動で出せて、無事着陸したそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060209i204.htm
脚は、油圧がなくなっても手動で出せる構造にはなっていますが、また主脚の片方が出なくても何とか着陸はできますが(機体は破損しますが...)、こう続くと、いずれは、他の原因も絡んで、主脚を、手動でさえ出せない、それも左右両方とも出せない異常が発生するのではないかと、心配になって来ますね。
ところで、整備不良がずっと続いていますが、国民全員に技術力の低下やモラルの欠如がある、と嘆くことはないと思います。
一連の出来事は、組織の構造上の欠陥、つまり、文系の世界の欠陥から来ていると思います。
頂点にいる人間に、モラルの欠如があると思います。特に官僚達。
天下り先を確保するのが目的で、大手建設会社に税金をくれてやるために、誰も使いそうにない建造物や道路を日本中に作らせて、累計で数百兆円の労働力を奪ってしまい、それで消えた分の労働力の供給を民間会社や国民に押し付けている(増税して取っているという意味)。
航空会社では、押し付けられた分が、どんどん下に押し付けられて、末端の整備の現場が、すべて受けているのではないでしょうか?
Q400については、機体の構造上の問題がありますが、M&Aによる組織の巨大化と方針の微妙な違いを引きずったまま現在に至っている事が根っこにあるような気もしますね。
ところで、Q400の大阪-松山・福岡便、どのくらいの確率でトラブルになっているのでしょうね。ハインリッヒの法則の数字に近づいている・・・