☆ポンチョを着てガウチョ気分
今季、2枚のポンチョを買った。もともと、ぼくは「ポンチョ好き」である。だから、これがはじめてのポンチョではない。すでに何枚か持っている。
ぼくのポンチョにはふたつの種類がある。ひとつはポンチョ本来の防寒防風のためのものであり、もうひとつが雨具としてのポンチョである。
前者のポンチョをこれまで2枚持っていて、ガウチョ気分で真冬に使ってきた。ひとつは、アンデスっぽい製品だが重いのとかさばるのと派手すぎてなかなか着こなせないできた。
もう1枚はアクリル製の安物だが、軽いのでキャンプのときはもっぱらこちらを使っている。ただし、火の粉にはまったく無力だとわかるから焚火には近づかない。
雨具としてのポンチョもすでに2枚ある。
キャンプ地で雨に見舞われたらさぞや便利だろうと思って買ったのが7年ばかり前。ミリタリー(軍用)ほどではないが、かなりヘビーデューティーでグランドシートとしても使えるからいつもクルマに常備してある。ところが、実は一度も袋から出していない。
その後、イヌの散歩用にもう1枚薄手のやつを買って家に置き、こちらは大雨でないかぎり、頻繁に使っている。
雨具としてのポンチョは、家で使ってみてわかったのだが、一度濡れるとあとの始末がけっこう厄介だ。キャンプ地だったりすると、スクリーンタープの中に吊るして干さなくてはならないから邪魔になる。
セパレート型のレインギアなら着たままで乾かすこともできるが、ポンチョとなるとスクリーンタープの中でさすがに着たままはうっとうしい。ましてや、濡れていたらなおさらだ。
ちなみに、雨のキャンプサイトで過ごすとき、普通の雨だったら傘がいちばん便利である。トイレへいくとか、水汲みにいくとかがせいぜいだからだ。使い終わったらすぼめて立てかけておけばいい。
むろん、設営や撤収など作業がともなうときは、やっぱりセパレート型の雨具になる。素材はゴアテックスなどの透湿性のものでないと作業中に汗まみれになるのはいうまでもない。
まだ未使用のものさえあるというのに、今季、ポンチョを2枚ゲットしてしまった。
1枚はコットンで、春や秋の朝晩に羽織るためだ。焚火のときに化学繊維のアウターが火の粉で穴が開かないためにも有用かなと思ったけど、何年も焚火をしていなかった。
買ってから気づいたことがふたつある。ポンチョの名称が「ファイアーポンチョ」というから、やっぱり焚火の火の粉を想定したポンチョなのだろう。
もうひとつがブランドである。「グリップスワニー」は、アウトドア用の皮革グローブのメーカーとして、ぼくが知るかぎりはナンバーワンである(このテーマは稿をあらためて検証してみたい)。
☆フィールドにはけたたましいデザインだったかな?
ゲットしたもう1枚はColombiaのショップで夏用のパンツを物色しているときに見つけたレインギアとしてのポンチョである。さまざまな派手な柄のポンチョがあるなかで、この写真の柄のものがどうしてもほしくなり、迷わずに買ってしまった。3枚目ということになる。
この柄がなかったら買っていなかったほど、気に入ったけど、こいつをフィールドで使うにはいささかけたたましすぎるような気がしてならない。きっと、犬の散歩用として街中で使うことになるだろう。
色については、ファイアーポンチョの赤もさんざん迷った。モスグリーンやグレー系の色合いのほうがいいのではないかと……。しかし、実際に着てみるとどうもしっくりこない。つまり、汚いのである。
ポンチョがではなく、着たぼくが汚いのである。年寄りにはやっぱり暗い色は合わない。ま、この赤が似合うかというとそれも疑問だけど……。
ファイアーポンチョはすでに4月末のキャンプで活躍してくれた。これから夏場に向かい、焚火をしないかぎりは留守番になるだろうからいささか寂しい。
秋を迎えたら、足元はAIGLEのラバーブーツで決めてフィールドに出かけたいものだ。
自己満足ではあろうが、そんなお洒落気分もアウトドアには大切なファクターだとぼくは頑なに信じている。
今季、2枚のポンチョを買った。もともと、ぼくは「ポンチョ好き」である。だから、これがはじめてのポンチョではない。すでに何枚か持っている。
ぼくのポンチョにはふたつの種類がある。ひとつはポンチョ本来の防寒防風のためのものであり、もうひとつが雨具としてのポンチョである。
前者のポンチョをこれまで2枚持っていて、ガウチョ気分で真冬に使ってきた。ひとつは、アンデスっぽい製品だが重いのとかさばるのと派手すぎてなかなか着こなせないできた。
もう1枚はアクリル製の安物だが、軽いのでキャンプのときはもっぱらこちらを使っている。ただし、火の粉にはまったく無力だとわかるから焚火には近づかない。
雨具としてのポンチョもすでに2枚ある。
キャンプ地で雨に見舞われたらさぞや便利だろうと思って買ったのが7年ばかり前。ミリタリー(軍用)ほどではないが、かなりヘビーデューティーでグランドシートとしても使えるからいつもクルマに常備してある。ところが、実は一度も袋から出していない。
その後、イヌの散歩用にもう1枚薄手のやつを買って家に置き、こちらは大雨でないかぎり、頻繁に使っている。
雨具としてのポンチョは、家で使ってみてわかったのだが、一度濡れるとあとの始末がけっこう厄介だ。キャンプ地だったりすると、スクリーンタープの中に吊るして干さなくてはならないから邪魔になる。
セパレート型のレインギアなら着たままで乾かすこともできるが、ポンチョとなるとスクリーンタープの中でさすがに着たままはうっとうしい。ましてや、濡れていたらなおさらだ。
ちなみに、雨のキャンプサイトで過ごすとき、普通の雨だったら傘がいちばん便利である。トイレへいくとか、水汲みにいくとかがせいぜいだからだ。使い終わったらすぼめて立てかけておけばいい。
むろん、設営や撤収など作業がともなうときは、やっぱりセパレート型の雨具になる。素材はゴアテックスなどの透湿性のものでないと作業中に汗まみれになるのはいうまでもない。
まだ未使用のものさえあるというのに、今季、ポンチョを2枚ゲットしてしまった。
1枚はコットンで、春や秋の朝晩に羽織るためだ。焚火のときに化学繊維のアウターが火の粉で穴が開かないためにも有用かなと思ったけど、何年も焚火をしていなかった。
買ってから気づいたことがふたつある。ポンチョの名称が「ファイアーポンチョ」というから、やっぱり焚火の火の粉を想定したポンチョなのだろう。
もうひとつがブランドである。「グリップスワニー」は、アウトドア用の皮革グローブのメーカーとして、ぼくが知るかぎりはナンバーワンである(このテーマは稿をあらためて検証してみたい)。
☆フィールドにはけたたましいデザインだったかな?
ゲットしたもう1枚はColombiaのショップで夏用のパンツを物色しているときに見つけたレインギアとしてのポンチョである。さまざまな派手な柄のポンチョがあるなかで、この写真の柄のものがどうしてもほしくなり、迷わずに買ってしまった。3枚目ということになる。
この柄がなかったら買っていなかったほど、気に入ったけど、こいつをフィールドで使うにはいささかけたたましすぎるような気がしてならない。きっと、犬の散歩用として街中で使うことになるだろう。
色については、ファイアーポンチョの赤もさんざん迷った。モスグリーンやグレー系の色合いのほうがいいのではないかと……。しかし、実際に着てみるとどうもしっくりこない。つまり、汚いのである。
ポンチョがではなく、着たぼくが汚いのである。年寄りにはやっぱり暗い色は合わない。ま、この赤が似合うかというとそれも疑問だけど……。
ファイアーポンチョはすでに4月末のキャンプで活躍してくれた。これから夏場に向かい、焚火をしないかぎりは留守番になるだろうからいささか寂しい。
秋を迎えたら、足元はAIGLEのラバーブーツで決めてフィールドに出かけたいものだ。
自己満足ではあろうが、そんなお洒落気分もアウトドアには大切なファクターだとぼくは頑なに信じている。