今日も海日和

Dive Kids RYOのよもやま話
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スミゾメミノウミウシの産卵

2009-05-16 18:20:46 | おサカナ・生物
               一枚のウミウチワに大集合していたスミゾメミノウミウシ

春はサカナたちの繁殖シーズン。
アオリイカの産卵も始まって、水中では様々な生物の生殖行動が見られます。
海全体に生命の息吹を感じるシーズンです。

今の季節はウミウシシーズンでもあるのですが、なんでかっつうとウミウシたちが
産卵のために集まって来るので、個体数、種類共にめっちゃ多くなるからなんです。

写真は昨日の富戸。
右側の黒っぽいのがスミゾメミノウミウシ(交尾中です)。
左側の薄紫のがその卵です。


ウミウチワはいっぱいあるんですが、仲間がいるところにみんな集まってきます。
この広い海の中どうやって集まってくるのか不思議なんですが、仲間の這った跡
(カタツムリが這った跡のすじみたいなヤツですね)をかぎつけてたどって来るようです。

ウミウシは雌雄同体。
交尾の時は2匹くっついて"連絡通路"と呼ばれる生殖器でつながります。
そして互いに精子交換をして2匹とも受精するという離れ業をやってのけるのです。
つまり、どっちかがオス、どっちかがメスになるわけではなく、いっぺんに雌雄両方の役を果たすんです。
交尾したら2匹とも卵を産むという少子化対策のお手本みたいなスゴイ奴なんですねぇ。

海中生物はとにかく卵をいっぱい産みます(哺乳類は別ですが)
食われてしまったり、死んでしまったりオトナになるまで成長する生存率が極めて
低いのでたくさん産んでおかないと種を保存することが出来なくなってしまうから
なんですが、それにしてもこのウルトラ繁殖術。ブッ飛んでます!




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