りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

シネ・ウインド デジタルシネマ・プロジェクト最終日 微力ながら寄付。

2013-03-31 23:07:16 | 映画

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 今日は新潟唯一のミニシアター、シネウインドが進めている「デジタルシネマ・プロジェクト最終日」…ということで、微力ながら1口1万円の寄付を行う。 

 正直言って、このシネ・ウインドの「デジタルシネマ・プロジェクト」、始まったのが去年の11月と、いかにも出遅れ…という感じだったし、いつもシネ・ウインドに行っても観客は一桁、この前行った「サイド・バイ・サイド」に至っては観客私だけ…と言う状態だったので、「寄付なんて、そんな簡単に集まる訳ないよなぁ…、ただでさえ不況な訳だし…。」と思っていたのだが、3月30日現在で1700万円以上が集まり、目標額の2000万円には及ばないものの、達成率86%以上…と言うのは、正直言って予想外の展開と言うか健闘振りにびっくり。  

 「普段は足を運ばないが、新潟唯一のミニ・シアターの灯が消えるのはさすがにちょっと…。」と言う方が多かったのかもしれないな…という感じ。 

 シネ・ウインドの運営については、一応会員として、いろいろ言いたいことはないわけではないが、とりあえず、目標額近くまで寄付が集まった…という事実を素直に喜びたいと思う。(個人的には空調の音がかなり大きいので、そこあたり改善を望みたい。)

 

 とりあえずデジタルシネマへの移行の目処はついた訳だが、ミニシアターをとりまく環境は依然厳しい訳で、シネ・ウインドには、ライトな映画ファンの声を吸い上げながら、適切な運営を行って欲しい…と思う次第である。


新潟のハルサイ! 新潟市ジュニア音楽教室 第9回スプリングコンサート

2013-03-31 22:44:13 | コンサート

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 年度末、バタバタしつつ、なんとか3月31日、年度末最終日にたどり着く。

 この3月31日は公益社団法人 日本オーケストラ連盟が定めた「ミミにイチバン!オーケストラの日」(しかし、いくらゴロが良いからって、年度末最終日にこんな日を持ってくるかなぁ…。)。

 そう言うことで、日本各地でオーケストラのイベントが開催される訳だが、新潟には日本オーケストラ連盟に加入しているプロ・オーケストラはなし…ということで、関連イベントは残念ながらなし。しかし、その代わりと言うには、あまりのも強力なコンサートがりゅーとぴあで毎年開かれている。それが、新潟市が誇るジュニア音楽教室によるスプリングコンサート…と言うことで家族3人で、りゅーとぴあへと足を運ぶ。

 新潟市ジュニア邦楽合奏団 指揮:鯨岡 徹
 初級合奏 川崎絵都夫:めぶき(委嘱作品)
 中級合奏 吉崎克彦:童夢
 上級合奏 川崎絵都夫:祭り幻想

 新潟市ジュニア合唱団 指揮:海野美栄
 ブリテン:キャロルの祭典より(ハープ:井上 麗)
 童謡メドレー(ピアノ:斎藤愛子)

 
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 新潟市ジュニアオーケストラ教室
 A奏 (指揮:藤井裕子)

  ビゼー:「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」
  ハイドン:ディヴェルティメント
 A・B合同合奏 (指揮:松村秀明)
  ケテルビー:ペルシャの市場にて
 B合奏 (指揮:松村秀明)
  シュトラウスⅡ:春の声
  ドリーブ:バレエ音楽「コッペリア」より

 合唱団・オーケストラ合同
 杉本竜一:合唱曲「Believe」

 1時半からロビーコンサートが始まり、2時らからコンサート開始、2部構成で、終演は4時半過ぎ…と長時間に渡った本コンサート、とにかく聴き所満載。

 演奏だけでなく振り付けで魅せてくれたジュニア合唱団、フレッシュな演奏を聴かせてくれたA合奏…と、皆、魅力的な演奏を聴かせてくれたが、個人的に今回、一番印象に残ったのが、トップに登場したジュニア邦楽合奏団。

 
 正直言って、これまで「邦楽かぁ、なんかイメージ沸かないないんだよなぁ…。」と言う感じで、足を運んだことはなかったのだが、これが大間違い。りゅーとぴあの大ホールに響き渡る琴、三味線、尺八の音…、これが本当に巧い具合に解け合って独特の音世界を形成している…と言うか、本当に素晴らしい演奏だったのだ。

 とりわけ、中級合奏が演奏した「童夢」などは、陰と陽…、実にドラマチックな展開で本当にカッコ良い演奏だった。これまで足を運んでこなかった事を後悔したが、また新しい楽しみが増えたな…ということで、次回のコンサートには是非足を運びたい…と思った次第。(合唱、オケとのコラボレーションも是非聴いてみたい。映えるんじゃないかな…。)

 トリを務めたB合奏はいつもながらハイレベルの演奏。シュトラウスの「春の声」の第1音が鳴った瞬間、「げぇ、巧めぇ…」と唸ってしまったし、(しかし、なんでジュニアオケで、こんなに優雅なワルツが演奏できるんだ?)、バレエ音楽「コッペリア」のヴァイオリンソロもばっちり決まって、ジュニアオケなんて枠を完全に超えている演奏だったのではないだろうか。

 最後は杉本竜一作曲の合唱曲「Believe」が演奏されて幕となったが、舞台いっぱいに展開したオーケストラ、合唱団から発せられるハーモニーはまさに圧巻の一言、本当に満足度の高いコンサートであった。

 3団体合同演奏会ということで、出演者の親族の方も多い…ということもあってか、なんと立見が出た本コンサート、素晴らしい演奏ばかり、是非、多くの音楽ファンに足を運んでいただきたいと思った次第である。

 なお、この夏には、ジュニアオーケストラ全国フェスティバルがまたりゅーとぴあで行なわれるとのこと。この10年間でなんと3回目…ということで、ジュニアオーケストラのメッカとなるつつある我が「りゅーとぴあ」。地元、新潟市ジュニアオーケストラ始め、素晴らしい演奏を期待したいと思う。

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金曜の夜はジャズ・ライヴ! りゅーとぴあ春フェスタ2013開催!!  

2013-03-31 02:43:35 | ジャズ

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 りゅーとぴあ友の会の機関誌「N-PAC mate 4月号」が到着。

   新年度スタート…ということで、いろいろな公演チラシが入っていて気分が盛り上がってきたが、今回、「おっ!」と思ったのは、「りゅーとぴあ春フェスタ2013開催」のチラシ。今年は4月から6月にかけて、金曜の夕方、東ロビー特設ステージで無料ジャズ・ライヴが定期的に行われる…という事らしい。

 新潟はご存じのとおりジャズが盛んな地で、年2回開催される新潟ジャズストリートは大盛況、夏は信濃川のリバーサイドでライヴなどが行われたりしているが、それ故、ジャズ喫茶やライヴハウスへの配慮と言う微妙な問題もあったのか、これまで、りゅーとぴあでの無料コンサートは行われていなかったという気がする…と言うことで、クラシックだけでなく、ジャズもりゅーとぴあのロビーで聴けることを素直に喜びたい…と思う。(ジャズがどう響くか、ちょっと心配だけど…。)

 ただ、ジャズの場合、新潟ジャズストリートや万代ジャズフェスティヴァルなど、無料、もしくは低額チケットだと結構人が集まるものの、ちょっとチケット代が上がると一気に動員が苦しくなる傾向がクラシックよりも強いような気がする。ここで掴んだ聴衆を有料コンサートに結びつけられるか…といったあたりも注目と言ったところだろうか。

 いずれにしても新しい試みに新潟市民がどのように反応するか楽しみだし、私も仕事帰り、立ち寄って聴いてみたいと思っている。

 ※ なお、古町芸妓、落語、邦楽(土曜)、こどもの日には空中庭園で大道芸が開かれるとのこと。こちらの方にも注目してみたい。


初スワン2013 アルビレックス新潟vs浦和レッズ サッカーって厳しいな…。

2013-03-31 02:32:19 | サッカー

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 年度末のバタバタが続いているが、あの浦和が来るとあっては応援に駆けつけなければなるまい…ということで、今シーズン初のビッグスワン。

 試合の方はボール支配率では上回ったものの、開始6分、槙野に決められ早々に1点ビハインド。その後、田中達也を中心にチャンスメイクするも、いつものように決定機に決められないまま試合は流れ、ロスタイム、途中交代したマルシオ・リシャルデスに決められジ・エンド。0-2で敗戦、1分3敗となって最下位へ逆戻り…。

 ネットでは決定機に決められなかったブルーノ・ロペスへの批判がさらに高まり、「イラネーよ、あんなの。」の大合唱…という感じ。私も「達也からのパス、1対1になったアレは決めて欲しいよな、流石に…。」と思ったが、全体的に、BLばかりに責任を押しつけるのもどうかな…という気がした。

 チームとしてまだまだ連携が取れていないし、根本問題として、ウチの選手、テクニック的にやっぱり低いわ…という事は観戦していて認めざるを得なかった…と言う感じ。

 「開幕戦の対セレッソで勝っていれば…。」とか「上位とばっかりで、試合日程悪いよな…。」とか、サポーターとしてはいろいろネガってしまうが、予想以上に田中達也の調子は良い…などの好材料もあったので、「悪い時、どうしのいで行くかが勝負。」ということで、なんとか修正していってもらいたい…と思った次第である。

※ 相変わらず、やたらブーイングかますレッズ・サポはうざかったが、田中達也の選手紹介の時の拍手…はちょっとジーンときた。


京都のイリーナ・メジューエワ メジューエワを初めて聴きたいんだけど…という方にもお薦め。

2013-03-30 00:57:48 | クラシック

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 日本を拠点に活躍する実力派ピアニスト、イリーナ・メジューエワ。そのメジューエワが2007年から2012年にかけて京都で行なったコンサートのライヴBOXがリリースされた…と言うことでコンチェルトさんで購入、一気聴きを敢行。

 本作は今まで発表された5作品を1BOX化したものだが、シューベルトとベートーヴェンを中心にシューマン、ブラームスなど独墺系をメインに、ドビュッシー&ムソルグスキー…と、バラエティ豊かな選曲となっている。

 いずれの曲もタッチの美しさ、奇を衒わない正攻法のアプローチが貫かれていて、「あぁ、メジューエワのピアノだなぁ…。」と感じさせる演奏。ただ、ライヴ録音ということもあって、セッション録音に比べ幾分、躍動感の増した演奏になっているように思われた。 個人的には、「コンサートに行きたかったなぁ…。」と思っていた版画を始としたドビュッシー、ムソルグスキーの「展覧会の絵」が収録されたディスク5がやはり印象に残った。(ダイナミックな「展覧会の絵」を聴いて、やっぱり生で聴きたかった…と思ってしまったが…。)
  
 個人的にはグールドやファジル・サイのような自由奔放なピアノが好みな私だが(一番好きなのはキース・エマーソンだけど。)、正攻法でストイックに曲を突き詰めるメジューエワの演奏は「やっぱり、好感持てるなぁ…。」という感じ。じっくりと繰り返して味わいたい本5枚組BOX、当分これで楽しめそう…と言う感じ。

 なお、本ライヴBOX、価格的には6000円超とお高いが、5枚組、しかも各ディスクめいっぱい演奏が収録されているので、お買い得と言えばお買い得。
 選曲的にもシューベルト、ベートーヴェン、モーツァルト、シューマン、ブラームス、ドビュッシー&ムソルグスキー…と、バラエティに飛んでいるので、メジューエワを初めて聴きたいんだけど…という方にもお薦めできるかな…という気がする。(本ボックスを聴いて良かった…と思ったら、ショパンへ…という感じだろうか。)

  6月には新潟交響楽団との共演が予定されているメジューエワ、どんな演奏を聴かせてくれるか今から楽しみ。これを機に、新潟でもさらに人気がでることを祈っている。