りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

ライヴハウスと言えば…、第19回新潟ジャズストリート詳細発表!

2011-11-30 17:54:31 | ジャズ

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   「男の隠れ家 ニッポン、ライヴハウス伝説。」では新潟のライヴハウスは残念ながら取り上げられていなかったが、年2回、新潟のライヴハウスが全稼働、熱く燃え上がる日がある。それが「新潟ジャズストリート」。その次回開催の詳細がネット上で発表された。(…って私がやっと気がついただけだけど。)↓

  http://www.niigata-jazzstreet.com/

 開催は2011年1月21日(土)、出演者は計128組655名。料金はフリーパスチケット1000円(中学生以下無料)。チケット販売は12月初旬予定とのこと。

 2日開催の夏に比べ、冬は1日開催と、規模は半分だが、雪がちらつく中、お目当ての会場に向かうのもまた風情があって良いものなのだ。(当然、私は熱燗を事前に入れて参戦するつもり。)

 「雪で高速が封鎖されていまして、柏崎から来る予定だったドラムが遅れております。と言うことで、まずはデュオで1曲…。」とか言ったサプライズもあったりする。

 いずれにしろ、新潟ジャズストリートは新潟が誇る一大イベント。大いに盛り上がって欲しいものだ。


男の隠れ家 ニッポン、ライヴハウス伝説。 マイ・フェイバリットはSTB139

2011-11-29 22:04:03 | 

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   書店で「男の隠れ家 ニッポン、ライヴハウス伝説」を見つけ購入。 
 内容は、日本のライヴハウスの歴史、全国の有名ライヴハウス紹介…と言ったところ。テーマ自体は目新しくはないが、こういう音楽モノについてはいつもながら「男の隠れ家」、実に魅力的に編集してあって感心させられる。

  私もライヴハウスについては、NYの「ヴィレッジ・ヴァンガード」を始め、かなりの数の有名ライヴハウスを廻ったのだが、個人的に好きなライヴハウスは六本木にあるSTB139…と言っても、観たのはスティーヴ・ハケット・アコースティック・ライヴとエディ・ジョブソン率いるUKZの2回だけだが、どちらのライヴも素晴らしく、今でも強く印象に残っている。(UKZについては、その後、本当にUKが再結成され、ライヴ・チッタ川崎で観たので印象が薄れてしまったけど。)

 STB139の良いところは施設が綺麗なところに加え、フードの質が高い事だろう。開演前、音楽仲間と食事とアルコールを取りながら、今日のステージの予想をしてテンションを高めて開演を待つ…と言うのは、このクラスのライヴハウスならではの魅力。私は個人的にはお一人様コンサート派だが、このクラスのライヴハウスに行く場合は、やはり気の合った音楽仲間と足を運ぶことをお薦めしたい。

 しかし、21世紀に入ってYouTube、iTunesを始めとしたネット革命により流通形態が劇的に変化、CDの売上げは激減し、かつてのようにライヴがレコードの販促手段から、ライヴがミュージシャンの飯の種…という時代に回帰してきている今日この頃。ミュージシャンには熱いライヴを聴かせてもらいたいと思う次第である。


パナソニック生産縮小。プラズマ・テレビ 風前の灯に思う。

2011-11-29 06:54:52 | ニュース

  プラズマテレビ世界トップのパナソニックが生産体制の大幅縮小を表明した…とのニュースを聞く。液晶テレビの技術革新により、プラズマの黒の表現力の優位性が失われた…ということらしい。

  私は10年前、家を建てる際、パイオニアの43型プラズマ・テレビを導入し、(当時は60万円以上もしたのだ!)今でも使っているので、このニュースを感慨深く聞いた次第。

 しかし、実際の話、テレビについては、画質云々以前に、観るべき番組がない…というソフトの方が問題なのではないだろうか?
 お馬鹿キャラの芸能人が内輪ウケの話でギャハギャハ言っている番組ばかりで、本当にウンザリしてしまう。子供がこの手の番組を見始めると頭痛がしてくるので、別室に行くか、i-padでブラウジングしながら、ヘッドフォンで音楽を聴くのが私の定番。
 
 ハードの進歩とソフトの充実の相関関係はほとんどゼロ…、そんなこと思ったプラズマテレビ風前の灯のニュースだった。


一流と超一流の間…。サリエリ序曲集再聴。

2011-11-28 20:30:38 | クラシック

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 金曜日に行ってきた「松本幸四郎inアマデウス」にインスパイアされ、サリエリ序曲集をCDラックから引っ張り出して再聴。

 アントニオ・サリエリ…というと映画「アマデウス」の印象が余りに強く、今では凡人の代表と行った感じだが、実際には作曲したオペラは大成功、作曲家として当時の最高位、宮廷楽長を長く勤めただけでなく、ベートーヴェン、シューベルトの恩師…と作曲家だけでなく教育者として一流であった凄い人…だったようなのだ。

  …で、そのサリエリの序曲集を再度聴いた印象なのだが…、「う~ん、何度聴いても単調というか、ピンとこないなぁ…。本当に当時、人気絶頂だったの?」というのが正直なところ。このサリエリ序曲集の後、サー・ネヴィル・マリナー指揮の「モーツァルト序曲集」を聴いたのだが、サリエリとモーツァルトの序曲集を聞き比べれば、誰の耳でも「才能の差は歴然…。」だと思う。

  まぁ、当時は当然レコードなどはなく、聴くことのできる機会は演奏会やオペラのみ。それも、今とは比較にならない程、演奏される頻度は少なかった。その為、「一聴して分かりやすいサリエリが受け、モーツァルトの進化する音楽に聴衆がついて行けなかった…。」という話に「何となくそうかな…。」と思っていたのだが、それにしても、改めて聞き比べてみるとサリエリとモーツァルト、次元が違いすぎる…という感じを受けてしまった。

  従来、ウィーン後期のモーツァルトの人気凋落については「モーツァルトの深化・複雑化する音楽に聴衆がついて行けなかった。」と言う説が強かったのが、やはり、フィガロ以降、貴族から反感を買ってパージされた…というのが主原因かな…と思うとともに、「一流と超一流の間は一流と二流の差よりも遙かに大きい…。」と言う言葉に頷いてしまった。

  しかし、考えてみると、現在、コンサートで演奏される楽曲は古典派ならハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンぐらいで、サリエリやグルックあたりの曲は完全無視…という状況。クラシック作曲家として後世に名を残す…と言うのは本当に大変なことなのだな…、と思わされたサリエリ序曲集再聴だった。


クラシック・ファンの憂鬱。おばさんの鈴音公害。

2011-11-28 20:22:43 | 旅行記

 今回の東京遠征、行きの新幹線の中、近くにいたおばさんが携帯に鈴をつけていて、絶えず打ち込みをしているものだから、チリン、チリン…と車内に鈴の音が響き渡る。うるさいったらありゃしない。
 
 「しかし、鈴を携帯とかバックにつけている人って自分はうるさくないのだろうか?高齢で2khzぐらいまでしか聞こえないのかもしれない…。」とか「この手の人って、バックの中を絶えずガサゴソしているし、一種の病気なのかも知れない…。」とか考えていたのだが、浦佐あたりで、ついに耐えきれず、席を移動させてもらう。

  鈴の音と言えば、クラシック・コンサートでは、もはや迷惑行為の定番となっているのだが、「公共空間ではこの音からは逃れられないんだな…。」と絶望的な気分になった次第。クラシック・ファンはコンサート会場でこの鈴音公害に絶えず悩まされているので、過剰に反応してしまう耳になっているのかも知れないが、本当に迷惑としか言いようがない。(この前読んだ雑誌によると大阪が本場らしいけど…。)

  スマートフォンは鈴を付けずらい構造の為、スマホ普及により鈴音公害は激減する…という期待もあるのだが、ちゃんとスマホ用鈴付けオプションもあるようだし(今回、スマホに鈴をつけている人を初めて見た。)、おばさん達の鈴音公害はこれからも続くのだろう。

 ネットで検索してみると、この手の鈴の音をうるさく思っている人は結構多いようだ。まぁ、この手の方には何を言ってもムダなのだろうが、せめてもの抵抗、クラシック・コンサートでは鈴の音を鳴らさないよう、しつこくアナウンスしてもらいたいものだ。