飛行機だい好き パートⅡ

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基本に不定期に載せたいと思っています。

弥生時代の水田 中西遺跡現地説明会

2011-11-12 19:59:11 | 現地説明会
奈良県御所市(ごせし)の中西遺跡で弥生時代前期(約2400年前)の水田跡が見つかりました。
場所は京奈和道のインターチェンジなので広範囲の発掘になっています。















この水田遺構には、大畦畔、小畦畦、水路、島状高まりなどがあります 水田は高さ5㎝程の小畦畔で
3×4mほどの範囲を区画し、それをいくつも連ねることで耕地を造成する小区画水田と呼ばれるものです。
区画の数は850枚以上にもなります 一つの水田を小さく区画するのはより少ない労働力で、水を張る
ために必要な平坦面を造成するための工夫と言われています。














上から眺めた水田と下に降りて見たのでは、一枚が非常に小さいのがよくわかります
北側から南に向かって緩やかな高低差があるのがわかります
後ろの山?から見下ろしたほうが全体像を把握することができます


水田が河川の氾濫による土砂で埋まった後、そのまま残ったものですが
今までにいくつもの洪水に見舞われたことがわかります。





水田跡からは出土品は出ていません その上の土砂の中から土器の破片と石庖丁が見つかりました


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2 コメント

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弥生時代って (山口ももり)
2011-11-15 09:09:54
一枚が非常に小さい・・・水の管理がそれほどむつかしかったのでしょうか。今野水田でも粘土のあぜで水が漏れないって言うのが、頭では理解できても納得できない私です。やっぱり水が豊かな土地・・・でもそこは必ず水害も・・・大変な努力のあとですね。もう、大分前、吉野ヶ里遺跡に行った事があります。弥生時代は激しい戦闘があった時代だということが解説にありました。縄文時代はわりと平和な時代だったとか。武器さえ持たなかったら平和なのでしょうか。
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Unknown (あきみず)
2011-11-15 21:46:50
ももりさん
コメントありがとうございます
そうなんですね 水と洪水は避けて通れない
です 現代でも台風の被害で土砂崩れが起きる
のに、この水田後は土砂で埋まった後そのまま
残ったものですが、ここの住人はどうしたものか? まだ住居跡が見つかってないのでわからないのです、人口もどれくらいかわかりません。
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