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備忘録 「病気のこと 本のこと 映画のこと」 

東野圭吾 「パラドックス13」

2014年06月29日 | 
Wカップブラジル大会 ウィンブルドンテニスと 読書の時間がTVに奪われていた中で
日本が負けて テニスの試合もなくということで一気に読破。

読み終わった一番の感想は、す・ご・い!!
この想像力と展開とスピード感。
今まで読んだ東野圭吾作品の中でも1・2を争う面白さ。
大胆なスィチエーションで絶対に無いと思うが、もしかするという気もした。

どんな風な結末になるのか興味津々。
最後はちょっと思惑外れなちょっと無難なエンドだったが。


自分がこの中のひとりだったらどうしただろう?

560ページに及ぶ文庫本だが、
長さを感じさせずに一気に読み終えた。

最近読んだ中では1番の面白さだった。

松岡圭祐 「万能鑑定士Qの事件簿9」

2014年06月13日 | 
この作者もこのシリーズ物も初めて読む。

第9弾にしたのは、やっぱり映画の原作になっているから。
公開されている 万能鑑定士Q モナ・リザの瞳
たぶん映画は観ないと思うけど、原作は読んでおきたいなと。


何でも鑑定してしまう凜田莉子のお話。
角川の記者小笠原はどう関わっているのかはこれ1冊ではまだよくわからない。


用意周到過ぎる窃盗団からモナ・リザを救う。
莉子と小笠原に降りかかる事件がすべてつながる。
そこまではやり過ぎでは?と思うが。


いろいろなものを見分ける力。
作者の勉強ったらすごいと思う。
すでに事件簿シリーズが12巻 推理劇が4巻 短編集が2巻出ているらしい。
見分けるネタがなくなってしまうのでは?と心配になってしまう。


次は第何巻を読めばいいのだろう?
1巻を読むべきか?それとも最新刊か?



やっぱり映画は観に行かない。
莉子ではないが自分の頭の中で映像化した自分の感性を信じよう。

人間ドック+大腸ファイバー

2014年06月13日 | 日記
2日目に大腸ファイバーをやるために2日間ドックになる。
会社で補助してくれるのは1日ドック分。

昨日の検診では例年とほとんど変化はない。
胃のポリープも成長していなかったが、切った方がいいだろうということになった。
胃カメラは経鼻で数年やっている。経口に比べれば数段楽。
今年は特に楽だった。
今年担当した副院長の腕だろう。

大腸ファイバー。
今回の下剤はムーベンにした。
以前より飲みやすくなってる。
それに容器も面白い。以前は詰め替えて持ってきたが、
今回は薬のパックのまま。

結果は以前よりは回復していることには間違いないようだ。
ただ薬は減らなかった。
今回でステロイドは終りかなと思っていたので残念。

村上龍 「55歳からのハローライフ」

2014年06月06日 | 
ちょうど自分に近い年代の中編小説5編

今までの自分の人生や、今おかれた状況で、ものすごく感じ方が違うと思う小説。

主人公に感情移入してしまい自分が主人公本人になったような感じの人も多いのかな。

僕は小説を読むときは、その景色をテレビやスクリーンでドラマを観るような感じ。
第3者として外から見ていることが多い。
もちろんこの小説もそう。

それになんか感情も入らなかった。
もちろん共感できる部分もあったけど。
今がそれなりに満たされているからだろうか。
それとも毎日追われて生きているからだろうか。

でも近い将来・・状況が変わった時に読んでどう感じるか?
ちょっと気弱になった時に読んだらどう感じるか?
退職してから読んでどう感じるか?

ここから先の心の準備が少しだけ出来た気もする。


6月14日よりNHKの土曜ドラマで放映するみたい。
他の人の思いの映像も観てみたい気がするけど、たぶん観ない。
自分の心の中で創った映像の方が自分に合っている気がする。



ちなみに今日は21回目の結婚記念日

五緒川津平太 「キャン・ユー・スピーク甲州弁?2」

2014年06月05日 | 甲州弁
続けて読んでみた。

1作目の方がインパクトがありまず甲州弁を知ろうという方には良いかも。
前作でかなりの甲州弁を網羅しているので、どうしても2回目の登場だったり、頻度が少ない言葉だったり。

でも工夫されていて、もちろんこちらの1冊だけでも十分楽しめます。
私は見た!悲しき甲州人の「ささっ返す」はうなってしまった。
県内の出身地を当てるチャートも1作目よりかなりパワーアップしている。

巻頭に前作が逆に甲州弁を使わなくなるきかっけになってしまったようなことが書いてあったが、
そういう人もいるかもしれないが、思い出して使いたくなった人もいるだろう。

花子とアンの影響も大きいだろうが、最近「こぴっと」を聞く機会が増えた。
使っているのは山梨県人に限らない。

マツコに日本一ブサイクな方言と言われた甲州弁だが、
吉高由里子が使うとかわいいと評判になる。


会社を出るときいつもは同僚に「お疲れ~」と言って帰るのだが、
本を読み終えたばかりの今日は「ほんじゃぁ けえるけんど」と言って出てきた。


今度の講演が楽みだ。

五緒川津平太 「キャン・ユー・スピーク甲州弁?」

2014年06月05日 | 甲州弁
著者に会社の講演をお願いしたので数年前に読んだのを読み返す。

最近聞かなくなった甲州弁がたくさん。
地方育ちで、小さいころはじいちゃんばあちゃんと一緒に住んでいたので、
聞いたことの有る懐かしい言葉のオンパレード。

甲州弁の境界線や隠ぺいするための九カ条などなど
なかなか興味深い。

先に他県の人に読んでもらったが・・・
甲州弁がわかってる山梨県人には面白いだろうけど、
まったくわからないから読むのも大変だし、面白さがわからないとの感想。

「花子とアン」&吉高由里子さんのおかげで最近プチブームな甲州弁。

県外に出て行った甲州人に是非読んでもらいたい。
そして山梨のことを、小さいときに一緒に暮らしていたジジババのことを思い出して欲しい。

レミケード 7回目

2014年06月04日 | 日記
胸部レントゲン、血液の採取までは順調。

点滴での投薬を始めるまでにいろいろあって時間がかかった。

血液検査の値も多少の貧血はあるが概ね良好。

主治医の先生の診察が終り点滴開始・・・
点滴量を調整・計量するための機械の調子が悪くスタートに手間取る。

ここまででいつもより遅い時間に。

結局決められた時間内に落ちる滴数で点滴量を調整することに。

最初の15分は時間40mlなので分間約13滴
その後時間120mlなので分間約40滴

スタート時間が遅くなってしまったので、後半は少し多めに入れてもらった。
で、何とかいつもよりちょっと遅いくらいで終了。

体調は良好。


処方された薬や量は変化なし。


昨年今頃の人間ドックで初めて会った看護士さんがいる。
今日はその人が担当だった。
すごく素敵な看護士さん。
今日も院長先生が困っていた緊急の患者さん(この患者さんの登場で少し開始が遅くなったのかも)に、
びしっと「ダメです!」と力強く伝えていた。



来週人間ドックで大腸ファイバーを久しぶりにやる。
良くなっていることを祈ってます。

それでステロイド剤は終りにしたいなぁ。


それと、
先日保健所から特定疾患医療受給者証の更新手続きについての案内が来ていた。
難病対策の改革のために国会で審議が進められていて、
今の受給者証の有効期限9月末から12月末にを延ばし、
例年7月に行ってきた更新手続きが、今年は10月になるらしい。