[お金]パート妻が正社員になったらいくら得するか

2008-10-24 12:06:56 | Weblog
パート妻のもっとも割損な年収ゾーンは100万~150万円の間。年収が100万円を越えると段階的に税金の控除が縮小され、保険料支出が増えてしまう。結果、収入は増えても手取り金額は減るという逆転現象が起こることになる。

割得なはたらき方は、税金や保険料の支払い義務が一切ない年収100万円以下のパート勤務科、安定収入があって社会保障も手厚い正社員に二極化する。

しかし年収ではなく生涯賃金という視点で見ると、正社員妻なら夫婦で受け取る年金は年間120万円多い。


President 2008.7.14より


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しかし新卒以外での正社員ではたらきたい女性の受け口がなかなかないのが現実。

[化学]メラミンって

2008-10-20 07:51:51 | 科学
巷で最近よくニュースで取り上げられているメラミンって何?有機化合物?農薬?危険物?

と思ったので調べ。


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メラミン(melamine) は、有機化合物で、構造の中心にトリアジン環を持つ有機窒素化合物の一種。ホルムアルデヒドとともに、メラミン樹脂の主原料とされる。

分子式はC3H6N6。(図はメラミンの構造式)
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 毒劇物取締法の対象にはなってないっぽい。


 以下はwikiの「中国の汚染タンパク質輸出問題」から抜粋。
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最初のそして最も簡単に見つかったタンパク質内の汚染物質はメラミンだった。しかし、メラミンは動物や人間にとって特に危険であるとは考えられていない。そのため調査員はシアヌル酸を含め他の汚染物質がないかどうか調査を続けた。現在の調査ではメラミンとシアヌル酸の混合物が腎不全の原因ではないかと注目されている。シアヌル酸は中国産の粗悪品に単独でまた広く利用されていると予想されており、ペットと人間の健康に影響を及ぼすのではないかと懸念されている。
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 メラミン単体の毒性はそんなに問題ではないのかも。

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小麦グルテンと濃縮コメタンパク質は小麦粉の中に原材料として加えられており、それらが分離されたものと比べて安価なものとなっている。メラミンとシアヌル酸は小麦粉の見かけのタンパク質含有量を増やし、濃縮植物性タンパク質の含有量検査を通過するために不正に加えられたと考えられている。
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 メラミンとシアヌル酸をタンパク質として測定してしまう、「見かけのタンパク質含有量の測定方法」ってどんな方法だろう?

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タンパク質は他の食品の構成物とは違い窒素を含むため、窒素測定はタンパク質測定の代用となる。食品産業においては粗タンパク質を検出する検査標準が用いられ(公式にはケルダール法とデュマ法が利用されている)、全体の窒素量を測定する。

食品産業では、過去何十年にも渡ってNPN(非タンパク性窒素)によって粗タンパク質含有値を水増ししたり、タンパク質食品の事故的な汚染や意図的な混入が起こってきたことが知られており、タンパク質食品の継続的な購入者は品質を保証するため尿素や硝酸アンモニウムのようなもっともありふれたNPN汚染物質を検知するために多くの品質を検査する方法を開発し行っている。
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 タンパク質含有量を測定するために、窒素(N)の含有量を測定し、後から窒素を含むがタンパク質ではない物質(メラミンとか)の検査を行い、これらが含まれてないことを示す。
 メラミンの場合はこういった検査の対象外だったんだろう。

 wikipediaには、ペプチド結合(これはタンパク質にしかない。メラミンはペプチド結合を持たない)を測定して、真のタンパク質含有量を測定する方法を採用しているところもあるという記述があった。

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以上自分のために簡単にまとめ。
参考:wikipedia「中国の汚染タンパク質輸出問題」「メラミン」の項目

[化学]バイオ燃料としてのパーム油

2008-10-16 09:09:15 | 科学
こないだ某所で「バイオ燃料としてパーム油を使用出来ない」という記述を見て、「なんで?」と思ったので調べた。

おおまかに二つの理由がありそうなのでまとめ。


その1:性状について
BDF(BioDieselFuel)として100%で使用した場合、パーム油は低温固化しやすい。
wikipediaより。




その2:パームそのものの生産について
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パーム油のプランテーション開発のあおりでインドネシア、マレーシア両国などでは熱帯森林の減少が続いている。サトウキビなどをバイオ燃料にすれば食糧需要と競合するとの指摘もある。

さらに思わぬ懸念が持ち上がった。開発によってCO2がかえって増えるというのだ。

両国では、泥炭の混じる湿地帯の森林に火をつけたり、排水したりすることで栽培地を確保する開発業者が少なくない。

ところが国際NGO(非政府組織)の国際湿地保全連合(本部・オランダ)が昨年末に公表した調査報告によると、湿地を乾燥地に変えると泥炭から大量のCO2が排出されるという。パーム油1トンを生産するのに必要な土地の開発などで最大33トンのCO2が排出され、それなら石油を使ったほうがましとの試算も報告に盛り込まれた。
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引用元:
日々是勉強



ここに挙げた理由が本当なのかどうか今度某所に行くことがあれば確認してみたいと思う。

標章 (mark)とは

2008-10-16 08:49:06 | 知的財産
商標と標章の違いについてメモ。

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標章とは文字、図形、記号もしくは立体的形状若しくはこれらの結合またはこれらと色彩との結合である[商標法第2条]。


商標関連用語集

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商標法では「文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合」を標章としています。平たくいえば、ブランド名や商品のネーミングや会社ロゴやマークや立体的な形状等のことをいいます。したがって、音や匂いや触感等、視覚以外の感覚を通じて識別される特徴は、日本の商標法の保護対象とはなりません。


あいぎ特許事務所

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商標法第二条によると、「文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合」のことを標章といいます。そして商品生産や流通などを行なう上でこの標章を商品などに使用した場合は商標(トレードマーク)とよばれます。
フランチャイズ本部は加盟店に商標(トレードマーク)の使用許諾をしますが、加盟店のオーナーはその対価として加盟金(に含まれることが多い)を徴収されることになります。


フランチャイズナビ

マドリッドプロトコルとは

2008-10-16 08:43:46 | 知的財産
「マドプロ」についてメモ。


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標章の国際登録に関するマドリッド協定の議定書(ひょうしょうのこくさいとうろくにかんするマドリッドきょうていのぎていしょ、Protocol Relating to the Madrid Agreement Concerning the International Registration of Marks、略称:マドリッド協定議定書、マドリッド・プロトコル、マドプロ)は、1989年に作成され、1995年12月に発効した商標の国際登録について定める国際条約である。

標章の国際登録に関するマドリッド協定(マドリッド協定)の議定書という形式を取っているが、マドリッド協定とは独立した条約である。


参考:wikipedia

[食]ビールの種類

2008-10-14 21:37:23 | 素朴な疑問・メモ
ビール・発泡酒・第三のビールの3つについて違いをあんまりよく分かってなかったのでメモ。


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ビールとは、麦芽(多くの場合、大麦の麦芽)由来の酵素により、穀物に含まれるデンプンを加水分解して糖化し、酵母により発酵させて作るアルコール飲料の一種。

日本での法律での定義は以下の通り。
「酒税法」第3条 第12号[6]『ビール』次に掲げる酒類でアルコール分が20度未満のものをいう。
イ - 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの
ロ - 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の100分の50を超えないものに限る)。

ビールの酒税は1キロ・リットル当たり222,000円。


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発泡酒とは、麦芽又は麦を原料の一部とした酒類(同法第3条第7号から第17号までに掲げる酒類及び麦芽又は麦を原料の一部としたアルコール含有物を蒸留したものを原料の一部としたものを除く)で発泡性を有するものをいう。
麦芽比率が、50%以上のもの、50%未満~25%以上のもの、25%未満の3種に税制上区分されている。


つまり、ビールよりも麦芽の比率が低いということ。
発泡酒(麦芽比率が50%未満~25%以上)の酒税は1キロ・リットル当たり178,125円。
発泡酒(麦芽比率が25%未満)の酒税は1キロ・リットル当たり134,250円。


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第三のビールとは、ビール、発泡酒とは別の原料、製法で作られた、ビール風味の発泡アルコール飲料の俗称。
具体的には、
・原料を麦芽以外にする
 →法律上その他の醸造酒(発泡性)①(旧「その他の雑酒②」)に分類される

・発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜる
 →法律上リキュール(発泡性)①に分類される

ビール、発泡酒より税率が下がる(=価格を抑える)ために開発・発売された背景があるわけだけれど、2006年5月、税収不足に苦慮していた政府が、「第三のビール」に該当する分類について改正酒税法を施行し、350ml缶で3.8円の増税となった。

その他の発泡性酒類(ビール及び発泡酒以外の酒類のうちアルコール分10度未満で発泡性を有するもの)の酒税は1キロ・リットル当たり80,000円。





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参考

財務省HP内酒税に関する資料・酒税の税率
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/123.htm

All About Japan「第3のビール」はなぜ安い
http://allabout.co.jp/family/yarikuri/closeup/CU20060621A/index.htm
wikipedia