JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

そばの里 森林の楽校2012夏

2012-07-07 | そばの里 森林の楽校
7月7日(土)~8日(日)に
富山県南砺市利賀村で行われた
「そばの里 森林の楽校」の報告です。

31名(内地元18名)の参加がありました。


事務局日記でも報告をしています。ご覧下さい。


参加者の声


7月7日(日)、富山県南砺市利賀村の
高峰山整備ボランティアに参加しました。

南砺市利賀村はくねくねと細い山道を進むしかない、
どこか現世から隔絶された山村で、
もちろんコンビニのひとつもありません。

でも大自然の中に点々と生活の場が築かれているこの村に来ると、
普段の便利で人工的な生活を懺悔したくなる、
そんな気持ちにさせられます。機会があれば訪れたいこの地、
ましてや地元の方々のお手伝いができるのならば尚幸いと、
今回二度目の参加です。

イベント自体は一泊二日でしたが、
一日目はどうしても都合がつかず、
二日目のみの参加。集落の人たちに混じり、
機械などを積み込んだ軽トラに乗り込み現地へ。
刈払機で刈られた草木を集めて片付ける作業を行いました。

去年も同様の作業を行ったのに、わずか一年で大きく成長。
自然の勢いを実感させられます。

休憩時間、この地には縄文時代から人が住んでいたんだという話に。
今でこそ不便に感じるこの地も、狩猟採集を生業とする生活では
むしろ豊かで、戦前までは今の六倍近い人口だったとのこと。

とはいえ公共交通はなく、
郵便物を山を越えて里(八尾地域)まで取りに行かなくてはいけなかった。
その道がここだとの話に、かつての生活の一端を垣間見た気がしました。

またここは豪雪地帯。
五六豪雪時には道が遮断され、ヘリで物資供給を受けたとのこと。
その後村に入る道路が徐々に整備されていき、
(これでも)非常にアクセスしやすくなったとか。

でも人口流出は止まらない。「ここでは80歳でも若手だよ」
との声に笑いがおこりましたが、複雑な気分です。

人は自然の一部にすぎない、
ということを実感させられるこの地での活動に、
今後も参加していきたいと思っています。




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