騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

東京TC 2歳牡馬 レッドバルトークおそらく秋口以降の始動となるでしょう

2015年07月24日 | 引退馬

東京TC 2歳牡馬 レッドバルトーク

(フサイチミニヨン13)

Fusaichi Mignon 13

父: ジャングルポケット
母: フサイチミニヨン
母の父: サンデーサイレンス
TYPE: 牡・黒鹿毛
BIRTHDAY: 2013.04.02
BREEDER: ノーザンファーム

大舞台を彩り続ける屈指の名門、

強力ニックスが新たな歴史を創る

 

フサイチミニヨン13の馬体ポイント

 

 

馬体解説

父ジャングルポケットは現役時代フレーメンを見せることが有名。これは臭いに対して唇を引き上げる生理現象で、普通の馬以上に鼻が利くと推測でき、産駒が何でも興味を示し若さが抜けるのに時間がかかるのは、その発達した機能のせいかもしれません。本馬も耳や尾の動きは若く、鼻孔から上唇にかけて振るわせる仕草を見せ、性格は父似。走る方へ集中してから強くなるタイプです。首の下方が僅かにたわんでいるのも父譲りで、発達した下行胸筋と連結。肩甲横突筋や上腕頭筋の下部にも厚みがあり、前脚の回転力の強さが伺えます。臀部は臀端から飛端にかけて綺麗にカーブしクッション性を完備。肩甲骨の角度は中距離系で、胴にも適度にゆとりがある体型。大物血統の母系からも、年齢を重ねて変身していく楽しみがあります。

(馬体解説/関西競馬エイト 鈴木由希子)

 配合診断

半姉アンブロワーズ(父フレンチデピュティ)は新馬-函館2歳Sを連勝し、阪神ジュベナイルフィリーズでも2着と健闘しました。母フサイチミニヨンは現役時代未勝利に終わったものの、兄弟にフサイチコンコルド(日本ダービー)、アンライバルド(皐月賞)、ボーンキング(京成杯)などがいる良血で、産駒成績によって自身の良血を証明しました。2代母は名牝の誉れ高いバレークイーンです。「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」は、トールポピー、ジャガーメイル、アヴェンチュラ、ダイワファルコンなどを出しているニックス。この配合は2代母の父にスピードタイプや軟弱な血が入ると減点で、いかついNorthern Dancer系や、ヨーロッパ型の重厚な血、スタミナに秀でた血を入れるとうまく行く傾向があります。本馬の2代母の父はSadler's Wellsなので悪くないでしょう。ただ、同時にNureyev≒Sadler's Wells 3×3というクロスが生じ、このクロスは力強さを伝えるだけに、ダートを得意とする馬になる可能性もあります。このあたりは実際に馬を見て判断するしかありません。芝・ダート兼用の中距離タイプ。

配合解説:望田 潤 / 栗山 求

美浦・大竹正博厩舎

募集価格2400万円
中央獲得賞金0万円
控除前回収率0%
収得賞金額0万円
 
0戦0勝【0-0-0-0-0-0

 

2015.07.15

(ノーザンファーム空港)
フラットワーク、週2回900m坂路2本(F17~15秒)。馬体重453キロ。
この中間も坂路2本を継続していて、2本目には15-15を消化しています。週2回の坂路と他の日はコース調整でメニューにメリハリをつけているので、体を減らすこともなく450キロ台をキープしています。おそらく秋口以降の始動となるでしょうから、今は基礎体力の強化としっかりした体づくりを優先したメニューの反復です。変わりなく順調なのが何よりだと思います。

2015.06.30

 (ノーザンファーム空港)
フラットワーク、週2回900m坂路2本(F17~15秒)。馬体重448キロ。
この中間も週2回の坂路調整は変わりありませんが、2本目に終い15秒まで伸ばすようにしています。余裕を持って素軽い走りができていますし、変わらず上々の動きを見せています。体はスマートに映りますが、飼い葉は食べていますし、肌艶も良好で体調面に不安はありません。登坂日以外はフラットワークでハミ受けやフォームの確認などを行い、メンタル面のコントロールも学習させています。

2015.06.15

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路2本(ハロン17~16秒)、トレッドミル、フラットワーク。馬体重450キロ。
この中間も週2回の坂路を主体としてメニュー内容に変更はありません。馬も特に大きな変化はありませんが、以前よりも飼い葉を食べるようになって体を減らさずに来れているので、その点はいいと思います。もともと軽い走りはできる馬なので、今後の課題は馬力強化と思っていますが、蹴りあげる力も強くなっていますし、徐々にパワーも付いてきていると感じています。あとはもうひと回り肉付きが良くなって体が大きくなってくれば、さらに攻めていけるでしょうね。夏の間でそうした変わり身が見られることに期待しています。

2015.05.29

 (ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路2本(ハロン17~16秒)、トレッドミル、フラットワーク。馬体重450キロ。
この中間も前回同様のメニューで順調に調整されています。坂路主体に乗り進めても体を減らすことはないですし、体調面は問題ないですね。心身ともに大きく変わったという点はないのですが、それでも肉付きなどは徐々に良化傾向にありますし、全体的に見れば着実な良化を示しています。父の産駒らしくピリッとした気性の持ち主ですが、今のところそれが悪さをすることはないですし、ほどよい気合乗りで前向きに坂路を上がっていますよ。走りは相変わらず軽さがあってやはり芝に合いそう。気は早いですが、広いコースでのびのびと走らせたら切れそうだなと思いますね。

2015.05.15

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路2本(ハロン17~16秒)、フラットワーク。馬体重448キロ。
潰瘍の方も良化傾向にありますので、5月に入ってから坂路を2本に増やしました。2週乗ってみても体は減らしていませんし、このまま進めていきたいと思います。動きは変わらず素軽く良好ですね。外見上はそう変わった印象はないので、さらに厚みを出していけたらと思います。ただ、潰瘍のこともありますし、まだ速いところにいく段階ではないので、当面は現行のメニューでじっくりの方向です。普段の所作や動きから走る素質は高いと見ていますし、成長を促しながら良い面を引き出してやりたいですね。

2015.04.30

 (ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路1本(ハロン17秒)、フラットワーク。馬体重450キロ。
胃潰瘍自体は軽度のものだったようで、治療後すぐに食も戻り、中間からトレッドミルを経て坂路入りも再開しています。ひと息入る形となりましたが、通常のリフレッシュと変わりないぐらいでしたし、馬体重もだいぶ増えてきたので良かったと思います。線が細く見えるのは体型的なものもありますし、後はこの体重を乗りながら維持していければいいですね。動きは変わらず軽快で好感が持てますよ。

2015.04.15

(ノーザンファーム空港)
なかなか体が増えてこないため、胃内視鏡検査を行ったところ潰瘍が確認されました。4月以降は治療しながらトレッドミルとウォーキングマシンの調整でリフレッシュを図っています。調教の動き自体は非常に軽快で良好との評価を受けていたので、ここは無理せず体調を優先します。馬体重438キロ。

2015.03.31

 (ノーザンファーム空港)
3月21日から一週間ほどダク1000mの軽い調整でリフレッシュを図りましたが、現在は週2回 900m坂路2本(F17-16)のメニューに戻して乗っています。馬体重は435キロとほぼ並行線。馬体はシャープに見せますが、飼い葉は食べてしますし、見た目通りに素軽い身のこなしをする馬なので、実際の競馬でもいかにも切れそうな印象です。

2015.03.13

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本をハロン17~16秒のペースで乗り込んでいます。馬体重は前回からほぼ変わらず438キロです。薄手ではありますが、無駄肉のない馬体は毛色と相まって非常に見栄えがします。歩様も滑らかで稽古の動きも良く、いかにも具合も良さそうですね。多少気掛かりだった気性の方もうまくコントロールできていますし、ここまでは調教もスムーズです。引き続き、坂路主体にでしっかり乗り混んで馬力面の強化を図りたいところです。

2015.02.27

 (ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路を2本、ハロン17~16秒のペースで乗り込んでいます。馬体重は437キロ。継続して乗りながら馬体の方もキープできています。牡馬にしてはスラッと見えますが、これは体型的なものもあるでしょうし、調教を進める分に何か支障があるわけではありません。いかにも切れそうなフットワークをしていますし、芝向きの軽い走りを見せています。馬体はこれ以上減らないようにメンタル面のケアも心がけながら進めていきます。

2015.02.13

(ノーザンファーム空港)
引き続き週2回900m坂路を2本。ハロン17~16秒のメニューを続けています。気性的にカリカリしたところがあるのでもう少しじっくり構えてほしいところはありますが、この荒さが父の産駒の良さでもあると思うので、一概にどちらが良いとも言えないところはありますね。体の方は徐々にではありますが厚みが出てきていますし、坂路でも踏ん張りが利くようになってきています。早期からというタイプではないと思うので、じっくり良い点を伸ばしてやりたいと思っていますが、今の時点でも走りは軽くしなや。身のこなしが柔らかいんですよね。馬体重441キロ。これでもだいぶ成長しましたが、もっと増えてくると思います。暖かくなって夏を越した時に体の成長と動きの良さがマッチしたら楽しみな馬になると思っています。

2015.01.30

 (ノーザンファーム空港)
馬体重448キロ。
この中間は坂路を週2回にして900mを2本乗るメニューを組んでいます。乗りながら馬体重も増加傾向にありますし、動きや普段の所作からも問題になるような点はありません。坂路ではハロン17秒ぐらいで乗っていますが、このぐらいなら余裕を持って走れています。牡馬にしては腹袋の薄いタイプですが、体はしなやかで動きにも柔らかさがあります。毛艶もよく体調も良さそうなので、このまま基礎体力の向上に努めていきます。

2015.01.15

(ノーザンファーム空港)
週3回900m坂路×1(F18~17秒)。馬体重440キロ。
この中間もフラットワークと週3回の坂路を継続して順調に来ています。薄かった馬体も徐々に肉がついてきて良い成長を見せていますよ。この時期にしては肌艶も良く、体調面も良好です。かん性の強いところはありますが、今のところそれが良い方に作用しているようで、良い前進気勢で坂路を上がっています。飛びの大きな走りなので、広々としたコースで走らせてみたいですね。体には成長の余地がありますし、まだまだ良くなりそうですよ。

2014.12.26

 (ノーザンファーム空港)
今月を通して週3回900m坂路を1本。徐々にペースを上げて現在はハロン17~18秒ぐらいで乗っています。馬体の成長を促しながらだったので、まだそう速いところもやっていませんが、走りはしなやかですし、体も徐々に増やして現在435キロ。馬体の造りやバランスは良く見せる馬ですし、さらに牡馬らしい逞しさを増すよう鍛錬していきます。

2014.11.28

 (ノーザンファーム空港)
今月を通してフラットワークでしっかり基礎固めを行い、先週末から週1回の坂路調整も開始しています。まだ始めたばかりなのでF23秒ぐらいですが、坂路の環境に戸惑うことなく順応してくれました。馬体重は424キロ。牡馬にしては小柄ですが、乗りながら増えていますし、均整のとれた良い体をしています。この時期にしては肌艶も良く見せますし、体調面の不安もありません。良い感じに成長していると思いますので、この調子で徐々にペースを上げていきます。

2014.10.31

 (ノーザンファーム空港)
10月上旬までフラットワークで基礎練習を行い、中旬以降はトレッドミル(F24×5分)とウォーキングマシンの調整です。馬体重は412キロと若干増えていますが、さらに厚みを出していきたいところです。もうしばらくトレッドミルを続け、土台をしっかりさせてから次のステップに移行する予定です。

2014.09.30

 (ノーザンファーム空港)
ブレーキング馴致を経て今月上旬からフラットワークによる騎乗運動を継続しています。馬体重は401キロと先月と大差はありませんが、細くは見せませんし、乗りながら成長を促していければと思います。当面はハミ受けや手前の変え方など基礎的なことをしっかり学習させていきます。



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