「続 夏目友人帳」#2【春に溶ける】－追加版－

注意：こちらは追加版になりますので、ＴＢいただける場合は、
　　　先の感想の方へお願いいたします。２話感想

あんなに書いたのに、まだ言いたいことがあるんかいと
呆れられそうですが、吉野さんのこととか、書くスペースが
なかったのだもの。

だからちょっとだけ。

★キャストについて

吉野さんの玄、良かったなぁ。
これは橘の『吉野さん演じたお気に入りキャラ』の中に、
入っちゃいましたね。うん。

原作読んでた時から、玄の声はソフトなのを想像してたの。
自分も酷い仕打ちを受けて、翠が悪霊にまでなってしまったのに、
人間を怨まず、翠のことは自分のせいと己を責めてる優しい玄。
夏目を依代にしようとして、うっかり雪兎に入っちゃったけど、
まぁ動けるなら問題なし、とする、おおらかで、おっとりとしてる玄。
「誰」という声が浮かんでいたわけじゃないけど、
今めきめき活躍している若手声優さんたちなら、
上手いこと演じてくれるんじゃない？と思ってた。
若い青年声で、でも軽くはないの。
落ち着きはある。でも落ち着きすぎても困るの。
声のトーンも重すぎず軽すぎず…なんて難しいこといってやがるんだ私。
でも見事にハマってましたな。

吉野さんという選択は頭に無かった。
吉野さんはワルっぽい方が得意かなってイメージがずっとあったからな。
でもアレルヤがあるからね。
そう、アレルヤがそもそも意外だったんだけど、
アレルヤがあるから玄もあり、なんですよね。

玄の静かに爆発する感情。
孤独。
翠への愛情。
上手く演じてくれていました。

神谷さん、吉野さん、高垣さんといえば、
ティエリアにアレルヤとフェルト、ガンダムOOまんまです。
玄はアレルヤに近いトーンだったわけですが、
マイスターたちの顔は浮かばなかったよ。
物凄く、それぞれの役に入り込んでくれていたと思う。
丁寧に演じてくれていたと思う。
キャラのあの顔から出てる声だった。
吉野さんの声も、高垣さんの声も、
思いが胸に沁みました。

★なんの葉?

雪兎の玄の耳は、先の感想で「南天の葉」と書いてしまいましたが、
南天の葉はもっと太くて短いね。
ウチの南天は、有機肥料のせいで葉のサイズとかちょっとビッグに
なってまして、先っちょのがけっこう長めだから、
あれを想像してましたが、それにしてもも少し太いわ。
失礼しました。
でも笹とかだとうすっぺらいよね。
もう少し厚みのある葉、硬そうな気がするんだよね。
…母に見せてみようかな２話。

★ちゃんと帰れたかな?の補足

玄と翠が最後抱き合って消えたわけですが、
消滅したように思った方もいるかもしれませんよね。
夏目の「帰れたかな」という台詞があるから、
消滅ではないと分かるとは思うけど、
大きなお世話ですが、カットされた原作の台詞を、
書いておこうかな、と。

「どーなったのよー」
と心配で眠れなくなる人がいたら困るからね。
(いやしませんって、そんな人)　

一つ目と牛顔の情報で(ちなみに原作では一つ目が一人で報告に来た)
翠のいる場所が分かり、林を走ってるシーン。
「封印ってどうやる気だ玄」
「私の妖力(ちから)はもうほとんど残っていません。
この器がなくなれば強制的に魂はあの石像に帰り、
深く眠ることになるでしょう。
おそらくもう一度翠に触れれば邪気の熱で私の体は溶けるでしょう。
けれどその瞬間、うまく彼女を抱きしめ放さなければ、
魂は二人共、あのひとつの石像へ帰ることが出来るかもしれない」
「!!そんな不確かな方法しかないのか?」
「やらせてください夏目さま。翠をきっとあの場所へ連れて帰りたいんです」

とまぁこんな感じ。
いちかばちかの賭けですよ。
玄はどこまでも、ちょいとのんきな方ですよね。
だけどそこは神様だから、納得も行きます。
露神のように、妖が神にまったパターンじゃなく、
もともと神ですからね。

上手く抱きしめ、放さなかったわけですから、
二人一緒に石像に「帰れた」んだと思います。
原作の方は、先に玄が消えてしまうのだけど、
消える瞬間に翠がぎゅっと玄を抱くの。
それでなんとか帰れたんじゃないかなっていう
ハラハラ状態でした。

★タロ

どーにもタロが気になりますよ。何かあるのかな。
そういえば、タロがつながれていた鎖が引っ掛けられてる棒。
タロが眼一杯引っ張って、動くとこすれるから、
そこだけ木の皮が剥けてるんだよね。
これは、ニャンコ先生がしばしばタロをおちょくりに来てるって
ことを匂わせているのかしらね。
ニャンコ先生以外にも吠えなきゃいけないケースはあると
思いますけどね。
多分そんな気がします。スタッフさん、ほんと細かい。
そしてそれを見つけて喜んでる私って、
相当変人なんだろな。

★ヴィオラ?パンジー?

最後のシーン。
しばの原の石像の前の花は、花びらがこじんまりとしているので、
私はヴィオラだと思ったんですよ。
でもほとんどの方がパンジーと掛かれていて、
そういえば、三色の虹の代わりに植える花だから、
三色すみれ、つまりパンジーか。
多分それが正解なんだろうな。
でもパンジーって、もっと顔でかくないか?

本文の方に修正いれようと思ったのだけど、
文字数オーバーで跳ねられました。
gooブログは文字数10000文字以内なんです。
２話の感想、現在の文字数は9985文字なのよ。


★名取との話

次回は名取との温泉話ですが…。
ほんとはこれより先に会合話があるんだよね。
３巻に収録されてます。
これもやるのかなぁと思ってたんだけど…
話数考えて、どっちかってことになって、こっち取ったって感じかな。

二期では、このほかにも「人魚の話」「巳弥の話」「タマちゃんの話」
はやること決定みたいだし、多軌の話は１話じゃ終わらないから、
最低でも前後編になるだろう。
夏目ラジオの情報で、今期は前後編もあるっていってたから、
多軌の話がそれに当たると思う。
オリジナルもあるということだったので、これで終わった２話含めて
８話分。あと３話はどれが来るかなって感じですね。
オリジナルが１話とは限らないけどね。
あぁカイの話をやるとしたら、あれも前後編になるだろう。
とすると、これでだいたい埋まっちゃいますね。
的場を出すと終わらなくなっちゃうからな～、出さないよね？
あ、でもラジオで「それって的場のこと？」と思えるような発言、
ありましたね。どーなんだろ。
でもちらっとでも出すなら、３期もやってよって話になりますな。
この人気なら、それもアリかもしれませんが。

ウチのブログも、２期スタートしてから夏目系のアクセス多いです。
１期の感想を読み漁ってくださった方たちもいるようですし
夏目ラジオの感想求めて検索されてる方もけっこういるみたい。
３期まであったら、万々歳だな私は。

あー来週が待ち遠しいよ。