ESPOA blog

写真付きで日記や趣味をいろいろなメンバーが書きます。

クロ・バガテル

2024-04-25 18:23:11 | ブログ

クロ・バガテルのオーナーのクリスティーヌさんと娘さんのマリーさんが来日されました。マリーさんが、この4月から京都で日本語を勉強するということで、お母さんが付き添いで来られました。クリスティーヌさんは、15年ぶりの来日、マリーさんは、初来日となります。そもそもマリーさんが日本に興味を持ったのは、お母さんのクリスティーヌさんから15年前の来日時の楽しい思い出を聞いていたことだそうです。コロナ禍で、いろいろな制約がある中で、本格的に日本語の勉強をしようと考えはじめたそうで、最初は通信教育で、その後は、モンペリエで学校にも通いました。わずか3年しか本格的な勉強をしていないのに、話す、聞くはすでにかなり出来ており、なにより驚いたのは、ひらがなの他、漢字も少し書けること。外国の人に言わせると、日本語学習で一番難しいのは、文字の習得で、ひらがな、カタカナ、漢字と3つもある字体を覚えるのが大変だそうです。確かに英語にしろフランス語にしろアルファベットはアルファベットですから。

マリーさんが、面白がっていたのは、駅のホームで、列車の出発時に駅ごとに違う音楽が流れることでした。少し空き時間があったので、どこか行きたいところはあるかと聞いたところ、渋谷に行きたいとのマリーさんのリクエストに応えて出かけました。時間の関係上、朝の早い時間でしたので、渋谷らしい渋谷は見ることが出来ませんでしたが、お約束通りハチ公前とスクランブル交差点で写真をパチリ。少し歩いてメガ・ドンキホーテを見つけた時には、マリーさんは興味深々。さっそく中へ入ると、マリーさんは、楽しそうに売り場を見て回ります。一方お母さんのクリスティーヌさんは、「私には、この大音量の音楽と、大量に並んでいる商品と、ちかちかするディスプレイと、よくわからない。」と言っていましたが、最後に一番お土産を買っていたのは、お母さんでした。

クリスティーヌさんは、あいにく開花が遅かった桜を見ることが出来ずにフランスへ帰られましたが、車窓越しに富士山も見れましたし、焼き鳥や鰻、寿司など、日本料理もトライすることが出来ました。クリスティーヌさんにとっては、思いで深い再来日となり、マリーさんは、この先1年の日本滞在を有意義に過ごしてもらえるものと思っています。来日も終盤にかかった時に、お母さんのクリスティーヌさんに、「娘さんを一人日本に残して帰るのは不安じゃない?」と聞いたところ、「これが、アメリカとかメキシコだったら、すごく心配だけど、日本だから大丈夫!エスポアの皆さんもいるし!!」「はいその通りです。」クリスティーヌさんの娘さんを見る目がとても優しいですし、娘さんは、お母さんは忘れっぽいから私がしっかりしなきゃという感じが見られ、普段ワイナリーを訪問した時とは違う一面が見ることができ、アテンドしているこちらも暖かい気持ちにしてもらいました。(H.M)


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