ESPOA blog

写真付きで日記や趣味をいろいろなメンバーが書きます。

極める

2024-05-01 14:56:29 | ブログ

オリーブオイルで、「極める」とはこういうことかと感服しました!
実は、「エキストラバージン・オリーブオイル」と名乗れる基準は、EUが設立した国際オリーブ協会によって細かく定められています。
①オリーブの実だけを原料とし、化学的な方法や高熱での処理を行わず、他の性質の油を一切含んでいないこと(バージン・オイル)を前提に
②風味・香りともに完ぺきで(官能検査)
③酸度が0.8%以下のもの(化学分析)
しかし、日本ではこのような厳格な基準が定められておらず、エキストラバージンと名乗り放題となっております。そこで、感服した究極の本物をご紹介します!

それがこれ、スペイン産No1オリーブ「有機エキストラバージンオリーブオイル スエルテアルタ」です。

ピンク瓶がピクアル 紫瓶がクパージュ(500mlと250ml瓶有り)

初めて見たとき、高級シャンプー?かと思いました。
〇収穫から2時間の早搾り
〇酸度0.1%
〇ポリフェノール1,000mg/kg越え!(干ばつの年には1,400mg/kgに達するほど!)これらはあり得ないことです!

そこに加えて「スエルテアルタ」は、1本ごとにSIQEV(シーケーヴ)の個別ナンバリング・シールを貼り、本物のエキストラバージンであること、および賞味期限内の品質を保証しています(SIQEVは、2013年2月にスペインの至高の品質を追求する15社によって設立された団体の認証です)。

農園主のマヌエル侯爵は、①オリーブオイルにストレスを与えず、収穫後できるだけ早く製造する ②不正・偽装とは無縁であることを自ら証明する ③美味しいものは美しくあるべき・・・という哲学に忠実に、栽培から製造、容器の設計まで手掛けています。
味わいはどの銘柄も少なからず「辛味」を感じられ、その正体は「ポリフェノール」。酸化の度合いが低く新鮮な(はずの)エキストラバージンは、酸化防止作用のあるポリフェノールが豊富。辛味もしっかり感じられるのが実は本物のエキストラバージンの証しです。世界的コンテストの受賞歴は数しれず、クパージュは何とスペイン政府が認める「スペインNo1 オリーブオイル」にも選ばれています(19年産)。
日本でも「エキストラバージン」の食品表示の厳格化への動きが始まりました(公正競争規約が令和5年3月22日に告示)。その中でも胸を張ってお勧めできる商品であり、とてつもない極めつけの逸品です‼(S.N)

 




最新の画像もっと見る