えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

いい歯医者さん

2007-11-14 11:33:45 | ニューヨーク新生活
歯医者さん、とくに小児歯科を選ぶ基準ってなんでしょう??

もちろん清潔、子供のあつかいがうまい、
なるべく痛い、辛いという想いをさせないように
体をおさえつけたりしない、などなど、年齢に応じていろいろとあると思います。

日本でお世話になっていた歯医者さんは、
とてもいい歯医者さんで、家族でかかっていました。

こちらにきて、歯医者さんは、ほんとに苦労しています。

まず、言葉の壁、そして、保険を扱う、扱わない、
保険手続きをやってくれる、やらなくてはいけない、など
ここならではの障害もありますが
それ以外に、治療方針も、歯医者によってまちまちだということがあります。

歯並びを重視するアメリカ社会、
当然、矯正は当たり前なのですが
見栄えがいいように、なんでもない歯を少し削ってしまったりする歯医者さんだっています。

日本人は、とかく、人の評判と日本人スタッフがいるかどうかで
だいたいのところ決まってしまいます。

私もそうでした。
かかりつけ医の紹介で、日本人スタッフが診療に立ち会うから、という理由で
訪れた歯医者さん。
きれいな施設、いい立地、先生はアメリカ人で英語しか出来ないけれど
日本人スタッフが治療にも立ち会うので
何の心配もいりませんでした。

治療前には、もちろん治療の説明も治療計画もあり
こんなことをするよ、というのを子供なら手にしてみせて納得させてからかかります。

だけど、最大の問題は、乳歯の扱い。
日本でかかっていた歯科は、乳歯の表面の虫歯は
進行止めという形だけで、けして削りませんでした。
下に永久歯がきているということ、進行しなければ抜け落ちる歯であること、と
いう理由からです。

が、ここの歯医者は、どんな小さい虫歯でも見逃さず治療しました。
もちろん痛くもないし、子供も嫌がりませんでした。
これがアメリカの方式だと思っていました。

が、やはりそうではないということを最近知りました。
歯医者さんによって違うということ。
乳歯を削るなんて、虫歯が$マークにみえているだけよ!という一喝で
ハッとなりました。
治療にも地域の相場があるようで
ほんとに高かった。
保険でカバーしきれなかった私の治療は、大きく自己負担になり
年間制限額を超えてすでに半年に一回の一回目のチェックアップでこれてしまうまでに。

英語が出来ないから、とあきらめる前に
子供の歯を守ってあげてください、と知人からいわれ
勇気をふりしぼり、歯医者をかえてみました。

たしかに、細かなところの意思疎通はないかもしれませんが
言っていることはわかるし
必要なら書いてもくれるし、
何より子供に対する治療方針に納得がいくものでした。

長くいい関係が続けられそうな気がしています。

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