ウェストチェスターからハッチンソンリバーパークウェイを南へ行き
ロングアイランドへ渡る橋を目指し
まさに今、渡っています、その橋を。
行きは、マンハッタンのビルが右手に遠くみえます。
この橋を渡ると、そこはもうロングアイランドの入り口、
そこから東西へど～～んと長いのですが
目的の釣り場は、島の中央あたりになるでしょうか。
釣り人許可のある車専用のゲートを通ると
すぐそこは、砂道です。
この道が約２０分続きます。
ゲートをくぐる前に、特別に太いタイヤの４輪駆動以外は
空気圧を抜くようにかかれています。
私たちも毎回抜いています。
でこぼこ、車ははねながら進みます。
一度停まると脱出するのが難しい場所もあるので
低速ながらどんどん進みます。
そして、目的の釣り場へ到着、すでに７台が停まっています。
車を端に停めて
めいめいの荷物を取り出し、砂浜を歩きます。
お気に入りの定位置を目指し。
海岸の陸側にはロープがはってありました。
そこには、こんな看板が。
釣りをするにも許可とお金が必要です。
それは自然保護のためでもあるのです。
リリースしなければならない魚の規定も細かく決まっています。
この自然保護の姿勢は、日本も見習ってほしいなと思います。
釣り人のマナーがもっとよくなるようにと願います。
さぁ、うんちくはともかく
夫はさっそく釣り始めました。
子供達は、浜で遊び、私は波の音を聞きながら読書タイムです。
静かな時間が流れる間に
夫は二匹釣り上げました。
が、隣の三人組は、とてつもなく大きなストライプバスを一匹釣り上げました。
憧れのお魚です。
夫は一度釣ったものの規定サイズにみたずリリース。
とても美味しいとの評判。
釣果はいいのよ、空はぬけるように高く青く
風は気持ちよく、眠ってしまいそう。。。。
そして、時は２０時をまわり
景色はこんなになりました。
そろそろ引き上げなければ。
帰りの車、あの砂道を走りながら
美しい夕景がみられました。
時計はすでに２１時前です。
帰りはフラフラになりますが
でも、この大自然の美しさにひかれて
きっとまた行くのだと思います。
私は釣りをしないけれど
夫に出会って、その楽しみを少し知りました。
同じ趣味、同じ郷土だと夫婦いつまでもいい感じなのかなぁと
思うこともありますが
違う趣味、違う郷土だって
お互いのよさを見つけあい、認め合うことが出来たら
それはそれで楽しいなと思うようになりました。
いつか私も大物を釣ってみせるわ、とは思いませんが
大物を釣ってみせる夫をいつも側で見守っていたいな、と思います。
