今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

すぱげってぃ・The Castle Of Cagliostro a scene from a movie -Style

2016年11月13日 | 今日の料理
ルパン三世のカリオストロの城に出てきたミートボール・スパゲッティを1度は作ってみようと思っていて自分流で見よう見真似で作ってみた。

因みにカリオストロという地名がある訳ではなく、カリオストロという豊臣秀吉みたいな成り上がった人の名前の事で、シチリア島のパレルモ生まれということらしいのでイタリア風のパスタもあながち間違ってはいないと思われる。

カリオストロが巻き込まれ、マリー・アントワネットを軸に起きた「首飾り事件」の首飾りをモチーフにモーリス・ルブランの「怪盗紳士ルパン」で第一作目に若いルパンが狙いを付けたのがこの首飾りという所から)、アニメのルパン三世でもカリオストロが採用されたと思われる。

いろいろなレシピがあるようだが、こういうのは絶対的な正解はないだろうから、あくまで自分流だ。
器具も最小限の数量で作る。

タマネギをきざんで(ガリガリしたタマネギは嫌なので)オリーブオイルで飴色になるまでサックリ炒める。

(↓無難な配合量なのでこれが正解ではないと思う)
・豚挽肉(何肉にしようか?迷ったが、安くて大衆的なお店の雰囲気から豚挽肉にした。合い挽きでもよかったかな)300g←後で解るが理由あって多め
・ナツメグ
・クローブを挽いたもの(←昔遊びで挽いたら臭くて使い切れなくてこういう肉料理で使ってしまえ!!!)
・パン粉60gぐらいか?
・塩(少々)
・胡椒
・卵
・炒めたタマネギの半分
を混ぜて、

軽く粘りが出るまで混ぜる、手の熱で油脂が溶け出すのが嫌なので自分は挽肉をあまり練り過ぎない方が好き。その方が肉々しいし。

肉ダンゴを手の平でクルクル回して(←めっちゃ楽しい作業、是非大切な人と)、大き過ぎると麺と絡めた時に崩れ易いので多少小さめに作り、表面が崩れにくいように&油脂が出てしまわないように小麦粉を表面にまぶす。
小麦粉はいらないかもしれないが、古い人間なので、一応。小麦粉をまぶすとモッタリするからイマイチなんだよねー、解ってはいるんだけれど、古い人間なので

タマネギを炒めたフライパンに油を少し多めに敷いて中火弱で炒める。
蓋をすると早い→たまに転がす)

後で煮込むので適度に表面が固まったら、半分のタマネギが残っている皿にでもあけておく。
フライパンのカスをよくとって、そのままそのフライパンを使う

あいたフライパンにオイルを敷いてニンニク(←古いので香りが少ないから量を増やした↓)と鷹の爪を弱火で抽出。

イタリアン風だけにしたくないので、ニンニクと鷹の爪に色が付いたら取り出し(鷹の爪は後で戻した)、ミートボールとトマトジュース、缶に水を同量入れてよく振った水、ローレル(小さいので今回は2枚)、を入れて強火で煮立ったら中弱火で煮る→様子を見て弱火でも。

1.7mm弱の細目のパスタを茹でて

塩・胡椒を軽く入れて軽くかきまぜ(←1回で味を決めないと失敗しにくい)、火を1度強くし、一瞬煮立ったら、すぐ弱火に

別の器に半分ぐらいを取り分けて(別の日のおかずとして保存

不安なら火を切り、早目に上げたパスタを切って絡め味を見て、塩・胡椒で味を整え(←ここで味をきっちり決めないとボヤけた味になる)、あおる。

皿に盛り付けてミートボールを適度にのせて完成、と同時に作りおきのおかずも一緒に出来て、煮込んでいる間に洗い物も殆ど終わらせられるので合理的な料理。

※カリオストロの城の1シーンだと粉チーズをかけていないので、もし家に粉チーズがあればミートボールを作る時に混ぜてもアリかも?

家庭料理は様々な料理の基本。

作っていて楽しくなくっちゃ!!










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