放送禁止の名曲

私と違って、正真正銘の『大御所』北島三郎御大です。

私も歌手になる前から、『北島演歌』が好きで良く歌っておりました。今度のディナーショーでも北島御大の『おやじの背中』と『銀座の庄助さん』の二曲を歌います。デビュー曲の『なみだ船』を始め北島三郎さんの歌は殆どと言っていい位知っております。勿論歌も何度も歌っております。



『あの娘イイ娘だ　こっち向いておくれ　キュッキュキュ　キュッキュッキュ・・拗ねて横向きゃ　なお可愛い　ブンガチャッチャ　ブンガチャッチャ・・・』古い北島三郎ファンなら誰でもご存知ですよね。

実はこの歌『放送禁止』なんです。『キュッキュッキュ・・・』の歌詞が『ナニの時のベッドの軋みの音』を連想するからとの事からなんです。巨匠の『星野哲郎と船村徹コンビ』の歌なのに、イイ歌なのに・・・・放送禁止になっちゃいました。



我らが健さん『高倉健』の『網走番外地』これも放送禁止。『キスひけキスひけキスぐれてぇ・・・』歌詞の『お酒』の事を『キス』と、いわゆるヤクザ言葉・隠語が当局の耳にとまっての『放送禁止』禁止なのに『健さんファン』の愛唱歌です。



演歌の女王。『美空ひばり』この人達には敬称の『さん』は要りません。『ひばり』でイイんです。さん付の人格を通り越して、一言『ひばり』でイイのです。『さぶチャン』です。『健さん』です。『ひばり』です。超一流の証しです。『やすお』です・・・？こりゃダメか!!

『波止場だよ　お父っつぁん』この名曲も『放送禁止』になっております。歌詞の中の『歳をとっても　メクラでも・・・』この『メクラ』の言葉が差別に値するそうで禁止に。

放送禁止どころか、おおっぴらには歌えない歌で、我々中高年には一度ならず二度三度と酒を呑めば出る歌に『よさほい節』があるのを知っていますよね。

『一つ出たホイのよさホイのホイ・・・』ってやつです。今の若い人たちはカラオケがあるので、この様な昔がらの『春歌・艶歌・替え唄』は歌わなくなりましたね。

『一つ・・一人娘とやる時にゃホイ　親の承諾せにゃならぬ。』以下・・・二つ、ふたり娘とは、姉の方から、三つ、醜い娘とは、ハンカチ被せて、四つ、よその二階では、音のせぬよに、五つ、いつもの娘とは、四十八手で、六つ、昔の女とは、思い出したり、七つ、質屋の娘とは、入れたり出したり、八つ、八百屋の娘とは、大根まくらで、九つ、校長の娘とは、退学覚悟で、十、尊いお方とは、直立不動で・・・』　アァ、スッキリしました。

スラスラ歌詞が出てきました。ゴメンナサイ、品が悪くて・・・でもイイ時代・ヨキ時代でした。


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