説話文学会・平成28年度大会のご案内を掲出いたします。
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日程 2016年6月25日(土)・26日(日)
会場 慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区三田2-15-45) 北館3階大会議室
【第1日目】シンポジウム 聖徳太子と説話
〈プログラム〉13:30~17:45
基調講演 中世聖徳太子伝記の一隅―成阿弥陀仏など―
牧野和夫氏(実践女子大学)
報告 律院と聖徳太子伝―称名寺と橘寺を中心に―
高橋悠介氏(慶應義塾大学斯道文庫)
報告 聖徳太子伝の日羅をめぐる諸説と愛宕山の縁起
松本真輔氏(長崎外国語大学)
報告 瑞泉寺本聖徳太子絵伝―その“説話性”と“礼拝性”をめぐって
村松加奈子氏(龍谷ミュージアム)
〈司会〉石川 透氏(慶應義塾大学)
【第2日目】研究発表
〈午前の部〉10:00~12:15
『今昔物語集』巻二十七「近江国生霊来京殺人語第二十」の話型に関する考察
藤崎祐二氏(九州大学大学院博士後期課程)
鼻に付随する観念―大鼻・赤鼻と異形―
旅田 孟氏(大阪府立大学大学院博士後期課程)
『古今著聞集』第二六五話前半部について―『刀自女経』と台密におけるダキニ天法をめぐって―
猪瀬千尋氏(名古屋大学CHT研究員)
〈午後の部〉14:15~16:35
『大橋の中将』の成立と流布
粂 汐里氏(総合研究大学大学院博士後期課程)
絵画テクストによる説話改変―月岡芳年『新形三十六怪撰』における絵の語りを中心に―
古明地 樹氏(獨協中学校・高等学校非常勤講師)
京都市立芸術大学所蔵「平家物語絵巻」粉本について―伝土佐光信筆「平家物語絵巻」の模本として考える―
山本陽子氏(明星大学教授)