円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

ホームページを更新いたしました。

2010年03月26日 | 日記
春のお彼岸は無事終了いたしましたが、すでに円覚寺は次の予定に向けて始動中。

と、いうことで、ホームページを更新いたしました。

「ご案内」コーナーに『円覚寺キッズサンガ 花まつりとタケノコ掘り体験』のご案内をUPいたしました!

山寺の円覚寺ならではの企画が出来ないか?というご門徒さんの発案によって動き出したこの企画、少しずつ準備を進めております。

ご参加お申込みをお待ちしております。


円覚寺ホームページはコチラから↓
http://www.engakuji-fukuoka.com/

平成22年 春季彼岸讃仏会最終日

2010年03月21日 | 日記
本日、円覚寺の平成22年春季彼岸讃仏会の最終日。

時折強い風が吹く中、大変多くのご参詣をいただきました。

阿弥陀さまの本願(第十八願)の至心・信楽・欲生我国の三心が信楽一心にまとまる三心一心のお話しを通して、何一つ往生のための手だてを持たない煩悩だらけのこの私のために、帰命も歓喜もすべて阿弥陀さまがご用意してくださり、そのお徳が南無阿弥陀仏のお念仏としてこの私の届けられていることをお聞かせにあずかりました。

最終日は昨年の秋彼岸以降ご往生された方々の初彼岸追悼会も併修し、故人のご往生を通してこの私がお念仏のみ教えに出遇うことの有り難さを共に味わうことが出来ました。


やっぱりお彼岸はイイ。

春季彼岸讃仏会 初日

2010年03月19日 | 日記
本日より円覚寺では春季彼岸讃仏会がお勤めされております。
本日は午後1時より開座。
午後7時半からは夜座でした。
ご講師は山口県下関市光善寺ご住職、二木文生師でございます。
明日あさってまで法要がつとまりますのでぜひお参りください。

待ちわびる心

2010年03月18日 | 日記
春の彼岸の入り。

本日は町内中山立林地区のご門徒さん宅への彼岸参り。

当山も夏の盆参りでご門徒さん宅へのお参りをしているが、お盆の間全ての地区へのお参りが出来ないので、春の彼岸にもお参りしているのだ。


さて今日、あるお宅へお参りに向かうとき、雨が降るにもかかわらず外で私が来るのを待っていたおばあちゃんがいらっしゃった。

同じ地区の方から、「さっきお寺さんがウチに来たから、もうそろそろあんたの所にも来んしゃあばい」と電話があって、そわそわしてずっと待っていたらしい。

うれしいやらありがたいやら、いろんな思いが交錯するが、思い返せばまだ私が小学生のころから近所での盆参りを始め、その頃は集落に一歩足を踏み入れたらば、あっという間に「お寺がお参りに来るばい」と情報がすみずみまで行き渡って、私はというと休むことも出来ず次から次へとご門徒さんのお宅へと走っていってた。
まだ小さかった当時は、正直「きっついなー」と感じることもあった。

しかし今ではそれが本当にありがたいと思える。
別に私がどうのこうのではなく、早くお経をお念仏をお供えしたいとの思いが伝わってくるのがありがたいのだ。

この風景が続いていくように、私もお取り次ぎをさせていただこうと思う。


・・・でも雨の日は外に出なくてもいいよ、風邪ひくからね。



明日から春のお彼岸&ホームページ更新しました

2010年03月17日 | 日記
明日3月18日より春のお彼岸です。
15日には園芸部の皆さんがお越しになり、雨の中ではありましたが、境内を綺麗に掃除してくださいました。

当山では3月19日~21日、春季彼岸讃仏会(春の彼岸法要)をおつとめいたします。
詳しくはホームページの「ご案内」コーナーをご覧ください。
皆様のご参拝をお待ち申し上げます。

円覚寺のホームページはコチラ↓
http://www.engakuji-fukuoka.com/

久しぶり(昨年末以来・・・)にホームページを更新したら、ホームページの作成方法を忘れかけていた・・・、ヤバイ。

UPするつもりで溜まっている写真なども早急にUPしなければ、と思うが春彼岸が過ぎてからにしよう。(やります、たぶん、いや絶対)
 

本日のご法事にて

2010年03月14日 | 日記
本日午前と午後、ご法事一件ずつお勤め。

共にうちの子どもの通う保育園のお友達がいるご家庭であった。
なんとなく気合いが入るような。

お行儀よくお勤めに座っている姿、とてもありがたいし、
幼少時からこの環境にいることの大切さを思う。

周りの方々がお念仏のご縁をいただいているからこそ、その子たちの手を合わせるお姿がより輝くような・・・。

京都時代、藤沢量正先生よりいただいた「後ろ姿の伝道」というお言葉がよみがえる。

雲林俳句会

2010年03月10日 | 日記


本日午後1時より、3月の雲林俳句会が開かれました。
雪が降り、みるみるうちに周りが白くなっていく中、皆様ようこそおいでくださいました。



じっくりと選句が行われました。








それでは皆さんの俳句をご紹介します。


鶯へ 母の平鍬 低く引く     櫻井千丈
夕東風や 蛸壺乾く 蜑の庭      朝原とほる
野を染めて 一目散に 春の雪    井上一子
庭先に 唐臼眠る 雨水かな     櫻井達子
足裏に 柔らかなりし 春耕こし   許斐浩三
春眠の 夢をたぐりて 新たにす   山内博子
寒明や 一瞬の胴を打たれけり    松野賢珠
空家とて ほころびたるや 庭の梅  花田弘子
平家びな 関門港に 二百体     松野幸子
本堂の 鵄尾を残して鳥帰る     白石実枝
紅梅の 門より走る 犬を呼ぶ    栗田早苗
仏前に 供へし子等の 卒業証    松野淳信



この後、ワタクシ住職は午後7時半より直方市の浄福寺様にて鞍手組第九期連続研修会の事前学習会へ。



変化・不変

2010年03月09日 | 日記
7日の日曜日は組内ご法中の結婚式(奏楽の出仕)と結婚披露宴に出席。

式・披露宴ともに、なんだかじわりと目頭が熱くなる感じ。
(一緒にいた方はウソだろ!と思うでしょうが)


ご結婚に続き、秋には継職法要をお勤めされる。お寺では大きな変化の1年となられるのでしょうか。

しかし阿弥陀さまは常に変わらず見つめはたらいてくださっているのだから、不変という安心の中で大いなる変化をよろこんでいけるのでありましょう。




鞍手組 会長研修会

2010年03月06日 | 日記
本日午後1時半より、直方市願照寺様を会場に、鞍手組会長研修会が開催され、私も円覚寺の門信徒会長・仏壮会長・仏婦会長とともに参加。

鞍手組各寺院の役員さん・教化組織の会長さん・また鞍手組各教化組織の会長さん方が対象。

テーマは「開かれたお寺」ということで、特に昨年10月10日に親鸞聖人750回大遠忌鞍手組お待ち受け法要をお勤めしたわけだが、それを今後それぞれの寺院の中でどう活かすか?が主軸となった。

打ち上げ花火で終わらぬよう、先を見据えつつの取り組みが必要。またお互いを認め合い、ともに出来ることとは何かを考え、歩みを進めたいものである。

多くの事例を聞きながら、皆さんそれぞれに刺激をいただがれたよう。

当山も今後様々な活動を考えているが、みんなが共有できることを大切にしていきたい。



結婚式リハーサル参加

2010年03月05日 | 日記
本日午後4時より、直方市K福寺様結婚式リハーサルに鞍手組雅遊会(雅楽の会)メンバーとして参加。

一通りの流れを確認し奏楽。本番を前に静かななかにもほどよい緊張感がある。

リハーサル終了後、お寺の境内に見とれる。まるで京都か奈良のお寺に来たかのような錯覚を覚えるその境内。ほんとスバラシイ。

本番はカメラ持って行こう。いや、そんな暇ないか。

DVDご注文、本日も数件ありました。ありがたいことです。