円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

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2009年01月30日 | 日記
このところ、会議などで外に出っぱなし。
雅楽会、連研、鞍手組お待ち受け法要委員会と会議が続く。
なのでどうしても自坊が散らかっていく。なので今日は早起きして思いっきり本堂の掃除をやってみた。

と、結局は無茶してしまったので夜ダウン。

平成21年度総会

2009年01月26日 | 日記
昨日25日、午前11時より平成21年度世話人総会を実施。

昨年度行事報告、決算報告、予算案、行事予定などを審議。

当日は雪が降り、皆さんお寺にお越しくださるだろうか?と心配したが、雪の中多くの方がご参集くださって、滞りなく審議を進めることが出来た。

ご門徒の熱き思いをひしひしと感じた一日であった。

2009年01月24日 | 日記
寒波到来。
一日中雪が降り、夕方には辺り一面雪景色。
明日は午前11時から門信徒総会なのだが、はたして皆さん雪の中お寺に来るのに大丈夫だろうかと心配している。

ヴィンテージ?

2009年01月22日 | 日記
今日は午後からは25日の新年会の準備や、ひたすら事務にいそしみ、これと言って目立ったことのない一日。

とは言え、かけがえのない一日である。


さて、今回はちょっと雰囲気を変えてみた。

だいたい家にいるときは作務衣を着用していることが多い。

で、着込んでいくとこんな感じになりました。↓






どうでしょう?ヴィンテージジーンズと間違えたらいけません。
それではもっと寄って見てみましょう。


まず上着から。

洗い込んでパッカリング(縫い目のアタリ)がよく出ています。

お次はズボンです。

ココのギザギザに白く色が落ちているところなんかは、ジーンズでいうところのカミナリっぽい。


ジーンズみたいに股下から太ももにかけて、通称ヒゲが現れています。
左ひざ部分は穴が開いちゃいました。


実はこの作務衣、結構前から鞍手組内の若いご法中からの評判がよく、
「松野さん、ソレかっこいいっすねー」とか、
「どこで売ってるんですか?おれも買って育てます!」とか言われたり(実際二人ほど買ったらしい。)して、また一部ではMウォッシュド・Mシェイブなどと呼ばれたり・・・。

目が詰まった肉厚の藍染めの生地で大変気に入っているのですが、洗濯すると色が出るので、その点家族はいやがってたりして・・・。

長年着て、最近ではおしりのところも穴が開きそうなので、現在2着目を育てている最中であります。


ちなみにこれは自分所有の正真正銘のジーンズ。
こんな風に変化していけばいいなあ。






雲林俳句会

2009年01月21日 | 日記
本日午後1時半より当山門信徒会館にて雲林俳句会が開催されました。

実は私は法務のため申し訳なくも欠席。投句してお参りへ。

では投句紹介。

①、報恩の 念仏たえず 去年今年
②、除夜の鐘 撞く人誘ふ 竹灯籠
③、畦道に カラス一羽の 初景色
④、数の子の 一粒残る 奥歯かな
⑤、牡蠣割りて 大ぶりの身に 驚けり

夕刻帰山して結果を見てみると、なんとびっくり、すべての句が選ばれていた!

しかも選者である桜井千丈先生と井上一子先生から、①を特選として選んでくださって記念の句まで頂戴していた。

俳句会に出席していなかったのに、こんなお褒めまでいただき恐悦至極。
すぐにお二人に電話しお礼を申し上げました。





鳳凰の集い

2009年01月20日 | 日記
午前10時30分より、直方市のH仏壇店2Fで行われた「鳳凰の集い」にお参り。

今月の鳳凰の集いは、数日前のこの日記にも書いたが、今月11日にご往生され12日に葬儀をつとめさせていただいたK田様を偲ぶ会としてとり行われた。

K田様はこの法座の講長としての役割を担っておられ、K田様を知らないお同行はいない。勤行や講師の接待を率先してされ、一番前でお聴聞された方。
何もおっしゃらずともその後ろ姿でお念仏のお徳を伝えてくださったお方であった。

その生前のお姿を偲び、そしてお浄土にてお悟りを開かれ、なんまんだぶつの喚び声となっていつも私たちとともに歩んでくださる仏さまとして、おはたらきくださることに感謝しつつお参りさせていただいた。

ご法話は鞍手町S教寺若院様で、幼少の頃からK田様とのお付き合いがあり、その思い出とともに阿弥陀さまのご本願を取り次ぎくださった。

K田様との思い出話を聞きながら、私も含め皆さん一様に感極まるものがあった。


その余韻にひたりつつ、午後2時より直方市H性寺様へ。鞍手組親鸞聖人750回大遠忌お待ち受け法要委員会に出席。

新たな視点からのアプローチ

2009年01月19日 | 日記
本日午後2時より宮若市のS光寺様にて、鞍手組親鸞聖人750回大遠忌お待ち受け法要の映像部会議があり参加。

映像部リーダーのS光寺様はもとTV局にてディレクターをつとめられた方で、そのキャリアを今回のお待ち受け法要の演出にフィードバックしてくださっている。

そのアプローチ手法は私の凝り固まった頭を柔らかく揉みほぐしてくれ、時間が過ぎるのを忘れて話し込んでしまった。

たくさん出たアイデアがどのように集約して行くのか、これから楽しみである。


これはこれからの寺院活動活性化においても非常に有効的だと思うし、当山の門信徒会活動においてもぜひ取り入れてみたい。


昨日のこと

2009年01月18日 | 日記
昨日午後1時半から小竹町M楽寺様の報恩講に出勤。私のほかに3人ご住職方がいらっしゃた。

午後3時から昨年から伸びっぱなしになっていた髪の毛をやっと切りに理容室へ。

午後7時半からは直方市M元寺様の報恩講に出勤。そのとき、M楽寺様で一緒に出勤したご住職さんとまたお会いしたのだが、私が髪をばっさりと切ったことには気付かれず・・・。

まあ、そんなもんである。

親鸞聖人ご命日 お内仏報恩講

2009年01月16日 | 日記
本日午後1時より、円覚寺門信徒会館にて「お内仏報恩講」をお勤め。

親鸞聖人のご命日の今日、本来ならば京都のご本山本願寺にお参りするのだろうが、当山では昔よりお内仏報恩講をお勤めしている。

親鸞聖人の御一生を絵でお示しの御絵伝を奉懸し、その絵の場面をうかがいながら親鸞聖人のご苦労を偲び、お念仏に出あわせていただいたことに感謝。

予定時間をかなり超過して午後4時に終了。
(ある意味当然のことであろうが)すべての場面をお話しすることは出来なかった。それほどにご報謝してもし尽くすことが出来ないほど他力本願のお念仏に込められた阿弥陀さまの願い、そしてそのみ教えを伝えてくださった親鸞聖人のご苦労は、はかりしれないものなのであろう。

明日は親鸞聖人のご命日

2009年01月15日 | 日記
今日は一日、報恩講参り。

午前は直方市J福寺様報恩講出勤、午後一時半からは同じく直方市S徳寺様報恩講に出勤させていただいた。

S徳寺様ご講師は、本願寺のホームページ内人気コーナーである「お坊さんが行く」のリポーターでもある兵庫県尼崎市の宏林晃信師。

熱のこもったお取り次ぎに、グイグイと引き込まれる。

ご講師のお話しは、「価値と意味」を軸として進められた。

役に立つ・立たない、好き・嫌い、出来る・出来ない、等の私たちの世間の『価値』基準によると、私たちのいのちはマイナスの価値判断(生きることが、年をとり、病に倒れ、一人で死んでいく・・・行く先は暗き世界)に偏っていくが、仏法に出あうと、私が今ここに存在する『意味』が明らかになり、空しく過ぎるいのちからの脱却がなされる。

価値から意味へ、これを伝えなければ、と納得。



さてさて、明日は浄土真宗の開祖、親鸞聖人のご命日(ご正当)です。
本来はご本山にお参りして、御恩報謝申し上げるのが本当なのですが、明日は円覚寺にてもお内仏報恩講をお勤めし、親鸞聖人をお偲び申し上げます。

円覚寺お内仏報恩講 1月16日 午後1時より 円覚寺門信徒会館にて

どうぞお参りください。お待ちしております。