ふわゆき絵巻

ねこと船と手作りと旅

日本百名山 月山の旅(6)

2016年10月09日 | My百名山 & 百名湯
湯殿山の鳥居のところから13:30の路線バスに乗り、14:45に鶴岡駅に戻りました。
そこからレンタカーで羽黒山へ。
昨日の朝、バスで立寄ったところにまた来ました。

ここには、三神合祭殿(さんじんごうさいでん)があり、月山、湯殿山、羽黒山を同時にお参りできる
すばらしいところです




出羽三山コンプリート!
三神合祭殿は平成12年に国の重要文化財に指定されたそうです。




お参りも済んで、ホッと一息。
ごへい茶屋でやまぶし団子をいただきました。
おいしかった~。


その後は、やまぶし温泉ゆぽかでさっぱり。
そして重たいリュックをコンビニから自宅に発送
居酒屋で夕飯を食べて23:15鶴岡第一ホテル前からバスに乗りました。

帰りのバスは疲れもあって、良く眠れました。
翌朝、5:55に上野駅着。
8時前に帰宅。
一大決心の山旅終了

天気にも恵まれて、ホントにいい旅でした。
しかし、その後三日間、太ももが強烈な筋肉痛で歩くのさえつらい
買物もネットスーパーにしてしまうヘタレぶり。
天国の後は地獄が待っていた

そうそう、夫の財布ですが、見つかりました!
きっと、出羽三山の神様のおかげです

日本百名山 月山の旅(5)

2016年09月27日 | My百名山 & 百名湯
湯殿山を目指しての下山。
今日は下山だから、たいしたことないだろう。とタカをくくっていた私。
とんでもないです、山は下りが大変なのでした
下り始め、石がゴロゴロの急斜面です。
滑りそうでコワイ。肩に力が入ります。




景色はすばらしす。
今日も絶好の登山日和。




左の山肌に前を行く人たちが見えます。
のどかな風景

でも、実際にそこに行ったら細い道、しかも右手側は急斜面。
見てる方がよかったな




ここは、最大の難所。梯子降り。
梯子は一つだけかと思ったら、三つもありました。
うぇーん
荷物を背負いながら、登山靴で下りるのは怖かったよー。





小さな沢を下るところもありました。
カワイイ花もたくさん咲いていたけれど余裕なし。
なので、写真もナシ


11:30すぎ ようやく湯殿山神社に到着しました。


「湯殿山神社」

「語るなかれ」「聞くなかれ」修験道の霊地・湯殿山は、標高1,500m、月山南西山腹に連なる なだらかな稜線の山。
出羽三山の奥宮とされる湯殿山神社本宮は、写真撮影禁止、参拝は土足厳禁という厳しい戒めで知られる神社。
湯殿山神社には社殿がなく、ご神体は熱湯の湧き出る茶褐色の巨大な霊巌です。
江戸時代には、西の伊勢参りに対して、東の奥参りと称して、両方をお参りすることが「人生儀礼」の一つとされ
 全国からの参拝者で賑わいました。
※開山期間は、積雪のため6月1日より11月3日頃までとなります。
(積雪期は閉山、湯殿山開山祭/6月1日)

湯殿山神社には足湯があります。
足をつけると下山で緊張していた心と身体がホッとほぐされていきました。
神様のお湯ですわ。
前に観光に来た時に寄ったときとは、ありがたみが違う




到着~!!!

こちらは、神社から下ること徒歩15分の大鳥居です。
実は、M代は歩きませんでした。
参拝者用のバスで下りてきたのです。
湯殿山神社に着いた時点で、修行は終わりなのです

日本百名山 月山の旅(4)

2016年09月25日 | My百名山 & 百名湯
お風呂でよく暖まったおかげで、その晩はぐっすり。
翌朝、目を覚ますと辺りは妙に静かです。
窓から外を見ると



雲海
そうか、昨日は雲の上で寝てたんだ。

辺りの人たちは、御来光を見に外に出ている様子。
私も行こうかな。でも寒いな〜
ぐずぐずしていると
窓から陽が差し込んできました。




わーい!
御来光見えた〜
楽して見れた〜




6:00 朝食です。
山の朝は早い。
見た目、普通〜な朝食ですが、
これがまた美味
ガッサンダケのお味噌汁は、これを食べにまた行きたいくらい。




これは、小屋の裏にあった倉庫。
手前の荷物は、ヘリコプターで吊り下げて運んだもの。
トラック来られないですものね。
下界とは違う世界です。





7:00 
今日は湯殿山を目指して下山します。
月山神社と頂上小屋を背にして出発です。


日本百名山 月山の旅(3)

2016年09月21日 | My百名山 & 百名湯
弥陀ヶ原の天国を後にして、また歩き始めます。



あちこちに雪渓がありました。
月山は雪が深いんだそうです。




11時頃、佛生池小屋に到着。
お腹が空いてきたのでコーンスープをいただきました。
ここでは、佛生池小屋限定販売のモンベル社製月山Tシャツが売っています。
もう来ないかもしれないので、買っておきました




小屋の目の前にある、佛生池。
注連縄があります。
神様がおられるのかな。




12:45 やっと着いた~
今日、宿泊する月山頂上小屋です。

お昼ご飯は、外で携帯コンロでお湯を沸かしてカップ麺を食べました。

さあ、月山神社に参拝しましょう。
神社内は撮影禁止です。
入口でお祓いを受けてお参りをします。



御朱印をいただきました。




これは神社の外にあった石碑。
八紘一宇とは全世界を一つの家にするという意味だそうです。




月山の三角点から撮った月山神社。
頂に張り付いているようですね。




18:00 夕ごはんです。
いやー、山小屋の食事ってカレーかと思っていたのですが、
なんと揚げたての天ぷら
真ん中の長い天ぷらは名物のガッサンダケ(ネマガリダケ)です。
すっごーくおいしかった。
ご飯もおみそ汁も体にしみわたるような美味しさ
食堂で隣合わせた山ガールとの話も弾んで、楽しいひとときでした。




19時 日没。
おひさま今日一日ありがとうございました。


山小屋は多くの人で賑わっていました。
テレビもない、携帯も通じない、貴重な時間でした。
でも、そう思ったのは今になってから。
山の夜は寒かった。
一度体が冷えてしまうと暖まらない・・・
うーん、ちょっとつらいな・・

と思っていたら「お風呂どうぞ~」の声が聞こえました。
えっ?お風呂あるの?入れるの?
聞けば、300円で空いていれば入って良いとのこと。
長湯や洗髪はご遠慮ください。な感じでした。
そうですよね。水は貴重ですものね。

うれしいー
お風呂なんて、絶対入れないと思ってたよ。

お風呂は大きめの家族風呂でした。
汗を流して、暖まって最高!
毎日入っているけれど、お風呂ってこんなにありがたかったんだ

日本百名山 月山の旅(2)

2016年09月21日 | My百名山 & 百名湯
八合目から10分ほどで、月山中の宮に到着です。
ここは、山頂にある月山神社本宮まで行かれない人のために作られたそうです。






うさぎちゃんがおりました。
狛犬ならぬ狛兎だそうです。


中の宮がある弥陀ヶ原は地塘(ちとう)と呼ばれる小さな池が点在している
なんとも美しいところです。






空が映っています。




天空にに続く道だ~。




月山は花の百名山とも呼ばれ、高山植物の宝庫だそうです。
この小さな黄色い花は「オゼコウホネ」
本州では尾瀬と月山にしかない貴重な花だそうです。
しかも、時間が経つと花は水の中に沈んでしまって、なかなか見られないとか。





美しすぎる