英語脳をつくる!~日本人はいかに効率良く英語を学べるか~

英語学習に関する事いろいろです。日本人がいかにすれば実用英語を身に付けられるか、その最短距離を考察!

英語コラム(22)

2006年01月26日 | コラム
文法的な理解は簡単でも実際会話で使ってみると、案外難しい表現があります。初心者にとって過去形はその筆頭に上がる表現かも知れませんね。例えば、‘give’や‘drink’の過去形は‘gave’や‘drank’なんて普通は知ってますもんね。けど会話中に使ってない人をよく見かけます。‘I drink much milk yesterday.(×)’なんてやってたりして、なかなか‘I drank much milk yesterday.(〇)’が出てきません。

日本語で言う時は過去の事を言おうとするときに文が過去形になっていないと、かなりの違和感を覚えるはずです。「昨日は野球をするよ。(×)」とか「2年前に結婚するんだ。(×)」とか、かなり変です。同様に英語の場合もネイティヴの方々は違和感を感じるようです。

過去形がなかなか出てこない原因としては、やはり会話のリズム(スピード)が当人の英語処理能力からするとまだまだ速いからで、単語の並べ方に気を使ったり、適切な単語をひねり出す事でアタマがいっぱいだからです。そんな人にとっては会話中に過去形まで気を使う余裕なんて到底ありません。つまり英語は短時間に処理しなければならない事が想像以上に多いのです。

改善策は単純に治すべき箇所を1つずつ治していくよりありません。どんな事でもそうなんですが、これは意識の持ち方の問題で、普段から治そうと思って意識的に話していれば、ほぼ完璧に治ります。人間は1つの事ができるようになると、他の事を考えていても無意識のうちにその事をしっかり処理できるようになるものなのです。どんなにボケっとしていても、いつも通勤や通学で歩き慣れた道を間違うなんて事はないのと同じです。

とにかく一生懸命話そうとしている時には、なかなかアタマが回らない事が多いと思いますが、意識した分だけ確実に治りますので、そこは安心して、とにかく練習を「継続する」のが肝要ですね。

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