今日はICレコーダーや録音アプリといった録音器具についてのお話をします。
録音器具は多種多様な方向性で進化を遂げており、
目的ごとに違った商品を勧められるぐらいにまでなっています。
中でも今回取り上げたいのは、コンパクトかつ高性能な録音器具です。
▼オリンパス VoiceTrek VP-10 BLK
全長13センチ程度と普通より細長いUSBメモリに見えますが、
非常に高性能で使いやすいボイスレコーダーです。
マイクはあらゆる方向から拾う全指向性ステレオマイクとなっており、
ワンタッチボタンや擦れ音フィルターまで装備しているため、ポケットに入れたままでもバッチリ録音できます。
▼QZT SK-021
ボールペン型のボイスレコーダーです。というか、見た目はボールペンそのもので、
ボールペンとして使う事もできます。最大の8GBでは240時間の録音ができ、値段も2000円程度とリーズナブルな一品です。
▼ベセト VR-U30
USBメモリ型のボイスレコーダーです。いちいちスイッチを入れなくとも自動で録音を開始する感知機能があり、
最大24時間もの連続録音ができるほど容量も大きいです。さらに、内臓の時計回路によって録音日時も自動的に記録してくれます。
▼ディクタフォン
スマホの録音アプリでは一番人気と言われています。
バックグラウンド状態でも無制限に録音でき、無線でPCに送れる利便性もあります。Android版は英語版しかないのが玉に瑕。
▼Recoco
録音と同時に書き起こしをしてくれるアプリです。
いきなり録音器具の話をしましたが、これは職場環境に大きく関係のある話題です。
パワハラを訴える時に必要なものはご存知でしょうか?
それは「証拠」です。
パワハラの証拠を収めるにあたって録音器具は大きな役割を果たすのです。
しかもボールペン型や腕時計型などスパイ映画さながらの商品が現実に出回っていますし、
特にオリンパスなどはポケットから出しもしないで暴言を漏らさず記録できます。
「怖い」とか「けしからん」とか思うところはあるでしょう。
しかし、常習的にパワハラ行為をしていなければ「録音して証拠を収めてやる」とはならないので、
結局は日ごろの行い次第なのです。管理職のみならず社長自身もパワハラへの意識を高めておきましょう。
持ち物検査でも録音は防げそうですが、それはそれで……