最高の職場環境の見つけ方

AIやアプリの進化で、仕事・職場・通勤という概念が大きく変わりつつあります。これからの働き方を考察するブログです。

ハラスメント言えるかな

2017-05-08 13:09:24 | 職場環境

こんにちは読者様方。



最近、末尾に「ハラスメント」のつく単語が多く生まれておりますが、把握しきれていますか?

定義の多さにウンザリしている方も、単語自体の把握がまだまだ追いついていない方も、

より適切な働きかけが出来るよう読み進めて頂ければと存じます。といいつつ、今日は基礎だけ。



セクハラ(セクシャル:性差)

 最も早くハラスメントとして定義されたのが「セクハラ」です。

 なんでも1989年に流行語大賞で選ばれたのが最初だとか。

 女性の社会進出が定着していく中で問題提起されたので、大抵は男性から女性への嫌がらせを指します。

 たまに女性から男性への嫌がらせでもセクハラが成り立つ話はありますが、たまにです。


▼パワハラ(パワー:力関係)
 上司から部下、先輩から後輩など、職場での力関係に依拠したハラスメントです。

 いわゆる「弱い者いじめ」で、ほとんどのハラスメントはこれを源流としているのではないでしょうか。

 元祖であるセクハラさえもパワハラの派生だったケースが多いですし。

 時系列的にセクハラのかなり後で言われ出したのは、労働者の権利向上について考えだすのが単に遅かったからでしょう。

 


▼モラハラ(モラル:精神)
 モラルとは良心のみならず、精神全般を指します。

 一人の精神を徹底的に破壊するハラスメントで、離婚の原因としてもたびたび上がります。

 パワハラよりも巧妙で、加害者は積極的に同調者を作って被害者を孤立させようとします。

 ターゲットもしばしば自罰的思考に陥りやすい人ばかり狙われますので、モラハラを受けている自覚に乏しく表面化もしづらいです。

 いつも怒られている社員や異様に評判の悪い社員がいるときは、モラハラの被害という線もあり得るでしょう。

 「精神を殺す」と言われる凶悪性があり、うつ退職どころか自殺までされることも珍しくないです。

 


厚労省によって明確に「ハラスメント」と定義されているのは以上の3つで、それ以外は非公式となっています。

だからといって、セクハラ・パワハラ・モラハラ以外はただの騒ぎ過ぎと切り捨てられるという訳ではありません。



また、上記のもの以外でもストレス要因となるものは多数あるかと思います。


今の時代は、もはや自身でストレスをコントロールしていかなければいけない社会になっています。


その為にもこのようなストレス耐久訓練を実施してみるのも、このストレス社会を乗り切る術になるでしょう。


 

後でマタハラ等を含めた定義外のハラスメントをご紹介します。

今度は流石に騒ぎ過ぎというものも出てくるでしょうね。


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