最高の職場環境の見つけ方

AIやアプリの進化で、仕事・職場・通勤という概念が大きく変わりつつあります。これからの働き方を考察するブログです。

根性論は本当にダメなのか

2017-05-18 10:19:24 | 職場環境

まず結論から言いますと、自分自身に言い聞かせ奮い立たせるための根性論は大丈夫です。

「もう一踏ん張りしよう」と思い立って試練を越えたことも一度や二度ではないでしょうし、

口外しない限り自分が腹の中で何を思っていようが「思想の自由」を阻むことはできません。



なぜ根性論が忌避されているのかといいますと、

状況などお構いなしに押し付けられてウンザリした人が多いからではないでしょうか。

私などは中学の体育祭で、他人に強制する根性論の恐ろしさを実感しました。

炎天下での組体操や応援合戦は、ロジックのロの字すら感じられない修羅場でした。



根性論のパイオニアとして名を挙げられますのは大松博文(だいまつ・ひろぶみ)監督です。

東京五輪で優勝し「東洋の魔女」と崇められた伝説の女子バレーチームを束ねた名監督で、

「鬼の大松」と当時のメディアは取り上げました。

時に批判を浴びるほどスパルタを極めた訓練が、鬼と呼ばれる所以です。



しかし、大松監督には単なる鬼監督で終わらない多くの逸話があります。

当時のメディアで取り上げられた過剰なスパルタ訓練も、

「連携を磨き続ける」「メディアへのパフォーマンス」「海外へのハッタリ」といった目的があったとされています。

そして、選手たちとの絆を感じさせるエピソードも数多く持っています。



鬼の大松と恐れられた訓練でも、途中の水分補給は許されていました。

その辺りは当然として、「『大松のばかやろー!』と叫んだのが筒抜けでも別段咎めなかった」

「月に1度、選手全員で直訴はしていたものの練習後、難波へ遊びに行かせていた」という寛大な一面もあったのです。

更には、医師とも緊密な連携を図って休まず練習できる環境作りにも腐心しました。



選手が引退した後も、親のない選手の結婚式に親代わりとして出席したり

ママさんバレーの全国大会で再会するなりジョークを交わしあったりと、

ただの鬼で終わらない逸話は数知れません。



飴と鞭の適切な按配や方法、練習を休まないためのバックアップと、スパルタ訓練を無理なく続ける思慮がうかがえます。

しかし、安易に根性論を取り入れた者の大半は、大松監督のロジカルな面に触れず、

エモーショナルな見た目だけを猿真似していました。

それが現代のアンチ根性論に繋がっているのだと思います。



何事も勉強し考えることから逃れられないものですね。


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