ところてんをさいの目に切って、黒糖で作ったシロップときな粉をかけて、食べてみた♪
■稲取名物の一つ
「天草」
今回は、この天草を使って、ところてんを作ってみよう
というチャレンジ!
静岡県は天草の収穫高日本3位(資料によっては1位)。
そして、稲取の天草は、
その質の高さで、全国に知られています。
■天草とは
海藻のうち、もっとも深いところに分布する紅藻(ノリも紅藻)で
オニクサ・オオブサ・マクサ・ユイキリ、ヒラクサなど、
日本各地に広く分布、生息している
テングサ目テングサ科に属する海藻です。
(テングサという名前の海藻はありません。)
伊豆でところてんの材料となるのは主にマクサです。
天草採りは
・海女さんが命綱をつけて潜り採る。
・「まんが」と呼ばれる1~1.5mの大きさの鉄製の
熊手様のものを舟を使って引きむしる。
・浜に打ちあげられたものを拾う の3つの方法があります。
採った天草は
ごみを取り除き、真水に浸し、天日に干すことを繰り返し
塩抜きや色抜きを行います。
この乾燥した天草を煮出した汁を固めたものが
ところてん。
ところてんを凍らせて、水分を抜いたものが
寒天。
■石川さゆりの「天城越え」の歌詞の中に
「寒天橋」が出てきますが
その昔、伊豆で収穫された天草を
氷点下になる長野まで運んだ街道の途中につけられた
地名だそうです。
■今回は、おみやげ物として売っている天草を買ってきました。
100g入りで¥800くらいです。
■ネットの中から50gの天草を取り出し
水洗いをして、ごみを取り除きます。
水の中に入れると、瞬く間に鮮やかな紅色になり
柔らかくなります。
ふのりもそうでしたが、
一本一本がとても美しい。。。
■2800ccの水と大さじ2杯の酢を入れた鍋に
50gの天草をいれ
一度沸騰させてから、吹きこぼれないように煮ていきます。
最初は紅かった天草も、、、、
やがて、こんな感じに
暗い緑色になり、少しどろどろしてきます。
■なべ底が焦げ付かないようにぐるぐるとかき混ぜながら
一時間くらい煮ます。
(長すぎたら硬すぎ、短すぎたら固まらない。
時間は経験で。。。とのことです)
■煮あがった煮汁を
漉します。
■漉した液はタッパーに入れ
(大きいほうが20×15×3cm位の大きさ)
室温で1時間もしないうちに固まりました。
■できあがったところてんは
ほんのり磯の香り。。。。
硬さもちょうどいい。
手作りところてんは、結構大変。
手間が掛かる。
それでも
地元の歴史を背負った天草を使って
娘と一緒に、美味しいおやつを作った、
という楽しい経験は
月並みだが
何物にも変えがたいのです。
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大変だったけれど
面白かったですよ~!
料理でなくて
不思議な化学実験をしているみたい。。。
触感や色が変わったり
形が変わったり!
実は、
今度、授業参観日
(クラス役員をやっているので
担任に相談された)のときに
「親子授業」というのがあって
みんなで一緒にできたらナァ~
郷土の食材で親御さんと一緒に楽しくクッキングっていいな~と思って
試しにやってみたんです。
時間が限られているので
結論から言うと無理でした。残念!
でもはつねだけでも
体験できたからOKです!