これだ!
■霧に覆われた朝。
今日は稲取名物、「げんなりずし」をご紹介。
■稲取は金目鯛の水揚げ量日本一の町。
金目鯛の煮付けが超有名だが
あえて今日は
げんなりずしを・・・・。
■げんなり寿司は、伊豆の稲取で、
祝言(結婚式)や建前(上棟式)や船下ろし(進水式)、
七五三、成人式などのお祝いの日に作られるお寿司。
一個がとても大きく、
一個食べれば”げんなり”してしまう事からこのように呼ばれている。
一般にお祝いの日に近所や親戚に配られるものは
5個で一セット。
写真のような、金目鯛で作った紅白のおぼろ、
お寿司の大きさに合わせて切られた鮪の赤身のお刺身、
肉厚の大きな椎茸の煮付け、
玉子焼きでフルセット。
各お寿司の中心には、味付けされた千切りの人参がはさんである。
■お祝いだというのに
げんなり、とはいかに?!
と思うが
お客様がびっくりするようなおご馳走を出して
みんなで「あ~~~もう食えない~~っ」
とお座敷で倒れる、という図は
いかにも稲取らしい、とも思うのであった。。。。
■その他、
同じくお祝いの日の宴席で振舞われる料理に欠かせないのが
金目鯛の姿煮。
二匹の金目鯛をまるごと煮付け、
腹合わせにしてひとつの大皿に盛り付けるそうだ。
■現在、雛の吊るし飾りまつり開催中の稲取。
げんなりずしは普段でも、稲取の町の中で買う事ができるが
今は、祭り会場など
結構目に付くところに売っているので
ぜひ一度、ご賞味下さい。
■何というネーミング・シリーズ第二弾は
奈良本(熱川)のへらへら餅をご紹介予定・・・(爆)。