道すがら

私の歩む道すがら出合った
“これいいなー”を
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レトロ ミシンのルーツ

2011年10月28日 | Weblog
  我が家の玄関に安置している古~いミシン
  朝の連続ドラマ“カーネーション”に登場するミシン
の少し後輩でしょうか
  
         
        
     我が家に来た時に ヤマモトミシン店で整備してもらった
     その山本おじいさんいわく
       昭和のはじめにアメリカから輸入 当時一台が216円
         (教員の給料が35~40円の時代)
     

          
       
       すべての部品に “Singer"のロゴマーク入り
       製造ナンバー 第5種K83型 Y8845951あり 
       作業面に鳶(トビ)の模様があり 作られた年代がわかる
        長い使用で 消えかけているが鳶の右翼が残っている
       紛れもなく アメリカ製シンガーーミシン
       左右2段と前開きの扉付き 5個テーブルと呼ばれていた
       ヤマモトミシン店にも1台しかない 貴重品
       山本じいさん「しっかり使って 大事にしてやんなよー」

          
       古い話でござんす

       叔母が疎開で広島に来て お礼に置いていったものらしく
       戦争中「徴用」で軍人さんの服を作ってお国のお役にも立って
       付票がついて戻ってきたそうです
          “無事 帰ってきてよかった”  

      戦後 亡母が学童服縫ったり 義姉は自分のウディングドレス縫ったり
     大活躍したようです  
      一つの時代が過ぎ  電動ミシンに押されて 廊下の片隅に・・・
     そして 家の建て替えのため また 引越し・・・
     
      懐古趣味といわれそうだが 私が譲り受けけ 
      わたしの「親友」となりました
     
      直線縫いは抜群にキレイ 足踏みのレトロな音がイイ                現役として働いています
                  どっちが長生きするかなー

 
    ドラマ 主人公・糸子はどうしてミシンを手に入れるのでしょう
    ドラマの転開が た・ の・ し・ み