思うがままに

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木村家のイチョウ

2008-05-03 | 樹木-四国地方
木村家は徳島県祖谷地方最古の民家ということで国指定重要文化財となっている
昨日と同じように細い道を登って行ったが、ちょっとはマシみたい

元禄12年(1699年)の築だというから、309年前の家ということになる
外観だけで、中は見せてもらえなかった



庭に入ると真っ赤なツツジが咲いていた
この木も樹齢も300年になるのだろうか? 幹の凹凸を見るとやはり老木であるようだ


丁度、若奥さんらしき人が家事をされていた
赤の他人が、お仕事中に他人の敷地内に入ってしまうことに躊躇してしまって、神社仏閣を訪ねるのと同じような気持ちにはなれなかった

イチョウの巨木が気になった
枝がないのでどうしたのかと尋ねると、屋根が傷むので切ってしまったとのことだった
そして、イチョウの根元に初めて見るタケノコの干物が並べてあった










裏に回って写真を撮った
すると、さらに山手の方向から声が聞こえた
縁側で日向ぼっこをしているおばあさんが「いい天気やね」と言ったような?
私は「そうですね 暖かいですねぇ」と言ったが、それが返事になっていたのかはっきりとは分からなかった
ほんとにいい天気だ


まだ、向こうにも民家があった
都会の便利な暮らしに慣れ親しんでしまった私が、もしここで生まれていたらどんな人生を歩んだのだろうか?



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