グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

100歳以上の高齢者数の推移に思う

2017年09月17日 | 日記
厚労省の発表によれば100歳以上の高齢者が6万7千人となり増加の一途を続けているとのことだ。
この数字を多いとみるか、少ないとみるか、意見が分かれるところだが国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば今後も100歳以上の高齢者者数は着実に増えていくようである。
政府内に「人生100年時代構想会議」が生まれたのもむべなるかな、である。
一つ気になるのは100歳以上の高齢者の暮らし向きだ。
たしか直近の健康寿命は70歳台だったと記憶しているが100歳以上の高齢者の自立度はどうなんだろう。
多くの超高齢者が認知症にも無縁で介護・介助も不要だ、という生活が送れていればいいのだが。
それに経済力も気がかりである。
100歳以上であれば労働で対価を得るという境遇ではない。
果たして年金と蓄えの取り崩しで満たされた生活を送っているのは全体の何%ぐらいだろうか。
生活レベルの満足度については多分に主観的な面もあろうがそれでも自分が長生きするのであれば最低限上記の2条件がある程度確保されないと、と思う。
衣食足って何とか・・・・、「生きがい」などは二の次だ。(笑)