今騒動になっているPSE問題は、国民の「安全と安心」の体感温度を図る上で、実に興味深い事例となっている。PSEとは、家電製品など電気製品の安全性確保のための認証制度のことである。
ことは、坂本龍一さんをはじめビッグネームのミュージシャンたちが本問題に参入してきた頃から大きくなった。マスコミの注目度も大きくアップし、担当の経済産業省の担当部署はこてんぱんにやられている。
要は、2001年4月 . . . 本文を読む
米国務省は3月1日、「国際薬物規制レポート」(以下「レポート」という。)を発表し、北朝鮮の政府機関や政府当局者が、麻薬や偽造紙幣の流通によって得た資金を、海外の金融機関を使って、マネーロンダリング(資金洗浄)した「確かな証拠がいくつもある」と指摘した。特に北朝鮮が、「スーパーノート」と呼ばれる精巧な偽ドル札の製造に関与していることも明らかにしている。
米議会調査局も、その「麻薬密輸と北朝鮮」 . . . 本文を読む
満身創痍の民主党前原代表が、先日、おもしろいことを言った。「政令指定都市選出の県議は必要ない」。まさにそのとおりである。ただ、この発言については、早速、当事者の県議やお膝元の民主党からも猛反発が出ている。
事の発端はこうだ。3月6日、前原氏が、横浜市内の民主党参議院議員の朝食会で講演し、政令指定都市選出の道府県議会議員について「ほとんど仕事が無い。神奈川県議会(定数107人)の半分以上が、横 . . . 本文を読む
今月末が最終報告の期限だというのに、沖縄・普天間飛行場の移設先の、地元との調整がまったく進んでいない。小泉首相も、キャンプ・シュワブ沿岸部案について「地元の理解を求める」と言うだけで、「受け入れられない」とする地元と完全な平行線だ。業を煮やして先週末、私は、本件について質問主意書を首相宛提出した。
そもそも普天間飛行場の返還は、橋本政権時(96年4月)、「米兵の少女暴行事件」に端を発した沖縄 . . . 本文を読む