我が家の”心”は5月で12歳になります。
一緒に暮らして居ると普段は余り歳を感じる事無く過ぎていきます
が、ここのところ行動や運動面で衰えを感じ、本当の老齢期に入った
んだと思い知らされます。
特に変形性脊椎症に悩まされる様になってからは無理はさせられませ
ん。
前記事にも書いたように、犬を飼ってない人から見ると「それは過保
護でしょう」と思われる時も有りますが、老齢期になれば犬でも人間
でも同じです。
しかし、最近の”心”には今迄に見られなかった一種独特の穏やかで
ゆったりとしたコミニケーションをとって来ます。
それが堪らなく可愛く、愛おしく感じられます。
”心”なりのゆったりとした時間を過ごさせて上げたいと心から思う
今日この頃です。
今日は天気も良く「風は冷たいが気持ちの良い日だから、ドライブ
しながら運動公園の広場へ行って遊んで来ようか?」
車を用意して居ると庭と出入口の路地を行ったり来たりで、早くして
呉れと矢の催促です。
公園広場は何時もながら人は殆んど見当たらず貸し切り状態です。
広場に着いて、やっぱりここは何時来ても良いな~
お兄ちゃん、何して遊ぶ? う~ん解った、
お前は思い切り走り廻って来いと云ったかな?
最近は、この広場へ来ても以前の様に20mのロングリードを一杯迄
使って走る事は有りません、10mもゆっくりと走れば立ち止り、
後ろを振り返り「父ちゃんも来ないの?」と止まってしまいます。
老いたりとは云え、この程度の元気さは軽くいなします
一方、マックスは、やはり若犬です10mのリードですが何時でも
一杯に使いながら張って走り廻って居ます。
マックスは何時でもリード一杯で元気に飛び回って居ます
暫し、気持ちの良い時間を過ごし、少し疲れたのか我々の足許に寄り
つくようになったので”心”に「帰ろうか、ハウスに帰ろう」と言っ
た途端にマックスは何処かな?「帰るんだって!!」と言わんばかりで
す。
その様がとても”心”らしく可愛いものでした。
やはり兄貴分として、また群れのリーダーとしての自覚を見せられた
感じがしました。
可愛い所を見せるマックスです、頭は小さくても利口なんです
ママさんから色々話かけられて言葉は解らなくても一生懸命に聞く姿
に愛おしさを感じるのは、我々だけで無く、犬飼いさん全員の気持ち
でしょう。
遊んだ広場脇の梅も咲きだし、穏やかな春が近い事を教えて呉れます
私の一番好きな季節も直ぐ其処まで来ていると思いながら風は冷たく
ても皆で楽しく家路です。
平和です、元気です、これが一番でしょう!!