犬と暮らして、犬からも学ぶ

日々是好日を心がけ、愛犬”心”(保護時、六歳から)と暮らし
七年三か月で虹の橋へ送りました。
悲喜交々の親馬鹿風便り

天気も良いからドライブで広場って云うのは如何よ!!

2015年02月20日 | 愛犬

我が家の”心”は5月で12歳になります。

一緒に暮らして居ると普段は余り歳を感じる事無く過ぎていきます

が、ここのところ行動や運動面で衰えを感じ、本当の老齢期に入った

だと思い知らされます。

特に変形性脊椎症に悩まされる様になってからは無理はさせられませ

ん。

前記事にも書いたように、犬を飼ってない人から見ると「それは過保

護でしょう」と思われる時も有りますが、老齢期になれば犬でも人間

でも同じです。

しかし、最近の”心”には今迄に見られなかった一種独特の穏やかで

ゆったりとしたコミニケーションをとって来ます。

それが堪らなく可愛く、愛おしく感じられます。

”心”なりのゆったりとした時間を過ごさせて上げたいと心から思う

今日この頃です。

今日は天気も良く「風は冷たいが気持ちの良い日だから、ドライブ

しながら運動公園の広場へ行って遊んで来ようか?」

車を用意して居ると庭と出入口の路地を行ったり来たりで、早くして

呉れと矢の催促です。

公園広場は何時もながら人は殆んど見当たらず貸し切り状態です。

広場に着いて、やっぱりここは何時来ても良いな~

お兄ちゃん、何して遊ぶ? う~ん解った、

お前は思い切り走り廻って来いと云ったかな?

最近は、この広場へ来ても以前の様に20mのロングリードを一杯迄

使って走る事は有りません、10mもゆっくりと走れば立ち止り、

後ろを振り返り「父ちゃんも来ないの?」と止まってしまいます。

老いたりとは云え、この程度の元気さは軽くいなします

一方、マックスは、やはり若犬です10mのリードですが何時でも

一杯に使いながら張って走り廻って居ます。

マックスは何時でもリード一杯で元気に飛び回って居ます

暫し、気持ちの良い時間を過ごし、少し疲れたのか我々の足許に寄り

つくようになったので”心”に「帰ろうか、ハウスに帰ろう」と言っ

途端にマックスは何処かな?「帰るんだって!!」と言わんばかりで

す。

その様がとても”心”らしく可愛いものでした。

やはり兄貴分として、また群れのリーダーとしての自覚を見せられた

感じしました。

可愛い所を見せるマックスです、頭は小さくても利口なんです

ママさんから色々話かけられて言葉は解らなくても一生懸命に聞く姿

愛おしさを感じるのは、我々だけで無く、犬飼いさん全員の気持ち

しょう。

遊んだ広場脇の梅も咲きだし、穏やかな春が近い事を教えて呉れます

私の一番好きな季節も直ぐ其処まで来ていると思いながら風は冷たく

ても皆で楽しく家路です。

平和です、元気です、これが一番でしょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


”心”への優しさが仇になる???

2015年02月15日 | ”心”の部屋

最近は”心”が変形性脊椎症になってからは立ち上がり時や段差の昇降

に不自由さを見せます。

立ち上がり時は腰を上げる時に後肢をワナワナと震わせて時間が掛か

ます、その時に介助して上げようと手を差し伸べ腰に手を掛ける

と、時「ヒャン」と声を発します、その為に手を貸すのも難し

く、何時「ガレ、ガンバレ」と声で応援です。

段差や階段は勿論なんですが、”心”の部屋(インナーテラス)から庭

る時のサッシュ敷居との段差は僅か6cm位しかないんですが躊躇

んです。

一旦、行動に移ってしまえば大した問題は無いのですが、どうやら初

が怖いのでしょう。

この頃の”心”は車への昇降もバックドアーを開けて「ハウス」の一声でピョンと飛び

乗って居たのが当たり前だったんです

部屋と庭への出入口は日に何回も使う所なので段差を解消して上げ

うと考え、工作材料で不足の板を買い出しに行く車を、てっきり自

びに行ける勘違いした”心”は喜んで居ました。

しかし、さっさと片付けたい私は気が付かない振りをして買い物に出

けて来て、早速工作の時間です。

これが大成功だったんです、たった6cmの段差だからと思っていた

すが”心”の目線で考えると段差+敷居の幅10cm位の両方を

リヤしたいんです、犬って鉄製の物って跨ぐじゃないですか? 

こんな所がと思って居ましたが敷居を跨ぎながら段差も降りるのは、

”心”には辛くなって居たのでしょう。

90cm幅の板に大小の桟木を打ちつけスロープ調整を行い、表に

工芝を貼り付けた物を作りました。

玄関前に止めて有る車に気付いて居て出掛けたくて仕方有りません

出来あがりです、僅かな段差なんですが.......

出来上がった物をセットして見ると最初は不思議そうに見て居ました

が、何回かテストで出入りさせて見ますと、これが非常に快適そうで

す、その時は作業の、お邪魔虫でウロウロして居たので脚や関節も

居るので、次回の出入りが注目です。

その後、運動公園にでも遊びに連れて行こうと思っていたのですが、

時間的に寒さも加わり、今日の公園行きは中止です。

”心”は折角車が出て居るので期待は大きかったと思いますが「今日

風が強いから、また行こうね」と云い聞かせましたが車庫に入れる

車の音に耳を傾けて居たそうです。

問題の出入口の件は、何回か出入りして居るうちに馴染み、非常に

快適に何の躊躇も無くスムースに出入りして居ます。

一番外側のシャクリに工作した片端を乗せて使用します

公園行きを犠牲にして出来上がったスロープをセットした様子

犬、特にシェパは運動、行動面では人間より数段優れた能力を発揮

するのに老齢になったり、病気を発症すれば、想像以上に能力は落

るのは人間も同じ事でしょう

今迄先住4頭のシェパと暮らしましたが脚、関節、を病んだ子が居な

かった為に医療とは別の、ケアーの細かい事まで気付くのが遅くなり

ました。

ここまで書くと、さも”心”が重篤なように思う方が居られるかと思い

ます実際には横になって居て、次の行動に移る時だけで体の動き

が馴染んでしまえば多少の破行は有りますが元気で快眠、快食、快便

です。

今日、”心”は公園に行けなかったのは残念無念だろうが、部屋への出

りが躊躇せずスムースに出来て、大いに楽になった様ですから勘弁

して貰って、近々の公園行きを約束しました。

親馬鹿、”心”パパ奮闘の記でした。

 

 

 

 

 

 

 


探し求めて居た待望の本が届いたんです

2015年02月10日 | 雑感

前記事で書いたように、40数年間に亘り、不確かなタイトルのみで

折を見ては探し求めて居た本と思われる情報をAmazonnoの検索で見

つけ、小躍りして内容は解らないまま購入手続きをしました。

10日頃の到着との連絡が大阪の古書店より、すぐさま入り、この数

日間は本当に待ち遠しい想いで今日の日を待ちました。

その間、私の記憶のタイトルと得た情報のタイトルが違うので如何か

探して居た本である事を願い念じて居ました。

色々な方からも「そうで有って欲しい」と有り難いコメントを戴きま

した、中でもニコエコさまからは初コメを戴き、探して居た本は、

その本に間違い無いだろうと詳しい情報を戴きました。

その方は愛読書だと云う事でご自分の書棚に蔵書して居るとの事、

こんな確かな事は有りません。

御心配戴いたり、願って呉れたり、喜んで戴いたり、情報を寄せて呉

れたり、感謝です。

今日、届きました、開梱するのも、もどかしく感じながら取りだしま

した。

表紙の裏表と帯をじっくりと見て、数枚の見出し写真、目次、あとが

き、を順次見て行きました、間違いは有りません。

題名 『吠えろアンティス』 -戦場をかける犬ー

作者 アンソニー・リチャードソン   訳者 藤原 栄司

昭和41年4月15日発行   文芸春秋刊

上記の情報が手許に有れば、もしくは本を紛失した事に気付いて若い

時に探して居れば、もっと簡単に探せて居たでしょう。

本はじっくりと精読致します、読む前にこの事を書いて居ますので内

容には触れませんが1940年代のヨーロッパ戦線の第一線で戦場を

一緒に駈け巡った航空兵士と愛犬シェパの感動実話物語です。

40数年振りの読み返しに今から気持ちが高ぶります。

帯の裏面には

1940年、絶えまない爆撃のため廃墟と化した家で一匹の仔犬が

えながら死を待っていた。

一方チェコの亡命飛行士ヤンはドイツ軍の対空砲火をあびて近くの果

樹園に不時着し、同僚と共に休息を求めてその家にたどりついたー

こうしてそれからの14年間信じられない程の深い愛で結ばれた人と

が出会ったのである.....

皆さまも読んで見たいと思われませんか?

何処かで機会が有ったら是非お読みになる事をお薦め致します。

図書館によっては有るかも知れませんね。

ご協力戴きました事、有難うございました。

 

我が家のアンティスこと”心”は今日も元気です、マックスと陽だまり

爆睡し、追い掛けごっこをして、相撲を軽くいなし、天下泰平です

 

 

 

 

 

 

 

 

 


四十数年、探し求めた本(シェパ)を大阪の古本店で見つけました

2015年02月06日 | 思い出

昨夜の事です、諦め掛けていた本が見つかったんです。

私が初めてシェパードを飼った時に、シェパード自慢をする私に友人

笑いながら、「お前に上げるよ」と呉れた本です。

イメージ写真のモデルになった”心”  好きな写真なんです

その本の内容を友人たちに知って貰いたく数人の友人に貸して上げる

うちに行方が分からなくなってしまった本です。

一旦は諦めたのですが数年経ち、如何しても読み返したく新刊、古書

を問わず探したのですが作者、翻訳者、出版社、初刷り、が全く覚え

て無く解らないんです。

内容はヨーロッパ戦線でドイツ空軍だったと思いますが、軍律を冒し

有る部隊がシェパを隊舎で飼っています、或る日、その部隊に敵陣

に捕虜として囚われた友軍を命がけでの救出命令が出るのです。

深夜、急襲して友軍救出に成功し、ヘリを上げようとしたのですが、

行動を共にしていたマスコット愛犬が戻って居ない事に気付き、この

まま飛び立つか、犬を待つか、探すか、一瞬全員がたじろぎます。

その時、砂埃を立ててシェパがヘリをめがけて全力疾走で来ます。

犬を乗り込ませると同時にヘリを出して危機一発で作戦を成功させる

実話だったんですが、細部の事は失念して居ます。

タイトルだけが辛うじて「走れ、アンティス」の記憶だけです。

PCを触り出し、ネット検索も何度も試みましたがデーターも無く、

技術の未熟さも有っか、ヒットしません。

それが昨夜の事です、アマゾンで買い物をしたついでに何時も通り

待も掛けずに古書で英米文学、年代を1960年代として

「走れ、アンティス」検索を掛けて見たら、やはり該当ナシで出

ました、ところがページ下欄に似たタイトルで

「吠えろ、アンティス」ー戦場をかける犬ー が有ると表記が有り

ました。

見た瞬間に、これだと思いました、タイトルの違いは私の記憶違い

でしょう。

1966年、文芸春秋社、かなりの傷みとヤケやシミが有るそうです

が大阪の古書店の出品で有るのです。

内容は解りませんし、探して居た本とは限りませんが、直ぐに購入手

続きを取りました。来週の火曜日位に手元に届く予定です。

開けて見て、探して居た本ならば、こんな嬉しい事は有りません。

もし、違った内容の本で有っても、それはそれで良しとしています。

そう思わせる位の思い入れが募ってしまった本なんです。

今、読み返して見て如何受け止めるかは解りませんが、ここ数日の

大きな楽しみです。

イメージ写真ーその2-

イメージ写真ーその3-   私の撮影ではありませんが好きな写真です

この古本の件は後日に、改めて報告致します。

全く違った内容であった場合は数日間の夢を買った事になりますが、

多分、多分、私が40数年間、探し求めて居た本だと思っています。

 

 


久し振りに、お泊りで出掛けよう!

2015年02月02日 | 愛犬

過日、親戚で祝い事が有り出掛けたのですが自宅から170km位の

所です。

今までは日帰りが多かったのですが、最近は徐々にきつくなり一泊

ゆっくりして帰りたいと思いますが、その地方は犬同伴宿が全く無く

厳寒期に車中泊も無理です、でも日帰りも無理、必死に探しまして、

犬同伴宿を一カ所だけ見つけました。

宿の事に関しては期待も一切持たずに行ったので、此処では営業

害になってはいけないので書きません。

関越道で行きますので「高坂S.A」で休憩し、併設のドックランで

ンズを遊ばせたが、何時もの事なんですが前の利用者なんでしょう

が、ワンコ落し物を如何して拾って始末して行かないのか?

犬を車で連れ歩く人は一応の愛犬家でしょう、マナーの悪さに呆れ

返るばかりです。

高坂S.Aのドックランにて

何時もと違う臭いが一杯で興味深々の御両犬

幾ら車大好きなワンズでも犬二頭乗せているのに物音一つ、泣き声

一つ無く、ワンズを積み忘れたかと思う程、大人しく乗って居るんで

す、そんな状況の中でマックスが必ず泣くシーンが有るんです。

それは車の後退です、バックギヤーに入れてアクセルを踏んだ途端

に吠えます。

加速、ブレーキ、レーン変更、何をしても吠えないのに如何してなん

しょう。

親戚の祝い事を済まし夕方には予定通り宿に着きました。

荷物を降ろし、ソフトバリケンを部屋に設置して、一通りのセットを

ませてヤレヤレです。

「さあ~、君たちと遊んで上げるよ!!」と声を掛ければ待ってましたと

かり競い合ってじゃれついて来ます。

今日は此処でお泊りかな~と様子を伺う”心”です

今日は此処でお泊りと理解して思い切りママに甘えて居ます

僕も~ と駈けより抱き上げられご満悦のマックスくん

暫し遊んでワンツーを済ませ、夕食フードを食べて、やっと彼等は落

ち着きます。

ルームサーヴィスもどきの我々の夕食を食べながら我々親馬鹿二人

での会話です。

「家のワンコは、お利口だよね」 

「普通はおこぼれ頂戴で、足許で煩く言っり、ウロウロするよね」

「自分たちが食べた後は、父ちゃん母ちゃん食べいる物は僕達

 は関係ないとでも思っているのかな~」

「家の子達って特別に大人しく無い?」 

「いや、大人しい子は沢山いるよ」

10時頃に最後のワンツーを済ませ、消灯です、これで朝まで「ワ

ン」一声も無く大人しく、朝になり私が目を覚まし見てみると二

頭共、バリの中でて目をパチパチしてました。

私は朝までに手洗いに一度行っているのですが、その時も静か

でした。

”心”ママが度々口にする

「家の子達って本当に大人しくてお利口だよね!!」

この子達、家に居る時でも本当に良い子だよね!!」 と云うのも

強ち間違ってないな~と思える一泊での、お出掛けでした。

思いっきりの親馬鹿でした。 皆さ~ん、一緒に笑いましょう!!