犬と暮らして、犬からも学ぶ

日々是好日を心がけ、愛犬”心”(保護時、六歳から)と暮らし
七年三か月で虹の橋へ送りました。
悲喜交々の親馬鹿風便り

先日友達になったワンズとドックランです.....”心”&マックス

2012年05月31日 | 犬の保護、里親探し

保護犬マックスの飼い主さん探しで協力して戴いた方が、偶然

にも私宅近くの方で、しかも犬の保護団体「ちばわん」グループ

の活動家の方でした。

そんな御縁で散歩の足を延ばして頂き、我が家へ愛犬と一緒に

遊びに来て呉れました。

Img_0301

左よりレイディちゃん、ジョー君、を見定める”心”

Img_0299

近々、新しい家族の許に行くレイディちゃん

”心”&マックスは初対面に、やや緊張気味ですが慣例のご挨拶

が終われば直ぐにお友達です。

そして此処に居るワンズは奇しくも4頭とも保護犬でした。

レイディちゃんは1年4ヵ月も長期に亘っての保護預かりです。

そのKさんが、預かり親の使命感と、可愛さで手元にもう少しと

気持ちの揺れで譲渡会に出したり休んだりも長期になった要

の様です、その気持ち痛いほど良く解ります。

”心”&マックスはレイディちゃんとは最初の最期かもしれないの

で、もう一度ゆっくり逢いたいと思い、この30日に素敵なドック

ランに行く約束をして別れました。

さて、朝から快晴で気持ちの良い五月晴れに恵まれて行って来

した、ランで遊ぶ姿を見ていると犬達の送別会の様な気持に

り、Kさんの気持ちを推し量る事は出来ませんが、6月中旬に

里親さんに送り出す時の事を考えると、切なく思えてなりません

でした。

Img_0306

姿も似ているが兄弟の様に似ているジョートレイディの二頭、暫し休憩

それにしても”心”ママはワンズに、モテ過ぎで嬉しい悲鳴です。

Img_0309

Kさんの愛犬ジョー君と預かりのレイディちゃん、そして同じ

リンクに入って来たばかりのビーグルちゃんが走って来て、

ベンチの下で甘えて居ます。

これにはビーグルの飼い主さんも大笑いでした。

Img_0304

”心”は友達とも遊びたい、隣のリンクも気になる、マックスの姿が

無いのも気になっている

”心”は隣のリンクの小型犬が4~5頭入っているのが珍しく

そっちも気になってます。

マックスは家で室内に居る事でも有り、初めての事なので園内

トリミングセンターでプロのトリマーさんにシャンプーと手入れ

を頼み、仕上がり後の合流です。

Img_0311

フワフワ、サラサラでリボンまで着けて貰ってお帰りです。

未だ家で2ヵ月程なのにトリーマーさんに渡す時に「置いて

行っちゃ嫌だ」と抵抗して、身をもがき、体を硬直して居たの

には可愛いさと同時に、犬の従順さを見た思いでした。

園内で皆で軽い昼食を食べた後に、私たちは帰って来まし

たがKさんとレイディちゃん達は別れを惜しむ様に園内で

もう暫く遊んで帰った様です。

レイディちゃん、新しい家族の許でも甘え、一杯可愛がって

貰って、幸せな犬生を送って呉れると思います。

Kさんは寂しくなりますが、ジョー君と我慢、我慢でしかない

のでしょうか。

私だったら耐えられないかも知れません、其処が超越した

無償の愛、犬に対する深く大きい愛情だと思い知らされました。

毎年、凄い頭数をセンターより引き出し、保護し、里親(犬親)

探し、をして活動するKさん始め「ちばわん」グループさんに大

きな敬意と一杯の感謝です。


愛犬”心”が元気で9歳を迎えました、感謝です!

2012年05月24日 | ”心”の部屋

我が家の愛犬”心”が、この23日に無事に元気で9歳の誕生日

を迎えました。

6歳の時に放棄され保護され救出された子です。

愛犬家の救出したいとの気持ちが結集して命を繋ぎ、我が家に

「縁」を結び、迎え入れた雄のシェパードです。

Dp18060029

最近の”心”少し太目かな?

”心”は登録名を「ネロ フォン レーベン」と云います。

繁殖者 Takehiro Sunaga  Gunma となっています。

シェパードを少し知ってる人で、上記の記載ならば群馬県では

須永武博先生、そしてレーベン犬舎を思い起すだろう。

最近ではテレビ出演等でも顔を知られS犬界では訓練で数々の

成積、実績を残して来られた方です。

血統上「極近親繁殖」とあるも、管理不足や間違いで出来た子

とは思えない、綿密に練られた計画繁殖だろう。

一流の所で作出された子が6年後に捨て犬になったのである。

埼玉県の熊谷市内で泥だらけで放浪中に捕獲され、センターに

収容され、ギリギリの所をシェパ愛好家の人に救出され命を繋ぎ

私に縁が繋がり、6歳3カ月で迎えた子です。

此処には沢山の問題が山ほどありますが私には、この6年間の

事はまったく興味も無いから知りたいとも思いません。

でも、「捨て犬」をした元飼い主には一言云いたい。

皮の首輪が皮膚に食い込む前に交換出来なかったのか?

フィラリアの予防もせずに陽性++++までにさせて棄てた。

獣医師が初めて診る酷い症例だと云う位の状況だった。

    君は2度と犬を飼ってはいけない!!」

そんな”心”が多くの人の応援を頂きながら無事に元気で過ご

し、キラキラと輝いている、有難うございます。

誕生日記念に何をプレゼントしようかと考えたが良質な皮の

カラーを選んだ、皮のカラーで苦しんだ日々が有っただろうか

少し贅沢なカラーを注文し、出来あがって来た。

Img_0056

名前も入れて貰いました

Img_0058

電話番号も入れて2度と保護犬にならぬように2重3重にと.....

このカラーを付けて色々な所に出掛けようね。

豪華なディナーやケーキは無いが今日のトッピングは肉と魚で

フードが見えない位入れて上げよう。

おやつも特別に美味しいものを多めに上げようね。

最近は「マックス」が来て子守りに頑張って呉れて有難う!!

Img_0246

今の状態で元気に、色々な思い出を沢山作って楽しんで

長生きして呉れよ、保護者として思うのはそれだけです。


初夏を思わせる庭で犬と遊び、想ったこと

2012年05月18日 | 犬の保護、里親探し

今日は朝から良く晴れて気持ちの良い日です。

午後からは雷雨の予報も有るので午前中は庭で犬と共に出て、

ぼうと思い、庭で一時を過ごした。

雨上がりで空気も美味しく、新緑も深くなり、花も綺麗だ。

Img_0286

石楠花もカルビアも今が盛りです

Img_0287

カルビアが余りに綺麗だったのでアップで撮ってみました

ワンズに花は関係ない、只ひたすらに遊びたいだけである。

Img_0289

寄席とは逆で「真打ち」が最初に登場です

Img_0288_2

この「前座」小僧がなかなか厄介なんです

折角ジャーマンアイリスや薔薇も咲いているのに二頭揃ったら

楽しい遊びの始まりです。

Img_0291

何やらひそひそと如何やって遊ぶかの相談でしょうか?

Img_0293_2

「マックス」が足元を狙って攻撃です

Img_0292

反撃を食らって不利と見ると、すぐ降参ポーズでやり過ごします

Img_0295

休憩中だから駄目だよと”心”は叫ぶも.......

Img_0294_2

足を噛んでる場合じゃないよ、父ちゃんがカメラ向けてるんだよ!!

こんな風に平和に楽しく遊んでいる風景を見て想ったのは

”心”と”マックス”の二頭は、一瞬のタイミングの違いで,

この世に生存しなかった犬達である。

今、私たちがこの子達から貰う刺激や健康や安らぎ、そして

れだけ癒されるかは、計りしれないものが有る。

心の中から、この子と出会えてよかった、迎え一緒に暮らし

良かったと思っています。

愛犬家の中には保護犬は如何もと云う方は多いと思いますが、

成犬で飼っても愛情を持って接すれば、必ず心を開いて呉れま

すし、幼犬、若犬時代特有の可愛らしさは望めませんが反面

あの煩わしいまでのヤンチャ振りに、振り回されずに済みます

から中年以降、熟年の方で犬を飼いたいと考えている方には、

パピーに拘らずに保護犬を迎えて見る検討を是非お薦めした

と思います。

人間のエゴで放棄される犬達を救い、安易な繁殖を律し、犬の

命を無責任な販売システムで売る体制を改めない限り、各地の

動物愛護センターに収容される犬達の悲劇は減らないのである

年間20数万頭が殺処分の名の下に殺されている、しかも注射

に依る一瞬では無く、処分室に押し込んでのガス注入方式が

殆どある。

短い時間で有っても、命尽きるまでの間は悶え、苦しみ、暴れ、

ながら短い犬生を終わって行くのである。

この事だけは何がなんでも無くさなければならない事である。

一頭の保護犬を迎え入れることは小さな事でも、数が集まれば

大きな力になる、そう思い懸命に保護活動をしている方達が

沢山居られます。

折角、救出された子も新しい家族と巡り合い、出会う事がスタート

で有る、愛情を沢山貰って、一頭でも多くのワンちゃんが幸せな

犬生を送られる事を願うばかりです。

楽しそうに無邪気に遊ぶ愛犬を見ながら想ったことです。


”心”は雷雨が激しく緊急避難です

2012年05月12日 | ”心”の部屋

それは一昨日の午後の事でした。

午前中は朝から天気で風も無く、ママが定期的に診て貰って

る病院へ行く日でした。

そこは広大な敷地の中に建つ大学病院で周辺は人も車の往来

少なく、犬の散歩にはもってこいの場所なんです。

そこで、車で送りがてら皆で一緒に行く事にして、待っている間

はのんびりとワンズと公園みたいな敷地内で遊んで来ました。

Img_0278

”心”の後ろの建物は病院では無く、職員住宅だそうです

Img_0281

マックスは草むらの中で虫を見つけた様子だった

あちらこちらと散歩とも遊びともつかない散策をしてワンズは

大喜びです、何しろ病院外周道路を廻ると早足で40分は掛

かる敷地です、勿論ショートカットして車に戻ります。

Img_0279

車の傍まで帰って来た、5カ所で2000台位の大駐車場が有る

Img_0280

車の傍で何を思うか?少し疲れたか?

帰り途、以前から気になっていた田舎の手打ちうどん屋さんが

有り、立ち寄って見たが大変に美味しいうどんで大満足でした。

家に戻って、皆で昼寝タイムです。

ところが起きて吃驚、西の空が暗く、風も強いし遠くで雷音ま

でしている、テレビでは我が地方に、雷、竜巻警戒注意報が

流れている、芝生の上でのんびりして居る”心”を慌てて犬舎

に入れて暫くすると、上空は見るみるうちに暗くなり、稲妻は

走る、雷音は近づいて来る。

”心”は少々の雷には我慢するが稲妻を伴う大きい雷は駄目

で非常に怖がるのだ。

そこで家の中に入れる事にしたのだがマックスが来てからは

初めての事なので喜び、興奮し、大暴れになっても困るので

玄関内に場所を定めて急ぎ準備して迎え入れる。

心配は取り越し苦労であった、初体験なのに「ハウス」「フセ」

のコマンドで大人しいもので有った。

Img_0285

初めての使用でも落ち着いている

Img_0284

暫くするとこんな姿で、リビングの方を見ていた

Img_0283

暫くすると雨も雷も治まったが、今夜は此処でゆっくり休んで貰います。

ソフトケージやゲート付きサークルも始めて使用する物である

ソフトケージは夏休みに予定しているドライブ旅行用に車で、

ホテルで便利そうなので、ゲート付きサークルは夏になった

昼間、室内に”心”が来るので、その時の為に購入したば

かりの物だったが、こんなに早く役立つとは思わなかったで

す、外では凄い雷と土砂降りの雨です。

時折、稲妻が光っています、何もかもタイミング良く治まった

ものです。

”心”は心地よさそうに行き倒れ姿勢でウツラウツラで気持

ち良さそうにしています。

設備投資に要した費用もこれだけ役立ち、今後も使う事を

考えれば安く思えるし、組み立てと折りたたみの練習も出

来たし、目出度し、芽出度しの巻きで有った。


悪戯をする「マックス」と取り締まる”心”.....ありがとう。

2012年05月07日 | ”心”の部屋

「マックス」が”心”家に来て1ヶ月半が経ち我々にも、環境

にも馴染み、マックスが彼のペースで行動し始め出した。

Img_0240

良く食べ、良く遊ぶ、そして良く出すマックスです

最初は何も解らないので彼の自由にさせて観察をしていたが

ワンコ本来の規制が無ければ自由に、自由にが過ぎるので

ボチボチ悪戯の規制と簡単な躾けをしようと思って居る。

良く観察をして見ると、今やっと1歳を迎える頃ではないかと

思う。

Img_0267_2

皆さん、この子は何歳に見ますか?

従って、保護したころは10ヵ月齢位だったかも?

兎も角「ヤンチャ」盛りで凄いのは天下一品である。

しかし、不思議な事に遊び、暴れてる最中に「ハウス」のコマ

にピタット動きを止め、体中硬くしてその場で横になって

スを嫌がるのだ。

Img_0269_2

ハウスがそんなに嫌なんですか?

「ハウス」の意味は良く理解して居るのだ、際限なく遊んで居

いだけなのだろう,さらに不思議な事はハウスに入れた後

は大人しく一声も発しないのです、我々が隣室でお茶をしてて

もテレビ見てても、まったく大人しく、あのテンションの高さは

何処へ行ってしまったのだろうか?

所が、庭へ出すとワンコが変わる位の激しさで遊ぶ。

Img_0257

サンダルを咥えて逃げるのが無上の喜びです

悪戯をする、追いかける、逃げる、それが無上に面白いのだろ

う、庭のサンダル、草木は咥えて逃げる。

柵は抜け出す(外柵では無い)、”心”に遊ぼうと挑発を繰り返

す、小さな体なのに体力の限りを使って遊び倒すのである。

”心”はそんなマックスが大好きなのだ、自分はマックスから強

歯を当てられて「キャン」と悲鳴を上げた事は数回あるが、そ

報復に組伏す事はあっても、逆は一度も無いのです。

サンダルを咥えて逃げても、私が追いかけると”心”も協力して

追い、組伏してサンダル奪取に成功するのです。

Img_0253_2

”心”も協力してマックスを捕獲、サンダル奪取に成功!!

夢中で遊ぶマックスをハウスに入れようと捕まえるのは容易で

は有りません、こんな時にも”心”は協力して呉れます。

”心”に「ハウス」を掛けると、自分の犬舎にマックスを誘いこん

で呉れるので、そこで御用となります。

マックスが室内に居て、自分は外に居るのに一切の嫉妬心は

出さずにマックスを可愛がります。

Img_0246

”心”は手加減、口加減を加えながらうまく遊んで呉れる

”心”はマックスが来てから一段と賢く、大人になった感が有り

ます、そんな”心”が愛おしく、今まで以上に”心” ”心ちゃん”

名前を呼び、「良い子」「良い子」と囁きながら、ハグを繰り返

ます、”心”も至福の一時なのでしょう、我々に体を預けて目

を細め耳を後ろに倒して居ます。

Img_0252

僕、結構良い子で役に立つでしょうと云わんばかりの表情です

今日も、そんな平和で長閑な楽しい一日の始まりです。