犬と暮らして、犬からも学ぶ

日々是好日を心がけ、愛犬”心”(保護時、六歳から)と暮らし
七年三か月で虹の橋へ送りました。
悲喜交々の親馬鹿風便り

八歳になりました。 ”心”

2011年05月23日 | ”心”の部屋

元気で八歳を迎えました。

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午前中の散歩の途中、運動公園にて

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自宅の庭で    

皆さまのご支援と応援を戴きながら今日23日に無事、

八歳になりました。

重度フィラリヤの成虫駆除も、先日手術で切除した表皮嚢胞

も順調に経過し、毎日元気で飛び回っています。

一時、足を庇うような仕草を見せ「キャン」と悲鳴を上げた

のも最近は全く無く一安心と云うところである。

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遊ぼうと誘う仕草

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芝生でゴロゴロ御機嫌 喉でもゴロゴロ

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普段は入れない池も今日は特別、鯉を見て大喜び

シェパもこれから体力も落ち病気も出だすので気をつけて

行きたいと思っています。

”心”の健康状態が手の内に入り、今は何も心配無く元気

過ごせている、この時期が一番良い時なのかな~と考え

たりしています。

私は”心”と接している時に、何時も思う事があります。

この子は過去を類推すると、前半犬生で余り楽しく過ごした

事無いだろうから後半犬生では、

「我がままに、いっぱい遊んで良いんだよ」

「安心していっぱい甘えて良いんだよ」

「時間には美味しい物を上げるからいっぱい食べなさい」

「新鮮な水も好きな時に飲める様にしておくからな」

「ブラッシングもシャンプーも頑張ろうね」

「具合が悪かったら、直ぐに獣医さんに見て貰おうね」

犬飼いさんなら当たり前の事を”心”に語りかけるには

実は理由が有るのである。

”心”は如何云う状況下であっても遊んでいるときは

私の動きや眼の動きで、次の指示が如何出るか?

その事ばかりを考えて居る様な気がする。

そして、先を越して行動しようとするのである。

それは健気さを超えて不憫なのである、もう少し我儘で

甘ったれでいて欲しいと思うのである。

これが何処から来るものか?

元飼い主が訓練や躾けをしたとは思えないし、私も躾け

強く指導した事は無いのでビビリでは無いと思う。

シェパ訓練系のDNAだとすれば理解出来ない事は無いが

そこからだとすれば、若犬から本格的に訓練を入れていれ

ばと残念に思う。

親バカ木に登るの感がありますね、ご容赦のほどを!!

ともかく、利口で明るい性格の良い子に出会えた事に

感謝です。

犬友さんになって頂いた方達の善意と好意で助け出され

た命です、その縁に繋がって飼い主となったからには

その命が天寿を全うするまで大事に飼い切ると云う想い

を改めて思いました。

この日を機会に色々考えさせられた一日になりました。


大切な命は大事に

2011年05月10日 | ひとり言

   負けるな東北!!

   頑張ろう日本!!

今回の震災で思う事は沢山あるが、最近非常に心配する事

がある。

勿論、粗末にして良い命なんて何ひとつ有るわけがない。

犬、猫、その他ペット、家畜類、皆粗末には出来ない。

震災で大勢の人が亡くなり、その中で折角助かり、助けら

た命だから、一人の命でも大事にして貰いたいと思う。

当初は助かった命に感謝し、喜びとした方達も時間の経過

共に自分の不運を思い、嘆き、愚痴も出てくるのは当然

事である。

大勢の人の中には失ったものの大きさに打ち砕かれ、夢も

希望も見出せずにその日、その日を無目的に生きて最後は

自分に殻を被り、心を閉ざし、社会を背にする様になる。

そう云う人が出てくるのがこの時期だろうと思うのである。

折角、震災で助かった命を絶対に自分で落としてはいけな

いし、大事にして頂きたいものである。

身内、親族、地域で、そして行政が手を差し伸べて欲しい。

貴方の隣に居るかも知れないのです。

そんな方に幾ら頑張れと云っても素直に聞けないでしょう。

寄り添い、一人では無いと思って貰い、心を開いて貰い、

ささやかでも夢と希望を持って貰うしかないと思う。

特に老境を迎える時期に今回の震災で全てを失った人達

が心配だ。

こう書きながら自分では何ひとつ出来ない、この無力さに

想いを知る。

出来る事なら、そんな様子を見せた人に寄り添い、語り合い

明日への希望を一緒に見つける手伝いをしたいと思います

が現状では出来ません。

被災地では皆生活の再建で大変な毎日の連続でしょうから

行政の方がたにお願いをしたいと思うが、その方がまた

被災者の立場でもあるだろう。

どうか、貴方だけが不運なのではない。

生活の全てを失った方達が大勢います、私たち関東圏

に住む者も今回の事は決して忘れないし、貴方達の事を

想い続けて行きます。

時間はかかると思いますが立派に復興再建出来る事を

信じています。

東北地方に飛んで行けない罪滅ぼしに今後とも心を寄せ

て行きたいと思います。

どうか、どうか力強く明日に向かって下さい。