カンボジア経済

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カンボジア鉄道の旅 線路は続くよどこまでも

2009年01月03日 | 社会・風土

(新年になりましたが、昨年からの続きです。2008年12月27日・28日・29日版もご覧ください。)

 カンボジア国鉄北線は、1929年に建設が開始され1942年に完成しました。現在の線路もほとんどが当時のレールや枕木を使っています。枕木は驚くべきことに当時の鋳鋼製です。土に埋まってしまったようなところ(写真上)や、道床が流されてしまったところもありますが、数年前にアジア開発銀行の支援を受けて一部だけ改修して新しいバラストが入っているところもありました(写真下)。現在、アジア開発銀行の支援を受けて全面改修事業が開始されているところです。シンガポールから中国までを繋ぐ鉄道の一部となることも期待されている北線の改修が待たれます。

すっかり土と砂利で埋まってしまった踏み切り。調査団が調査を行っています。


昔の蒸気機関車用の設備(給水塔、アッシュピット等)も残っていました。


新しいバラストが入った部分もあります。

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