牧山トンネル

石巻市内から、魚市場に行くのに便利な牧山トンネル。

仕事で久しぶりに通った。

震災時、一時避難した大街道小学校から妹の家に避難するために通った。
まるで難民の列のような光景の中、着の身着のままのうえ、沢山の荷物を抱えた人々は俯いたまま足取りも重い。

海沿いの道は各所で分断。
もしくは瓦礫によって歩ける状態ではなかった。

前日の噂では、牧山トンネルの海側は、流された沢山の遺体が吹き溜まりのようになっていると聞いた。
それは杞憂だったが、通るのは決心が必要だったな～。

しかし、停電により真っ暗なトンネル内は、自転車に歩行者が沢山。
時より通る車の恐怖。

そして、点々とある毛布に包んである遺体。
数日はその状態のままだったな～。

無念の死の感じる暇もなかっただろうに。


震災時でた噂の真意はともかく、情報が無さすぎの日々だった。

うどん

最近、近隣にもうどん屋が増えたな～。
石巻だけでも、丸亀製麺・伊予製麺・はなまるうどん・・・・

麺好きにとっては、選択肢が増えるのはいいことだ。

出来れば稲庭うどんの店も出来たらな～。

石巻市中瀬周辺

萬画館の再オープン時うろうろしてみると、

中瀬に架かる内海橋は歪んだまま・・・・・別に架け替えるそう。

蔵を直している。


ハリスト正教会も復旧中。
これだけ見ると、復興・復旧が進んでいるようだが。


数件の建物はあったはず。
先端にはお社もあったはず。


川岸の洋服屋さんもこのとおり。

パチンコ屋も片付けただけ。

かつての賑わいは戻ってくるのかな～。
さびれたのは震災のせいだけでもないので、今の方が人は多い。

石巻市 日活パール

震災後、いち早く再開した日活パール。
旧市役所の近くにあり、かつては賑わいがあった界隈。
しかし、市役所の移転に中心商店街のシャッター通り化により、数件あった劇場もここを残すのみ。
震災数日後、このあたりの光景は忘れられない。



すっかり綺麗になったものの、人通りは少ない。
かつて盆と正月は「男はつらいよ」を観にきたものだ。


今では、成人映画専門館になり足も遠のいてた。

岡田劇場が津波で建物ごと流された現在、港町の風情を残す日活パール。

幕末この地に、吉田松陰も宿泊したという。

石巻市 文房四宝まつり

休日、石巻グランドホテルでのイベントに出かけてみた。
文房四宝まつり。

筆・紙・墨・硯

会場に入ると、墨の香り。

鈴鹿市の墨

石巻市雄勝の硯

鳥取市の和紙

熊野の筆


何とも言えない雰囲気だな～。

実演もあった。



筆と硯は実演中だったが、紙すきと墨は休憩中。

まったりした空気。