っとその前にまた昨日の記事の訂正をば…。インスくんのミュージカルで「ビーバー顔」と書いたつもりが「バービー顔」になってる。直しとかないと…。
「新大久保映画祭」で観た『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』という映画。実話らしいのですが…。
下記の地方に行けば、まだ映画館で観ることができます。私は行けないけど。
山形県 鶴岡まちなかキネマ 0235-35-1228 11/12~11/25
栃木 宇都宮ヒカリ座 028-663-4445 10/29~11/11
行けなくて興味がある方は 2017年1月11日(水)にブルーレイ& DVD 発売の予定らしい。
主人公のモデルとなったオム・ホンギルさんと登山家?アルピニスト?の野口健さんのスペシャルトーク映像ですが、野口さんは以前から韓国の有名な登山家のオム・ホンギルさんのう噂は知っていて、実際ヒマラヤで偶然?お会いしたことがあったらしいです。
スペシャルトーク
で、ご自身も何度も雪崩(なだれ)に巻き込まれたことがあるという野口さんが言っていました。「雪崩に巻き込まれるシーンはカメラマンさんが本当に雪崩に巻き込まれて録った映像だと思います。私が経験した時と同じ景色でしたから。」というようなことを。
映像美が綺麗で、とてもCGを使っているようには見えないのですが、空に突き出た岩の下にぶら下がったり、はしごを橋のようにして渡っている途中で落ちてぶら下がってしまうシーンとか、全員で滑落していき、みんな必死でピッケルを突き立てて氷の山を捕らえようとするその画がリアルすぎて、本当にドキュメンタリーかと思ってしまうほど。
メイキング映像を見ると実際に滑落シーンを撮ったのはヒマラヤではなさそうですが、臨場感ありすぎで、とにかく凄い!
最初私は、ドキュメンタリーでつまらなくて寝ちゃうかも…。って思っていたら…。
最初の辺りは以外にも結構、クスッとか、アハハっとか笑っちゃうシーンが幾つかあって、でも途中からは、何度か大泣きしてしまい、鼻が詰まっちゃって苦しかった~ぁ。
最初は学生気分の2人が、まるで数年の間に大人に成長したかのように、実際には撮影にそんなに何年も掛けていないはずなのに、学生の気楽さがすっかり抜けてしまっていたり、悪天候の中、自分の命も危ぶまれる状況の中でたった1人で救助に向かうのに…。
3人の遭難者のうち1人は遭難してすぐに別の山から写真に収めていたため位置が判っていたため、何とか遺体を埋葬することができましたが、救助に向かった1人と、最初に遭難した1人はとうとう見つからずじまい…。
アレ?これから観たいと思っている人にはネタバレしすぎですね。
私は若い頃に社会人のスキーとテニスの会に入っていて、5月だったと思いますが、立山アルペンルートが開通してから、両側を3mとか5mとかの雪の壁に挟まれた道路を通り抜け、春スキーに行ったことがありましたが、ちょっと経験のある人が「明朝、ご来光を見に行こう。」と言い出して、全く登山に興味もなく、行くつもりもなかった私はなんということもなしについ一緒に行くと答えてしまいました。
前日の春スキーはシャーベット上でしたが、夜の間に、その滑った後の凸凹のままカッチンコッチンに凍っていました。
その言いだしっぺのちょこっと経験のある人は、靴の裏に取り付けるアイゼンやピッケルを持っていっていましたが、素人の私達は普通にゲレンデで滑るスキーの装備のままでした。
プラスチックのスキー靴でその凸凹氷の道にもなっていないような雪山をまだ真っ暗な中、登っていきました。本当に怖かった。ヒマラヤに比べたら、公園の築山程度でしょうけれども、私は思わず大げさかもしれないけど「滑」「落」「事」「故」の新聞の見出し記事が頭に浮かびました。
結局ご来光には全く間に合いませんでしたが、それでも何とか頂上にたどり着きました。
家に帰った後、ニュースである雪山で滑落事故に遭った男性のことを取り上げていました。私は大げさかと思っていましたが、一歩間違えば、私達も滑落事故に遭っていたかもしれません。
知らないということはどれだけ恐ろしいことなのか。
もしも今度雪山の頂上をご来光のために目指すようなことがあったら、今度は絶対にただのスキー靴で登るなんてことはしません。というよりもう2度と御免です。真っ暗な中で完全に凍った雪山を登っていくなんて。
登山に全く興味がない人でもきっと観だしたら引き込まれてしまうと思います。
さて、最後の1本は今日書ききれるかな?終戦直後の頃を舞台にした日中合作映画『純愛 JUN-AI』。
最初私は、中国人男性と日本人女性の間の純愛なのかな?って思いっていましたが…。
なぁんだ日本人同士の純愛かぁ。って思ったのに…。
結局やっぱり中国人男性と日本人女性との純愛?
「史実に基づき、実話を元に作成したオリジナルストーリー」だということで、私は主人公がその体験した女性なのかと思って若い頃を別な女性が演じて、最後に実際に体験された、私の父と同年代くらいのご婦人が出てくるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
とにかく実話だとしたら、何て凄いストーリーなの?ってカンジ。誰も悪くない。中国人男性も。日本人女性も。日本人男性も。
でも1度外れてしまった歯車はもう2度とは元には戻れない?
『ひとつの映画で世界をつなぐ、「国際交流」映画プロジェクト』ということで、字幕は右縦に、出演者が日本語を話している時には中国語で、中国語で話している時には日本語で、下横には上の段に英語、下の段にハングルで出ていました。
私はこんなに字幕が並んだ映画は初めて観ました。
この映画を世界各国で上映しながら賛同者の協力を得て、中国などの子供の教育支援をしているそうです。
以前にも書きましたが、新大久保の駅を出て(改札を背にして)右に進むとコリアンタウン、左に進むと中国の方がたくさん住まわれているようですが、実際には、その他のいろんなアジアの国々の人々が新大久保には住んでいます。
あたかもアジアの縮図かのように。
新大久保は今、この「新大久保のアジア共生」ということを、在日コリアンの方々が中心になって、新しいコミュニティを形成していこうとしているようです。
そして新大久保映画祭はまさにその一環を成している?今年は「新大久保のアジア共生と社会的企業」というシンポジウムも開かれたようです。私も参加したいとは思っていましたが、時間が合いませんでした。インスくんのミュージカル出演の方が先にチケットを取ってしまっていて、新大久保映画祭は今年は去年、一昨年よりも大規模になったせいか、スケジュール公開がかなり直前になっていたので、参加できませんでした。
新大久保はそういったアジアンテイストが色濃い町でもあるため、欧米人にも興味をもたれるようで、今日の K-FOOD FESA にもチラホラ欧米系の方もいらしていました。
新大久保映画祭は今年で3回目だそうで、そうとも知らず、私は初年度から連続参加させていただいていました。もちろん来年も開催されればまたできるだけ参加したいと思っています。
韓流ファン、K-POPファンではない私は知ってる俳優さんなども殆どいないため、観たい映画というよりも私のスケジュールに合映画を観てきましたが、「この映画はハズレだった」と思ったことがありません。
最初に「日韓交流おまつり」や「新大久保映画祭」のことを知ったのも「ヘイトスピーチ」が新大久保で頻繁に行われていた。ということを知って、何か私にできることはないか、と思って月に何回も新大久保に通っている間に、町に張られたポスターで知ったもの。
本当にこの2つのイベントを知ることができて良かったと思っています。来年も、再来年も、そのまた先もずっとずっと続いていくことを願っています。
「新大久保映画祭」で観た『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』という映画。実話らしいのですが…。
下記の地方に行けば、まだ映画館で観ることができます。私は行けないけど。
山形県 鶴岡まちなかキネマ 0235-35-1228 11/12~11/25
栃木 宇都宮ヒカリ座 028-663-4445 10/29~11/11
行けなくて興味がある方は 2017年1月11日(水)にブルーレイ& DVD 発売の予定らしい。
主人公のモデルとなったオム・ホンギルさんと登山家?アルピニスト?の野口健さんのスペシャルトーク映像ですが、野口さんは以前から韓国の有名な登山家のオム・ホンギルさんのう噂は知っていて、実際ヒマラヤで偶然?お会いしたことがあったらしいです。
スペシャルトーク
で、ご自身も何度も雪崩(なだれ)に巻き込まれたことがあるという野口さんが言っていました。「雪崩に巻き込まれるシーンはカメラマンさんが本当に雪崩に巻き込まれて録った映像だと思います。私が経験した時と同じ景色でしたから。」というようなことを。
映像美が綺麗で、とてもCGを使っているようには見えないのですが、空に突き出た岩の下にぶら下がったり、はしごを橋のようにして渡っている途中で落ちてぶら下がってしまうシーンとか、全員で滑落していき、みんな必死でピッケルを突き立てて氷の山を捕らえようとするその画がリアルすぎて、本当にドキュメンタリーかと思ってしまうほど。
メイキング映像を見ると実際に滑落シーンを撮ったのはヒマラヤではなさそうですが、臨場感ありすぎで、とにかく凄い!
最初私は、ドキュメンタリーでつまらなくて寝ちゃうかも…。って思っていたら…。
最初の辺りは以外にも結構、クスッとか、アハハっとか笑っちゃうシーンが幾つかあって、でも途中からは、何度か大泣きしてしまい、鼻が詰まっちゃって苦しかった~ぁ。
最初は学生気分の2人が、まるで数年の間に大人に成長したかのように、実際には撮影にそんなに何年も掛けていないはずなのに、学生の気楽さがすっかり抜けてしまっていたり、悪天候の中、自分の命も危ぶまれる状況の中でたった1人で救助に向かうのに…。
3人の遭難者のうち1人は遭難してすぐに別の山から写真に収めていたため位置が判っていたため、何とか遺体を埋葬することができましたが、救助に向かった1人と、最初に遭難した1人はとうとう見つからずじまい…。
アレ?これから観たいと思っている人にはネタバレしすぎですね。
私は若い頃に社会人のスキーとテニスの会に入っていて、5月だったと思いますが、立山アルペンルートが開通してから、両側を3mとか5mとかの雪の壁に挟まれた道路を通り抜け、春スキーに行ったことがありましたが、ちょっと経験のある人が「明朝、ご来光を見に行こう。」と言い出して、全く登山に興味もなく、行くつもりもなかった私はなんということもなしについ一緒に行くと答えてしまいました。
前日の春スキーはシャーベット上でしたが、夜の間に、その滑った後の凸凹のままカッチンコッチンに凍っていました。
その言いだしっぺのちょこっと経験のある人は、靴の裏に取り付けるアイゼンやピッケルを持っていっていましたが、素人の私達は普通にゲレンデで滑るスキーの装備のままでした。
プラスチックのスキー靴でその凸凹氷の道にもなっていないような雪山をまだ真っ暗な中、登っていきました。本当に怖かった。ヒマラヤに比べたら、公園の築山程度でしょうけれども、私は思わず大げさかもしれないけど「滑」「落」「事」「故」の新聞の見出し記事が頭に浮かびました。
結局ご来光には全く間に合いませんでしたが、それでも何とか頂上にたどり着きました。
家に帰った後、ニュースである雪山で滑落事故に遭った男性のことを取り上げていました。私は大げさかと思っていましたが、一歩間違えば、私達も滑落事故に遭っていたかもしれません。
知らないということはどれだけ恐ろしいことなのか。
もしも今度雪山の頂上をご来光のために目指すようなことがあったら、今度は絶対にただのスキー靴で登るなんてことはしません。というよりもう2度と御免です。真っ暗な中で完全に凍った雪山を登っていくなんて。
登山に全く興味がない人でもきっと観だしたら引き込まれてしまうと思います。
さて、最後の1本は今日書ききれるかな?終戦直後の頃を舞台にした日中合作映画『純愛 JUN-AI』。
最初私は、中国人男性と日本人女性の間の純愛なのかな?って思いっていましたが…。
なぁんだ日本人同士の純愛かぁ。って思ったのに…。
結局やっぱり中国人男性と日本人女性との純愛?
「史実に基づき、実話を元に作成したオリジナルストーリー」だということで、私は主人公がその体験した女性なのかと思って若い頃を別な女性が演じて、最後に実際に体験された、私の父と同年代くらいのご婦人が出てくるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
とにかく実話だとしたら、何て凄いストーリーなの?ってカンジ。誰も悪くない。中国人男性も。日本人女性も。日本人男性も。
でも1度外れてしまった歯車はもう2度とは元には戻れない?
『ひとつの映画で世界をつなぐ、「国際交流」映画プロジェクト』ということで、字幕は右縦に、出演者が日本語を話している時には中国語で、中国語で話している時には日本語で、下横には上の段に英語、下の段にハングルで出ていました。
私はこんなに字幕が並んだ映画は初めて観ました。
この映画を世界各国で上映しながら賛同者の協力を得て、中国などの子供の教育支援をしているそうです。
以前にも書きましたが、新大久保の駅を出て(改札を背にして)右に進むとコリアンタウン、左に進むと中国の方がたくさん住まわれているようですが、実際には、その他のいろんなアジアの国々の人々が新大久保には住んでいます。
あたかもアジアの縮図かのように。
新大久保は今、この「新大久保のアジア共生」ということを、在日コリアンの方々が中心になって、新しいコミュニティを形成していこうとしているようです。
そして新大久保映画祭はまさにその一環を成している?今年は「新大久保のアジア共生と社会的企業」というシンポジウムも開かれたようです。私も参加したいとは思っていましたが、時間が合いませんでした。インスくんのミュージカル出演の方が先にチケットを取ってしまっていて、新大久保映画祭は今年は去年、一昨年よりも大規模になったせいか、スケジュール公開がかなり直前になっていたので、参加できませんでした。
新大久保はそういったアジアンテイストが色濃い町でもあるため、欧米人にも興味をもたれるようで、今日の K-FOOD FESA にもチラホラ欧米系の方もいらしていました。
新大久保映画祭は今年で3回目だそうで、そうとも知らず、私は初年度から連続参加させていただいていました。もちろん来年も開催されればまたできるだけ参加したいと思っています。
韓流ファン、K-POPファンではない私は知ってる俳優さんなども殆どいないため、観たい映画というよりも私のスケジュールに合映画を観てきましたが、「この映画はハズレだった」と思ったことがありません。
最初に「日韓交流おまつり」や「新大久保映画祭」のことを知ったのも「ヘイトスピーチ」が新大久保で頻繁に行われていた。ということを知って、何か私にできることはないか、と思って月に何回も新大久保に通っている間に、町に張られたポスターで知ったもの。
本当にこの2つのイベントを知ることができて良かったと思っています。来年も、再来年も、そのまた先もずっとずっと続いていくことを願っています。